豊浜トンネル崩落事故斜面

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1996年2月に発生した国道229号線豊浜トンネル崩落事故は20名の犠牲者を出し,社会と自然災害との関わりを捉える上で,さらには道路行政についても大きな転換点となった.写真は事故から5年後に海上から崩落斜面を撮影したもので,既に別線トンネルが完成し旧抗口は盛土で埋められて閉鎖されている.事故の要因は海岸急崖の岩盤に内在する割れ目の進展によるものであったが,その危険性の察知は現在の管理手法でさえも困難なものだったと思われる.2001年6月撮影.北海道古平町旧豊浜トンネル抗口.

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