ついにデジタル一眼:PENTAX *istD
短い現役復帰生活のあと,K20D 登場で今度こそほんまにほんまの引退.マウントキャップかぶせられて保管庫の中で静かな余生を...m(__)m
(2008/03/09)
>長らくご苦労様.
...なんて書いていながら,なんと *istD,半年間のブランクのあとに現役復帰してしまいました.
詳細は,レンズの FA35mm のページにて.
(2007/05/17)
K10D が手に入ったら,*istD はサブに,なんて考えていたんですが...やっぱりというのか,K10D にも使うんだと DA16-45mm 外してマウントキャップ付けた瞬間,そのまま事実上の“自然引退”ということになってしまいました.
2003/09/06 に初めての一眼デジタルとして入手して以来,3年3ヶ月,撮影枚数は 26,750 枚でした.長らくご苦労様.時々はシャッター切ってあげるからね.> *istD
(2006/12/06)
(2007/07/08更新)
※ あれこれ雑記 ※
(更新:2008/01/26)
※ *istD の pros and cons ※
(更新:2007/05/19)
【Pros】
・*istDというデジカメ
CASIO QV-4000は400万画素コンパクトデジカメとしては非常に良くできたデジカメだったと思います.しかし使い込むにつれて,画像処理に起因するいわゆる“artifact”や不可解なボケが,やはり我慢できなくなってきました.
そのほかの不満点としては...『3倍までのズーム』『AFの遅さ』『ダイナミックレンジの狭さ』などがあります.これらはいずれも一眼デジタルで解消されるだろうと考えるようになりました.
私は,コンパクトデジカメを購入する前は銀塩一眼レフユーザで,PENTAX Z-1 を使っており,交換レンズも 28-105mm, 70-210mm, Macro 50mm と3本を所有していました.それらはコンパクトデジカメ購入後一度も使用することはありませんでしたが,手放すことはなく引き出しの中に眠っていました.そのからみで,『ペンタックスからデジタル一眼が発売されないかな...?』と思うようになっていました.
もっともそれは,持っているペンタックス交換レンズに縛られていたわけではなく,実はキャノンでもニコンでもレンズごと新規購入の覚悟はできていました.しかし...カメラ店で 10D, D100 などの実機を見るたびに,『あの大きさ』には正直萎えました.某海外サイトでは“huge brick”という表現も見たことがありますが,手の大きい外国人でもそう思うんですからね...
こんな状況のところに,ペンタックスから『世界最小・最軽量』のデジタル一眼 *istD の発売がアナウンスされたときは,もうこれしかないと思い即予約しました.入手はジャスト発売日(9/6)でした.
・一般的な画質について
*istD の画質については,ネット上でもいろいろ言われているようです.私も正直言うと,はじめて *istD の画像をPC上で確認したときは,『なんじゃぁ,これはぁ!』と思いました.コントラストは低めだしシャープさに欠けており,QV-4000 の“切なくなるような絵”とはかけ離れたものでした.上に書いたレンズとの相性もあいまって,『大変な失敗をしてしまったのでは??』と落ち込んだのは事実です.
しかし...写真を積み重ねていくにつれて,そうではないことがだんだん分かってきました.要するに,コンパクトデジカメの『一見きれいな(しかし実は画像情報を失っている)絵』に慣らされていただけというか.
今は,*istD の絵は,ユーザに選択肢を十分残した豊かな情報量を持った絵,として見ることができるようになりました.このへんの詳細は,上のリンクページにて.
(以上,2003/09/28)