AEの暴れ?
この件,このカメラを使い始めて3カ月がたち,撮影枚数も3000枚となりましたが,下にレポートして以来,“露出暴れ”というほどの問題は特に出ていません.したがって,『問題なし』と判定したいと思います.
ただし,ほんとにたまにですが,私が“pale image”と勝手に呼んでいる,コントラストが妙にない薄い写真,が撮れてしまう場合があるのも事実です.下の例の露出オーバーのナナカマド写真がその一つなんですが.まあ露出オーバーと言ってしまえばそうなんですけど,ハイライト側が特に飽和しているわけでもなく,とにかく薄い...場合によっては階調が乏しくて現像調整でもけっこう回復が難しい,今までのカメラでは撮れたことがないような写真,なんだこれ?というものです.これについては引き続き『検証中』ということになりますが,結局なんだか分からない(≒単なる気のせい?の)可能性が高いみたいな.
(2014/02/03)
発売後1週間でいろいろなシーンを撮ってみましたが,気になる露出異常というか,露出の暴れに遭遇してしまいました.それも,あるパターンというか再現性があります.それは,『赤1色のシーンを撮るとかなりの露出オーバーになる』というものです.
まずはその実例.レンズはタム28-75 で,K-5/K-7 環境では,一度も露出の暴れには遭遇しなかったレンズです.露出はPモードでマルチセグメント評価測光です.
左が,DNG をそのまま Silkypix で現像したもの.右がそれに Silkypix 上で−1.0 EV の露出調整をかけたものです.
実はこの白っぽく露出オーバーで写る状態は,同じシーンを撮った何枚かのうちの1枚というわけではなく,そのシーンの写真はすべて同じ状態でした.そういう意味では,“暴れ”というよりは,露出のシフトと言った方がよいのかもしれません.また,後日別の場所で同じレンズで同じような赤一色のシーンを撮影したところ,現象が再現しました.
さらに驚くべきことに,露出を補正した画像をプリンタで印刷し,それを同じように撮ってみたら,同じように露出オーバーに写りました.
これは,もしかすると,新しい86k RGB 測光のバグというか,flaw なのかもしれませんね...もう少し検証が必要ですが.
なおもう一つ,『黄色いものが露出アンダーに写る』という現象も出ています.
上が,DNG をそのまま Silkypix で現像したもの.下がそれに Silkypix 上で+1.8 EV(!)の露出調整をかけたものです.
ただし,こちらは,K-7/K-5 でも同じような傾向のあったタム17-50 なので,レンズとの相性もあるのかもしれません.こちらは,タム28-75 を使った印刷物撮影テストでは,とりあえず問題は出ませんでした.ただ,タム28-75 でも野外シーンで同じ傾向の気になる写真が撮れています.
ということでこの問題,もう少し検証が必要なので,Reserved と判定しておきたいと思います.
(2013/11/11)