ちりめんじわ褶曲

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“ちりめんじわ褶曲” は,密に発達した変成片理が座屈褶曲を受け,その褶曲軸が片理上にシワ状の構造(crenulation)を示すというものである.写真は片理面方向を見たものなので,そのシワは見えていない.軸面劈開に沿って石英脈が浸透しているが,それ自体もプティグマティックな変形を受けている.おそらく多ステージの変形を受けているものと推察されるが,詳細は理解していないので省略する.博物館前の法面に並べられた飾り(?)岩塊を撮影したもので,その由来は不明であるが,町内に分布する神居古潭変成岩類のものであろう.2004年4月撮影.北海道むかわ町穂別博物館前.

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