南部北上古生層中のデボン系中里層の上部は泥岩砂岩の互層からなり,三葉虫などの化石を産出する.時代は前期~中期デボン紀(約3億9千万年前)と考えられていた.写真はその層準に見られるソールマークで,やや変形したグルーブキャストである.南部北上帯古生層中にソールマークが観察されるのはかなり珍しく,研究者の間では有名であった.最近になってこの層準に近い場所から植物胞子化石が発見された(Mahar et al., 2024).その時代は前期デボン紀(約4億年前)で『日本最古の陸上植物化石』として注目されている.1980 年代撮影.岩手県大船渡市大森.
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