支笏火山噴出物

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支笏火山は約4万6千年前に破局的な噴火を起こしカルデラを形成した.この露頭は,その噴出物の代表的なものと言える.露頭の下半部は火砕流堆積物で,その上位に降下軽石堆積物が載っている.火砕流堆積物の下底は露出していない.上位にローム質層を挟んで載っているオレンジ色の降下軽石は恵庭岳の噴出物(約1万5千年前),その上の白っぽい火山灰層が樽前山の噴出物(約9千年前以降)である.2005年9月撮影.苫小牧市パンケナイ川北方.

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