私的・北海道地質百選
『クッタラ・カルデラ』


ジェット旅客機の窓から撮影した冬の倶多楽湖.2005 年 12 月撮影.

 倶多楽(くったら)湖は,直径約 3 km,湖面の海抜 258 m,最大深 148 m の比較的小さなカルデラ湖である.ほぼ円形をしており,流入・流出河川がともにないという特徴がある.

 旅客機の窓から見ると,そのお釜のような姿には,感動させられる(右写真).カルデラが生成したのは,約 4万年前と考えられている.


白老町瑞穂付近から撮影したクッタラ・カルデラの外輪山.左側の一番高い部分が窟太郎山.一番右の鞍部のように見えるあたりが,倶多楽湖の東端になる.2010 年 5 月撮影.

 平地から見あげると,当然であるが倶多楽湖の湖面は見えず,外輪山もそれほど特徴的な山容を示していないので,予備知識がない限り,その存在に気づくのは難しい(上写真).


登別市登別漁港周辺に分布するクッタラ・カルデラの噴出物.2010 年 5 月撮影.

 クッタラ・カルデラからの噴出物は,ポンアヨロ~登別漁港~蘭法華(らんぽうげ)岬にかけての海岸でよく観察することができる(右写真).

 下部に,特徴的な強溶結の火砕流堆積物(Kt-3)がある.露頭最上部の成層したテフラは支笏起源のもので,その下位にクッタラ起源の降下軽石堆積物がある.


既存の指定など

(なし)


所在地

白老町 倶多楽湖.
 ※ 撮影地点:カルデラ外輪山.カルデラ噴出物.


サイトの状態:


参考文献

(なし)


関連サイト



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