前に紹介した三笠市立博物館前に置かれた展示岩塊の一つのクローズアップで,多量の貝殻破片を含む礫岩(~礫質砂岩)である.礫岩の内部構造は不淘汰・無構造のもの(左)と成層したもの(右)とがあるが,両者の関係は不明である.後者は部分的に斜交成層を示す.貝殻破片の大部分は離弁しており,トリゴニアなどと思われるが詳細は不明である.これらの含貝殻片礫岩は,その岩相からストーム成堆積物と考えられる.2009年7月撮影.三笠市三笠市立博物館前.
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