タムロン SP AF 24-135mm f3.5-5.6 AD As




 *istD 購入後,最初に購入したレンズです.といっても箱なしの中古なんですが.しかしまあ,かっこ悪いですね.太すぎるし,ゴールドのラインもぜんぜん *istD にはマッチしてない.上から見ると,*istD がワイルドに見えてしまうほど太い.根元がきゅっと絞られてるので,これはこれで迫力あって悪くないけど.



 テレ側ではこんな感じで,けっこう伸びます.太くて短いのが2段ロケットでグーンと伸びるので,なんかへんな感じ.(^^; テレ側にズームすると,周りの人から,お?!と視線を向けられるときがよくあります.



 デザインはおいといても,なによりこの *istD とこのレンズとの“相性”がまったく分からない.とにかくダメモトで装着してみたのですが,FA28-105mm のようなフレア?はまったくなく,そこそこの絵を出してくれたので,とりあえずこれで行こうということになり,3本の純正レンズは Z-1 といっしょに売り払ってしまいました.おそらくデジタル専用の DA レンズで 24-90 とか 24-135 が出てきたら,即買い換えることになるんでしょうけどね...

(以上,2003/09/28)(2005/03/19修正加筆)


* 以下,記事は新しい順

 このレンズ,状況によってはいわゆる“二線ボケ”が目立つことがありました.少なくともボケがきれいな方ではなかったと思います.



 もちろんこれは写真全体に対してこんな大きさで出るわけではなく,写真の一部をトリミングしたものですが,けっこうすごいですよね.もちろん,常にこういうボケが出るわけではなくて,被写体や絞りなどによるんだとは思いますが,28-75mm ではこんなボケに遭遇したことはありませんね.

(以上,2005/09/14)


 ずっと前から少し気になっていたんですがこの24-135mm,テレ端で絞られてないと,写真右側の“片ボケ”が気になる場合があります.フォーカスしている注目物が中央付近にあって背景はボケている...というケースではもちろん気になりませんが,遠景写真で画面全体が同じようなディテールの場合には,かなり目立つ.



 こんな感じです.テレ端開放f5.6.左側ももちろん流れているというか多少ボケていますが,それにしても右側は限度越えているというか...それとも“こんなもの”なのかな??

 DA50-200mm 購入で,この 24-135mm の役割はひとまず終わったわけですが,捨てる・売却するのももったいない.キタムラに売り飛ばしても6千円くらいにしかならないでしょう.
 なによりこれは,『私と *istD との出会いの日々を担ってくれた』(^^; 思い出のレンズ.それに,私の持っている・持っていたものの中で『一番値段が高くてズームレンジが一番広い』レンズですからね.

 ということで,タムロンにオーバーホール・調整に出そうかと考えています.ズームリングも少し渋くなっているし.で,タムロンに問い合わせてみたら,料金見込み1万円.さてどうするかな...

(以上,2005/06/19)


 最近,タムロン28-75mm f2.8 XR Di [A09]が非常に気になっています.ズームとしては例外的に画質が良いという評判もそうですが,やはり f2.8通しという明るさが...
 で,24-135mm の開放絞りは焦点距離によってどうなのかということが知りたくて,チェックしてみました.

  24 mm f3.5
  28 mm f4.0
  35 mm f4.0
  40 mm f4.5
  50 mm f4.5
  70 mm f5.6
 100 mm f5.6
 135 mm f5.6

 なんとまあ,f3.5 って 24-28mm の間だけだったんですね.せめて 35 mm までかと思ってたんですが.これ見ると,70 mm では,28-75mm A09 と2絞りも違ってるんですね...シャッター速度にすると4倍相当か.

 もうすぐ出るはずの 18-200mm でもこんな感じだろうし,やっぱり A09 買っとこうかな? (^^;

(以上,2005/03/04)


 またもや,ちょっと思い立って,タムロン24-135mm のマクロ撮影はどうなんだろう?とテストしてみました.

 フォーカスはオートで,テーブルの上に置いた10円玉を,テレ端135mmでフォーカスインジケータの出る最大限まで寄せて撮影しました.夜の居間で手持ちなので,ISO を 1600 に増感しています.これで,シャッター速度 1/40s,絞り 5.6(開放)です.白熱灯下での撮影なので,AWBでは異様にオレンジがかってしまいましたので,それだけレタッチしています.1枚目が全体の縮小画像,2枚目が中央部のピクセル等倍切り出しです.




 なかなかの結果です.等倍画像でなんかエッジがきついように見えるのは,全体写真見るとお分かりのように,上の照明が映りこむ角度だったためかと.それにこれは,とても ISO 1600 とは思えない...

(以上,2004/12/28)


 ちょっとチャンスがあったので,*istD と *istDs,タムロン24-135mm とシグマ18-50mm f3.5-5.6 の画質クロスチェックをしてみました.天気が悪くて遠景でのチェックが不可能で,条件の悪い部屋の内部撮影になってしまいましたが.

 で,その結果ですが...まったく(少なくとも私には)不思議な結果になりました.





 というように,二つのカメラと二つのレンズで,焦点距離24mmで計4つの組み合わせで撮影し,その中央部と右下隅の画質をチェックしました.絞りはどれも f4,シャッター速度は 1/50 程度です.10枚程度連写して,その中から手ブレしていないものを選びました.上が写真中央部,下が右下隅です.どちらもピクセル等倍の切り出しですが,画質を損なわない程度にリサイズしています.画質が良かった順番に並べると...

*istD + Sig18-50 > *istD + Tam24-135 > *istDs + Sig18-50 >> *istDs + Tam24-135

...という結果です.もっともこれは右下隅での画質評価で,中央部はあまり差がありませんでした.
 特に,*istDs + Tam24-135 での画質はまったく納得いきません.右下隅のを見ると,左右にわずかに手ブレしているようにも見えますが,中央部見るとそうでもないし(スピーカの赤色LEDとか)...本体でもレンズでも,どちらの単独の問題でもなく,“相性”としか言えないものがあるようにも思えます.まあ,*istD + タムロン24-135mm の画質が,巷でシャープという定評があるシグマ18-50mm相手に健闘しているというのは心休まりましたが.(^^;

 まあ,それほど厳密なテストをしたわけでもないし,あくまでも参考程度に考えてください.

(以上,2004/12/23)


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