これはやっぱり第3.5世代?:PENTAX K-5
K-5 引退しました.今回はキタムラに売却したりせず,このまま持っておこうと思っています.2代前モデルで下取り価格が全然期待できないということもありますが...一番の理由は,『ペンタックスの名機のひとつ』であるからです.*istD とともにコレクションの一つとしたいと思っています.
K-5 で不満なことは,私の場合,ほとんどありませんでした.しいて言うと,“fake focus”だったでしょうか? 純正レンズでも社外レンズでもそうでしたから,どうも始末に負えませんでした.これが K-3 で改善されていることを切に望みます.
総撮影枚数は,4万6千枚ちょっとでした.今までのカメラで4万枚超えたものはないので,長く愛用することができたなぁと思います.ここから RAW 保存ファイルとして残ったものが3万1千枚,現像して JPEG になったものが8千枚ちょっとです.
あと,バッテリーあたり撮影枚数の平均は 2151 枚でした.平均で2千枚超えというのは,マクロでMF多用するようになったことを差し引いても実にすばらしいです.おそらく K-3 はこうはいかないでしょうね.
(2013/11/02)
(2013/10/26更新)
※ あれこれ雑記 ※
(更新:2013/05/28)
※ K-5 の Pros and Cons ※
(更新:2011/07/06)
注) 私は,ライブビュー撮影・ビデオ撮影・三脚撮影・長秒撮影,は(極めて稀なケースを除いて)まったく行わない,要するに snap-shooting ユーザです.したがって,下の K-5 の評価軸にはそれらの要素がまったく含まれていないことをお断りしておきます.
【Pros】
・MarkII(/s) 買わない宣言
K-5II(/s) 発売から約2ヶ月,特に IIs の評判や実写サンプルを注意深く見てきましたが,結局『買わない』ことに決めました.K-7 持ちだったら即買いしたかもしれませんが...
その理由は以下の通りです.
・IIs のローパスレスの効果が思ったほどではない.処々の比較サンプルを見ても,違うときは確かになんか違うが,違わないときはほとんど違わない,という感じ.レンズにも寄るのかも....いずれにせよこれだと,あえて10万円以上のの出費をするメリットは感じられない.
・暗所AFとかではなく,私が一番弱点として感じている fake focus が SAFOX X で改善されているかはっきりしない.おそらく変わらない?
・測距点の増加など,ペンタAFの弱点に関する改善策が見られない.
・その他の改善点がない.特に UHS-I 対応やLVの強化など.
...ということで,出るかどうかは分からないけど,次期APS-Cハイエンド(K-3??)の登場を期待して,無印 K-5 でもう少し頑張りたいと思います.(注:フルサイズ機にはまったく期待してないし出ても買う気はありません)
(以上,2012/11/10)
・MarkII(/s) 発表
先日,K-5 の後継機? MarkII/IIs が発表されました.筐体が同じなのはまあ当然としても,それ以外の機能・改善点がほとんどないのには,がっかりしました.
これは例によって PENTAX DSLR の世代変遷を勝手にまとめたものですが,今回のアップグレードは見事に AF ユニットだけです.AFセンサの感度アップや F2.8光束への対応は良いとしても,相変わらずの11点測距点ではゾーン測距は難しいでしょう.今回 SAFOX X と名乗っているので,(Mac OS X みたいに :-p)画期的な進化を期待していたのですが,そうはいかなかったようです.
私の K-5 もそろそろ3年目に入るところで,撮影枚数も3万枚を越えようとしているので,なんとなく買い替えの時期かな?と思っているのですが,MarkII にはどうも食指が伸びません.ローパスレスの IIs もいいのですが,同じ1600万画素では,どうなんだろう?という気もします.実際に使ってみてローパスレスの弊害だけが目立つようでは元も子もないし...
フルフレーム機は私は(レンズみな買い替えになるし)全然期待していませんが,“第4世代”の APS-C ハイエンド機にはやはり期待しています.それがいったいいつになるのか?出るのか出ないのか...?
(以上,2012/09/13)
・いまのところ...
昨日,短時間ですが,K-5 を外に持ち出してテスト撮影をしてきました.いまのところは,『so far, so good』というところです.K20D ⇒ K-7 のときに感じたような大きな違和感はまったくなく,すんなり移行できそうです.
高感度ノイズは期待通りですが,私の視点はあくまでも『RAWノイズ』なので,巷に溢れてきている各種作例では評価できません.自分で評価するしかないわけですが,大体の感触としては K-5 の ISO1600 が K-7 の ISO400 と同等かな?という感じです.もちろん悪くはありません.
AFですが...あんまり変わらないですね.やっぱり K-5 は K-7 の進化形 3.5世代,というのがとりあえずの実感です.
傷だらけの K-7 は,2ヶ月程度 K-5 の様子を見た上で叩き売ることになるでしょう.(付記:その後 K-5 に何の不安も違和感も感じなかったため,10/30, K-7 は売却してしまいました.)
(以上,2010/10/18)
・届きました,K-5
ということで,発売日が大方の予想(10/29)よりも2週間も早まってしまい,届いてしまいました.K-7 とのお別れの心の準備も整っていないので,なにか複雑な気持ちです.
さっそくあれこれテストしたいところなんですが,明日は休日出勤(涙).とりあえず,2,3枚シャッター切っただけで,やめときます.レポートや感想は,おいおいと.
(以上,2010/10/15)
・まだ第3.5世代? K-5
突然 K-5 のページが出来てしまいましたが,もちろんまだ買ってもいないし,触ってもいません(当たり前).9/21午前に正式発表があり,その前にいろいろなリーク情報を見ていたわけですが,あらためてスペックシートを見て,まあ買うしかないだろうと,ヨドバシで予約可能になった時点ですぐに予約しました.
その後,DPReview のスペックシートには誤りがあって,連写バッファは実際には RAW でたった8枚だとか,そもそも RAW には 14bit しかないとか,いろいろな見込み違いはありましたけど,予約取り消しまではいたっていません.
なんといっても SONY 16M CMOS の高感度特性に期待するところが大きいわけですが,それ以外に,AFシステムが SAFOX IX+ になったという点にもかすかな期待をしています.なにしろAFセンサの光学系を一新したということなので...私はもともと PENTAX の AF の速度や精度にはまったく不満を持っていませんが,K-7 の項に書いた AFの“解像度”には大きな不満を持っています.それがもしかして改善されているのではないかとかすかな期待を.
この期待が外れたら,K-7 から大きな進化があったわけではなく,中途半端な 3.5世代ということだったと中程度のズコーになると思いますが,捨てるほどにはならないでしょう.
しかしもし万が一にも当たったら,この K-5 は晴れて『第4世代』に格上げされ,もうぼろぼろの K-7 はすっきりとキタムラにドナドナできると思います.
さて,発売まであと1ヶ月あまり,いったいその結果は??
(以上,2010/09/23)