マクロ撮影

 定番の500円硬貨撮影で LF1 のマクロ機能を確認してみましたが,二つの大きな問題があることがわかりました.

 まず,TZ20/30 でやっていたようにズーム2倍でAFマクロにしてみたのですが,なんと最短撮影距離が 0.1m ではなく 0.3 m になってしまうのです.これでは,マクロにはなりません.そこで,撮影距離が 0.1 m になるギリギリの倍率を探ってみると,焦点距離 42 mm相当でした.つまり,ズーム1.5倍ということになります.こんな感じです.

・全体縮小


 さすがにズーム2倍に比べると,500円玉でも視野の中で大きく見える,というマクロの感じがしません.ピクセル等倍で見てみると...

・等倍クロップ


 これ自体は素晴らしいですね.シャープさ・描写も含めて,ちょっと塗り絵っぽい(ISO 200)感じがしますが,画質には文句ありません.

 そこで,ワイド端28mm相当で撮影距離 0.03 m で撮ってみたら,そこにはさらに大きな問題が...

・全体縮小


 さすがにマクロらしく大きく写っていますが,なんだか写真の周辺が....?

・硬貨右下部の等倍クロップ


 これでは使い物になりませんね...orz レンズ収差なのか像面湾曲なのか,はたまた 0.03m 近接マクロの宿命なのかは私には何とも判断しかねますが.
 ちなみに,中央部は,それなりの画質なのが一抹の救いです.

・中央部の等倍クロップ

(2014/01/11)


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