シルル紀化石の次に我々が発見できたラッキーアイテムがこれ.露頭を見るだけではただの細礫岩であるが.産地は大迫町狼久保(おいぬくぼ).撮影時期は1980年代の当初ではなく,のちの確認調査の際のもので,2001年6月と思われる.
礫岩層の外形は全体としてくさび型をしており,下底面も凹凸に富むが,これが堆積構造なのか変形構造なのかは不明.なお,この露頭の発見者は川村寿郎さんだったと記憶する.
層準は,大迫古生層の最下部層,名目入沢(なめいりざわ)層である.
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