熱ノイズについて
*istD 発売即購入からもうすぐ3年.いろいろなところの“耐久性”が気になる頃です.一番不安なのは寿命が3万回とも5万回とも言われるシャッターユニットなんですが...そのほかにもこんなのが.
これは,ちょっとテストということで,ノイズリダクション設定をオフにして,2秒という長時間露出をしてみたものです.夜景でもないし,こういう大きさで見るとなんとも思いませんが,左端の部分を拡大して見ると.
こんな具合に,CCD熱ノイズがはっきりと現れています.このこと自体は当たり前で,何の問題もありません.しかし,何回かテストしてみると,ノイズの発生するところはランダムではなくて,特定の同じところなんですよね.こういうのはホットピクセルの前兆だという話もよく耳にします.
いまのところ,1/60s とか普通のシャッター速度ではまったく何も見えてないので,大丈夫だと思います.また,ノイズリダクションの原理を考えてみると,少なくとも撮影直後のダークフレーム取得時には,同じところから熱ノイズが発生しているわけなんで,別に問題ないのかなという気もする...さて,これからどうなるんだろう?
ところで関係ない話ですが,さすがのタム28-75もこのくらい拡大して見ると,はっきりと色収差が出ているものなんですね.(^^;
(以上,2006/08/22)