蝦夷層群の中に不整合が存在することは『崩れ沢の不整合』で既に紹介したが,この写真はその不整合面そのものの切断研磨サンプルである.下部の暗緑色部が白亜紀付加体の変成玄武岩で,その上位に蝦夷層群中部層準基底部の礫質砂岩が載っている.不整合面は変成玄武岩中の割れ目系に規制されて鋸歯状になっている.礫はおもに変成玄武岩であるが,片状珪質岩などを含む.円磨度が高いものが多く,白色の炭酸塩鉱物脈が浸透している.砂質基質は淘汰度が比較的良い.1億年前の海浜(岩石海岸?)で堆積した浅海性砂岩ということになる.森谷明博氏採集.新ひだか町春別川上流崩れ沢.
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