“正法寺南スラスト”

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もう少し接近して見ると,ますます何だか分からなくなってくる.境界は手前に低角で傾斜しているが,そもそも上の母体層群の片状泥岩?断層破砕帯?が風化していて,接触関係は不明としか言いようがない.その上には破砕・強風化緑色岩があり,そのさらに上には鳶ヶ森層があるはずなのだが確認できなかった.母体層群に関する研究?がポイントを見失って行き詰っていった象徴のように感じる.1988年4月撮影.あれからもう30年以上が経ったのか.

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