摩周カルデラ

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摩周湖は,屈斜路カルデラの東縁部に位置するカルデラ湖である.カルデラ形成噴火は約 7,000 年前.長径は約 7 km で,カルデラ東側外輪山上に約 4,000 年前に噴火した摩周岳(カムイヌプリ)がある(写真上).その右奥に見えるのは西別岳.カムイヌプリの頂部は直径 1.3 km の巨大な火口となっている(枠内写真).摩周湖の中央部には小さなカムイシュ島があるが,これは溶岩円頂丘の頂部が湖面上に出ているものである.北方を見ると,知床半島(=千島火山弧)の基部とも言える斜里岳(1547 m,写真下・左側),その右に標津岳(1061 m)が見える.第3展望台から2019年9月撮影.枠内写真は第1展望台から.弟子屈町摩周湖.

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