新冠川の礫岩層

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新第三系中新統川端(かわばた)層とその相当層は,約1千万年前の北海道中央部に存在した狭長な海盆の堆積体である.海盆の東側には古日高山脈と言うべき上昇山地があり,大量の砕屑物を海側に供給した.写真は,新冠地域の元神部(もとかんべ)層の礫岩/砂岩互層で(上),古日高山脈由来の円磨した花崗岩質深成岩・変成岩の大礫を多量に含む(下).1988年9月撮影.新冠町滑若橋付近.

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