釧路湿原は日本一の面積を持つ湿原で,ラムサール条約の対象ともなっている.約6千年前の縄文海進による海面上昇で内湾状になった部分(古釧路湾)がその後の海退で砂丘・砂嘴によって海域から切り離され湿原となった.湿原東側ほど標高が低く,その中を釧路川が蛇行して流下している(写真上).やや標高の高い湿原西側では,植生の異なる高層湿原が発達している(写真下).2019年6月・2018年8月撮影.釧路町細岡展望台・鶴居村温根内.
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