1/1.7 センサーの画質は...?:Panasonic Lumix DMC-LF1


※ Lumix LF1 ギャラリー ※ 

(2016/06/18更新)
(更新停止)


・Lumix LF1 を買った理由

Lumix TZ30 は,確かに TZ20 の画質を越えていました.しかし...それだけでした.1/2.3 inch センサーの限界というのか,高倍率ズームレンズの光学的性能なのかはわかりませんが,ピクセル等倍では最低感度でもザラザラの状態に加えて像はボケボケ,それは縮小画像にも明瞭に影響を与えていました.そのへんは,“コンデジだからね”という excuse で自分を納得させようとしていたのですが,やっぱり限界でしたね.
 そこで当然というか,『もう一段センサーサイズの大きなコンデジを』という方向性に向かっていったわけです.とはいえ 1 inch とかそれ以上のサイズになると,レンズの大きさとか(値段とか),私のコンデジ撮影スタイルにまったくマッチしませんので,最近3〜4万円台で買えるようになっている 1/1.7 inch を狙ってみたわけです.そこでネックになったのは,“ズーム倍率”と“レンズバリアの有無”でした.MX-1 とか SZ-2 あるいは S120 あたりをいろいろと調べてみると,みんなテレ端は 110-120 mm相当どまりで,レンズにはバリアがなくキャップの着脱...クルマの中からさっと撮る私に,それはちょっとなぁ.そう思っているうちに某カメラ雑誌で Lumix LF1 の存在を知りました.まったく目に入ってなかったんですよね,この機種.200 mm相当までの7倍ズームでレンズバリア付き,即決めてしまいました.





 色は海外仕様とは違ってブラックのみです.ホワイトには興味がないので,全然かまわないですが.これ見ると,とにかくコンパクトなのがわかります.なんちゃってEVF搭載でありながらボディの厚みは非常に薄いです.TZ系と違ってなかなか洒落ています.グリップがないのが気になりましたが,量販店で実際に触ってみたら特にデメリットとは感じられませんでしたので.

 さて,1/2.3 inch機種への不満は LF1 で解消されるのか? まだ分かりません.不安と期待が入り混じっています.TZ30 のところでも書きましたが,自分で買って確かめてみないとほんとうのところは分かりませんからね...

(2014/01/11)


以下,記事は新しいもの順です.


・バッテリーの持ち 

 デジカメでは常に気になるバッテリーの持ちですが...初回交換で 405枚でした.まあまあ素晴らしい結果だと思います.このくらい持てば十分です.

 ただし,USB充電は,やはり私のようなスペアバッテリー派には面倒くさいですね.一度交換したバッテリーを取り外して空になったバッテリーを装着して充電,終わったらまたバッテリーを入れ替える...どうにかならんもんかと思うのですが,バッテリーチャージャーがオプションにもないという LF1 では,こういう運用しかないみたいです.まあ慣れるしかないですね.

(2014/01/17)


・高感度ノイズ 


・デジタルズーム


・写真四隅の画質


・マクロ画質


・開放F値

 ワイド端開放は F2.0 とけっこう明るいレンズですが,テレ端開放は F5.9 と平凡です.というか焦点距離を考えると暗めかな...? 各焦点距離と開放 F値の関係は自分で調べるのはめんどくさくてね,と思っていたら,某2ちゃんねるで数字を見つけました.以下の通りです.

28 mm F2.0
35 mm F2.4
50 mm F3.3
70 mm F4.2
90 mm F4.7
135 mm F5.5
160 mm F5.6
200 mm F5.9

 50 mm相当で F3.3 というのは,TZ 系と比べるとまあまあなのかな?という気がします.

(2014/01/11)


・レンズの繰り出し

 まずは恒例のレンズ繰り出し確認画像です.上がワイド端,下がテレ端.




 すぐ気付くのは,ワイド端とテレ端の繰り出しの差がかなり小さいことです.しかし,TZ 系に比べて,電源オンオフ時の繰り出し・収納スピードは若干遅くなったような感じがします.また撮影中のズーム速度は,明らかにかなり遅いです.ズーム倍率が小さくなっているのになんでかな?と不思議です.

(2014/01/11)


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