ファインシャープネス


 K20D で新たに搭載された“ファインシャープネス”というのが,どうもぴんと来ません.マニュアルには『「ファインシャープネス」は、輪郭の線をより細く繊細に表現するので、髪の毛などの描写に適しています。』となっていますが,通常のシャープネスとどう違うのか?

 ということで,レースカーテンを 75mm で撮って,そのハイコントラスト部とローコントラスト部がシャープネスの設定でどう違って見えるのかを比較してみました.

・シャープネス±0


・ノーマルシャープネス+1


・ファインシャープネス+1


 これ見る限り,私は誤解していたようなのですが,ファインシャープネスというのは通常のシャープネスよりも全体の効きが強いんですね.特にハイコントラスト部を見るとよく分かります.たしかにシャープで悪くは無いけど,見ようによってはコンデジのシャープネスみたいです.ローコントラスト部ではあまり違いがはっきりしません.線が細い...うーむ,よく分からんです.

 thisistanaka さんは常用すべきだとおっしゃってたけど,少なくとも私は使う気にはなれないな...K10D と同じくシャープネスは常にゼロで使うことになると思います.

(2008/03/15)


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