玄武岩質溶岩中の柱状節理は特に珍しいものではない.この露頭では遠目には上下に二つのユニットがあるようにも見える(写真上)が,近接して観察すると,冷却あるいはフロー・ユニット境界のようなものは認められない(写真下).おそらく柱状節理が上に凸形態で湾曲していて,上部の緩傾斜部と下部の急傾斜部が二つのレイヤーのように見えているものと推測される.2009年6月撮影.北海道乙部町鮪(しび)ノ岬.
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