更新終了のアナウンスと付記: これはまったく余計な話ですが,先日トヨタの車の購入契約を結び,レヴォーグは売却することになりました.私が初めてのクルマ,レオーネを買ったのが 1989年のことなので,あれから 30 年以上,スバルの新車のみを7台乗り継いできましたが,それもこの夏で終わりです.
レヴォーグは,結論から言うと素晴らしいクルマでした.欠点といえば燃費くらいですかね...しかしそれも走行距離7万 km を越え,もうこれ以上カネをこの車につぎ込む気はなくなりました.しかしスバルに買い替えたいようなクルマがあるかというと...ありません.
実は,長くお付き合いしたセールスの方が転勤でいなくなり,新しいセールスがついたのですが,いろいろと納得できないことがありました.そんなとき,2回目車検の際にあれこれいやなトラブルがあり,結局私はスバルとは縁を切りました.今年のレヴォーグの3回目車検も,(楽天車検とか)どこかで取ろうと思っていたのですが,ひょんなことでトヨタの新型ハイブリッドが2か月程度の納車期間で買えることがわかり,わずか2日間の商談でハンコ(いまはデジタル署名ですが)を押してしまいました.
ということで...Goodbye, Subaru.30年以上にわたってそれ一筋でした.長らくお世話になりました.
(2021/07/10)
趣味と実益だったのが,今は? −クルマの部屋
レヴォーグ購入しました.1.6リッターのEyesight付きというベースグレードです.実は納車されたのはだいぶ前で,去年の9月末でした.このクルマが発表された時点では,『自分の乗るクルマじゃない』と思っていたんですけどね...結局やっぱりというか.
色は一番不人気のダークグレー.フロントグリルは悩んだんですが,ノーマルのままです.まあ特に悪くもないので.
この“ホイールカバー”,なんか微妙ですね.まあでもそのデザインはそれほど悪くなく,燃費も 0.1km/l は改善されるとかいう...やっぱり微妙か.
それにしても,スマートなフォルムです.レガシーがちょっとファットになりすぎたので,これくらいが自分にはちょうど良いと思います.『次に乗るのはインプレッサかな?』と思っていたくらいなので.
コックピットは,レガシーに比べると,だいぶスパルタンになりました.D型のステアリングホイールもそうですが,ブーツ付きのシフトレバーとか.
スタッドレスを履いたレヴォーグです.ホイールはディーラーに任せたので,これが純正なのかどうかも知りません.夏タイアのホイールカバー付きに比べてかなりシャープな感じです.
インプレッションとかはそのうち.
(2015/01/02)
※ Legacy 2.5i L,購入から6年弱で買い替えとなりました.これも前のクルマと同じく特に接触事故もなく,平和な人生でした.総走行距離は92,101 km,これ以外のレガシーはすべて10万km 越えていましたので,大台越えいかなかったのはレオーネ以来かな?? 平均燃費 11.2 km/l,最高燃費 18.3 km/l,最低燃費 6.3 km/l でした.最高燃費の値はほんとに信じがたいのですが,長距離走行で 16-17km/l を連発していますので,フロックではありません.でも,悪くはないクルマだったけど,素晴らしいクルマというわけでもなかったなぁ...(2014/09/27)
納車から2週間がたち,早くも走行距離は1000kmを越えました.今週末初回点検に出す予定ですが,現時点での感想など.
・燃費は思ったほど良くない.通勤時で 8km/l ちょっとというところで,これは2Lターボ車GTとほとんど同じ.結局パワーがなくて,というかレスポンスが悪くてどうしてもアクセルを開け気味になってしまうので,そのせいかと思っているのですが.Iモードでの話なので,Sモードではどうなのか,いずれ試してみます.
・全体の走行感覚はソフトそのもの.自分が一世代歳取ったような錯覚を覚えてしまう.なんだか悲しいけど,そういうもんかと納得しよう.
・マッキントッシュオーディオは,前モデルから明らかに音作りが変わってしまった.中低域重視というのか...はっきり言うとぼこぼことこもった音作りで,最初はがっかりした.その後トーン設定とフェード設定をいじって,なんとか前モデルの音に近づけて納得できるところまでは持っていけたが...
・HDDオーディオは,MDでずっと過ごしてきた自分には,?マークがあったが...結局2週間かけて手持ちのCDをセレクトして120枚ほど突っ込めたので,まあ悪くないかな? ただこのディスクドライブ,CDの偏心というかバランスに神経質なようで,10枚に1枚くらいは,録音時にディスクの振動が発生してしまい,ダメだった.これは『パソコン使ってCD-Rにコピーする』という手で回避できたが,ちょっと困るところだ.
・セールスが『今までより2段階は高級車になってますよ』と言ってた通り,購入するときは気にもしていなかった機能が付いているのに買ってから気づいた.バック時のリアビューカメラ.自動間欠ワイパー.まるでトヨタのクルマみたいだ...:-p
・純正ナビは,今まで使っていたストラーダに比べるとイマイチかな? 全体としては悪くないけど,行く先データがどうも少ないような気がするし,市街図の省略も激しい.ストラーダの場合,公園や大学構内などちゃんと中道が表示されていたのに,この純正ナビは真っ白け. (後記:この件は私の勘違いというか,見落としであることが分かりました.要するにこの純正ナビは,市街地表示が50mスケール表示からなんですね.ストラーダは100mスケール表示から市街図表示になるので,そのへんで勘違い.市街図表示そのものは,ストラーダよりはちょっと詳しいみたいです.2009/11/20.)
・SIモードですが,たしかにSモードやS#モードに入れると,性格が変わる.ここは絶対に負けたくないというときは,前のターボ車はアクセル踏むだけだったけど,このクルマでは左手がセンターコンソールに伸びる.(^^; でも,予想してないときには間に合わないな...あと,最初はこのS(#)モード,単に減速比が変わるだけなんだと思ったけど,マニュアルモードで固定してスイッチ切り替えるとぐぅぃーんと伸びるので,エンジン自体の設定も変わるんでしょうね,やっぱり.
・高速道路ではIモードはレスポンスがまったくなく,ストレスたまってとてもダメ.なんか反応のない別のペダルを踏んでいるみたいだ.Sモードだとかなり良くなってターボ車に近いレスポンスになるけど,巡航速度でエンジン回転数が500〜1000rpmは上がってしまう.となると巡航燃費がどうなるかと考えると,とても常用する気にはならない.二律背反ですな.
・パドルシフトは,予想通り非常にグッド.ちょっと加速やエンジンブレーキ欲しいな,というときなど,ステアリングから手を離さずに軽くシフトダウンできるのは,素晴らしい.あとマニュアルモード時のシフトアップの際の“シフトアップできない領域”は GT の 5AT に比べて明らかに縮小している.さすがに6速に入るまでは車速がかなり上がる必要があるけど,2-5速は,ある程度のショートシフトが可能.これはなかなかいい.とは言ってもほとんど使わないんだけど.:-p
・CVT特有の音はやっぱりちょっと気になる.特に停車直前の減速時などは,“ジュワワワ”という感じで.あとなんだか分からないんだけど,信号待ちなんかで停車しているとき,ミッション周りから,ほわ〜んというコスミックな (^^; 音がするときあるんだけど,あれもCVTがらみなんだろうか? 購入前には『CVTにはクリープがない』という話も聞いてたんだけど,そんなことはないですね.普通にクリープを感じます.擬似的に生成したもの?
・朝とか一番でエンジンかけると,エンジン周りから結構大きなガラガラ音がするのは,なんなんでしょか? 軽くブリッピングするとすぐに収まるので,まあいいんだけど,かなり安っぽく感じる.長期試乗で借りた 2.5i も同じだったので,このSOHCエンジンのキャラクタなんだろうか?
...ということで,良い・気に入ったという点は...あまりない.(^^; これしかないからなぁ,というネガティブチョイスだったといまさらながら痛感しています.
(以上,2009/11/17)
このページの更新も本当に久しぶりです.5年ぶり.(^^;
しかし6台目も...またもや変わり映えもしない,Legacy TW でした.ほんとに我ながら笑ってしまいますが,カタログやディーラーで他のクルマを追究したあげく,結局土壇場でレガシーに戻ってしまうというどたばたを,またもや繰り返してしまいました.
最近はこういうステーションワゴン型の車というのは時代に合わなくなってきているというのか,あれこれのメーカを探索してみても,触手に引っかかってきたのは,トヨタ MarkX Zio だけでした.いくらなんでもレガシーにはほんとに飽きてきたので,ほとんど MarkX Zio に心は決まりかけていたんですが...結局レガシーの“パドルシフト”に心が負けてしまったという.
単なるオートマ(しかもCVT)車をマニュアルモードで,なんて要するにまったく何の意味もないのですが,トヨタのセールスマンの『え?シフトやりにくい? それね,センターコンソールにひじを置いてシフトするんですよ』の一言が MarkX Zio をあきらめる決め手でした.単にそれだけだな...あとオーディオがレガシーのマッキントッシュにはちょっと見劣りしたのと,サンルーフ仕様がなかった,かな?
ただし今回,3代にわたって長く乗ってきたターボGT はあきらめました.スタンドで入れるのはハイオクなんていうのはなんだか時代に合わないし,フルオプションで見積もり取ってみたら,ちょっと手の出る金額ではなくなっていたので.結局 2.5i L-package というチョイスでした.
選んだ色は,黒です.自分が黒いクルマに乗るとは正直思っていなかったんだけど,青・グレー系は飽きていたので,ほかに選択肢がなかった.MarkX みたいな暗めの赤とかがあればそれ選んでたと思うんだけど.フロントグリルは黒に合わせてオプションのメッシュグリルに変えています.ノーマルはどう見てもミニバン風で馴染めなかった.まあまあ凄みが出たかと満足しています.
しかしまあ横から見ると,ほんとに不細工な(失礼)格好ですね.もっこりとしていてスマートさはゼロ.ウィンドウ周りのメッキモールやリア形状なんかは,クラウンもどきみたいでおじさん臭いし.私はおじさんだけど.
さて...ノンターボとCVTと 60タイヤのかったるさに私は適応していけるのか? それは現時点ではなんとも分かりません.
(以上,2009/11/07)
※ Legacy GT 5AT,結局購入からちょうど5年で買い替えとなりました.特に接触事故もなく,平和な人生でした.総走行距離は105,543 km,平均燃費 9.2 km/l,最高燃費 16.0 km/l,最低燃費 5.8 km/l でした.最高燃費の値はちょっと信じがたいところもあるのですが,長距離走行で 14.3km/l というセコンドベストと連続して記録しているので,何かの間違いではないような.(2009/11/07)
次なる愛車5台目は...変わり映えもしない,またもや Legacy TW です.(^^; ティアドロップボディの BP 型,2リッターターボですが,今回は生まれて初めてのオートマ車です.ま,マニュアルがめんどくさくなったということでもないのですが,5速ATというのに“そんじゃちょっと試してみるか”というわけで.しかしまあ,こうしてみると,私はレガシーのメジャーモデルは全部買っているんですね.4台目で4代目.:-p 今日納車されたばっかりなので,インプレなどはおいおい.(2004/10/16)
上の写真は,既に冬タイアに履き替えた BP 5AT の姿です.札幌の冬は早い...ボディカラーはリーガルブルーとかいうもので,前モデルのグランブルーよりかなり濃い(というか暗い)色になっています.インディゴに近いというか,光の弱いところではほとんどブラックに見える場合もあります.このティアドロップボディはどうも私にはなじめないのですが,この色だと“収縮色”でそのアラが目立ちにくいのでまあいいか,という選択です.
ちなみにこの冬タイア(BS REVO 1),旧車の純正17インチホイールに履いてます.セールスの方が『下取り車に17インチ付いてなくてもかまわない』と言ってくれたもので,ホイール代助かりました.しかしまあ,この薄いガンメタ塗装のホイール見るたびに前の車の亡霊が憑いているみたいで,あんまり気持ちは良くないのですが.:-p 塩にまみれた北海道の冬季道路はホイールにはめちゃくちゃ厳しい環境なので,使い古しのでちょうど良いのかな,と.
肝心のスポーツシフト 5AT ですが...ま,『マニュアルみたいな感覚を期待するとペケペケマーク付いてしまう』みたいなものですな.(^^; 単なる楽チンオートマだと思うことにしてます.もしかしたら次はマニュアルに戻ってしまうかも.
燃費はいまのところカタログ値から類推していたよりは期待はずれかな...郊外+市街地半々で 9 km/l台,前車と同じくらいか少し悪いかといったところです.私はマニュアルで一段高いギアで走るのが好きなので,前車ではそのぶん稼いでいたということなのかも.あと,BP は『燃費計』なるものが付いているのですが,これはなんというか見ているとその数値の上下が精神衛生に悪いというか...(^^; 普段は外気温表示にしています.
(以上,2004/11/03)
Legacy 5AT 購入から2ヶ月が経過しました.上で『マニュアルみたいな感覚を期待するとペケペケマーク付いてしまう』と書いたのですが,ちょっと具体的に書いておくと...
・5速に固定できない.
・シフトアップの制限がきつすぎる.
...の2点に集約できるかと.
はじめの点は一番誤算だった点で,高速で5速固定でナチュラルな加速楽しみたいとか,ゆるい昇りで5速固定でスピードキープしたいとか思っても,アクセル踏むと4速に落ちてしまうんですね.しかもそのとき,シフトインジケータは5速のまま.それはないですわ.(^^; 最初は“4.5速”みたいなものがあるとも思ったのですが,あれこれやってみると4速そのものみたいです.
2番目の点は,ある意味では分かっていた点なんですが,やはり制限がきつすぎる(シフトアップできないレンジが長すぎる)と思う.いわゆるショートシフトができないんですね.“マニュアル”シフトにもエコモードとスポーツモードみたいなのを作って欲しかったな...
(以上,2004/12/29)
次の愛車(4台目),SUBARU Legacy TouringWagon GT-B Etune M/T.2000年9月納車でした.岩手県花巻市イギリス海岸にて.なんて言うか...ますます車高は低くなり,ますますタイアは扁平になっております.でも前の GT が重苦しく感じてしまうような Etune の軽快さ.“ほんとにいいクルマ”がどういうものなのか,はじめて分かったような.
しかし,この Etune,選ぶのに,ほんとに悩みました.なにしろ歳とってめんどくさくなっていることもあり,そろそろオートマかな?と.Etune にはシーケンシャルシフトのオートマもあったので,とりあえず試乗してみました...が,シーケンシャルはなぜかめんどくさく感じられてしまい,普通のオートマにすると,なんでコーナーでアクセル抜くとシフトアップするの!...結局,またマニュアルミッションの世界にとどまってしまいました.なにもシフトをオートマにしなくてもいいんだから,オートクラッチ+6速ミッションでも作ってくれんかいな?
現在のところ...総走行距離 68,400 km.平均燃費 9.5 km/l(最高13.0,最低5.8)でした.燃費いいよね.でもこれは,オーバオールのギア比を高くした結果なんでしょうね.何しろ最初 GT から乗り換えたとき,ギア1段ずつ間違うときがあったくらいだから.2速なのに『ありゃ,3速だ』なんてね.高速で燃費伸びないのがちょっと不満だけど.(2003/01/22)
...で,とうとうこの E-tune も旅立つ日がやってまいりました.総走行距離 118,050 km,平均燃費 9.8 km/l(最高 13.3,最低 5.8)でした.何が致命傷になったかというと,“駆動系がオシャカ”になってしまったんですね.まあ,動かなくなったというわけではないんですが...ミッションが暖まってくると,『低速でステアリングいっぱい切ると車体がガタガタ言う』『高いギアでハーフスロットルにするとミッション回りからガラガラというイヤ〜な音が出る』というものでした.これがある日いっぺんに襲ってきたのでした.前者は誰が聞いてもセンターデフのロックだと分かるでしょうけど,後者はスバルのメカニックも聞いたことがない症状で,音自体はフロントデフ回りから出ているらしい.つまりセンター・フロントデフがなんでか知らんけど両方とも逝ってしまった...修理代金30万円也という見積もり聞いて,決心は固まったのでした.そろそろクラッチも逝っておかしくないころだったしね.
このマニュアル E-tune 自体は私は非常に気に入っていて,せめて 15万 km は走りたいと思っていたのですが...年貢の納め時でしたね.(2004/10/16)
お次は3台目,SUBARU Legacy TouringWagon GT.購入は1995年4月です.色が前のレガシーとほとんど同じなので,買い換えたとは気づかない周りの人もいました.(^^; 2000 のツィンターボで 260 ps です.最初のレオーネの正真正銘3倍のパワーになりました.
実はこの GT,マニュアルなんですね.珍しいていうか...ディーラのセールスマンには『もう,受注生産みたいなもんですよ』と言われました.GSで『オートマオイル交換,いかっすかぁ?』て言われたことも1回ではない.
写真は,新緑の静内町春別川にて.北海道の山がいかに深くて魅力的なところであるかを再確認するような場所です.河原をエゾシカの群れが走り回ってました.この場所は林道入口から約 25 km,春別ダム付近.レガシーはこういうシーンに似合うとは思うんだけど,なにしろGTは車高が低くてね.重くて初期アンダーが強いし.そこを我慢してアクセル開けると,ズリっとオーバーステアが出て,同時にフロントのトラクションが出てノーズがちゃんと内側向くんだけど...相応の(アクセルえいやっ,の)覚悟が無いとね.
総走行距離 149,500 km.平均燃費 9.1 km/l(最高13.4,最低5.9)でした.
別シーンの Legacy TouringWagon.黄葉の岩手県盛岡市砂子沢林道にて.北海道も良いけど,北上山地も捨てがたいべさ,という単にそれだけの写真でした.(^^;
2台目,SUBARU Legacy TouringWagon TZ.1990年12月に買いました.なんとエアサスです.レガシーでは,ハイトコントロール付きはエアサスしかなかった.エンジンは 2000 の DOHC で150 ps だったかな...高速走行でもレオーネとは段違いでした.
と・こ・ろ・が...このエアサスが結局“致命傷”になりました.このサスは耐久性が決定的に低く,初回車検までに前後4本すべてのショックが抜けてしまいました.おそらくシールの耐久性に問題があったんだと思います.また,エアバルブ・ポンプも全部ダメになりました.もしかすると,林道などでの長距離走行は,はなから想定してなかったのか...ショック交換はクレームで無料で済みましたが,『お客さん,次からは1本5万円ですよ』と言われて,こりゃダメだ...(-_-;
そのうちに走行距離が10万kmを越え,燃費が悪くなってきてエンジンの回り方もなんだかイマイチになってきたので,あきらめました.次はターボだっ!(^^;
総走行距離 118,300 km.平均燃費 8.8 km/l(最高13.0,最低6.3)でした.やっぱり燃費悪かったな...
私の最初の四輪,SUBARU Leone TouringWagon STII です.下の部屋で書いたように,長年乗ってきたバイクが歳でツラくなってきて,ついに年貢を納めました.
免許を取りに行く前は,軽快に走れる軽自動車のターボでも買おうかと思っていたんですが...ある日,某野外調査の際に誰かが乗ってきたレオーネワゴンの悪路走破性にあきれてしまいました.なにしろ,深さが50cmもある雨裂でずたずたの急坂の林道を,ハイトコントロールで車高上げて,大人4人載せて軽々と登っていくんですからね.私の商売ではもうこれしかない,と.
しかし,値段調べ始めて,一頓挫.安月給には高すぎる.しょうがないので中古を探し始めたんですが,どこに行ってもレオーネは玉数が少なく,あっても『ぼろぼろ廃車寸前』のしかない.スバルユーザって,距離数を乗るというのか,なかなか手放さないというのか...結局観念して思い切って新車を買うことにしました.1989年1月のことだったと思います.
で,手稲で真新しい免許証もらってきた2時間後に,私はこのレオーネで新雪50cmの幌見峠の急坂を登ってました.実は,免許証手に入れる2週間も前に納車されてたんです.この写真は,買って一ヶ月目にはじめての長距離ドライブで行った釧路のどこかだったかな? 若葉マークが初々しいです.:-p
しかし,いいことばかりではなかった...とにかくパワーがない.1800 の SOHC では仕方ないけど,たしか 85 ps だったと思う.高速を 110 km で走ると,エンジンが分解しそうでした.そのうちに,暑い日にノッキングがひどいというオーバヒート傾向がなぜか出始め,いろいろと調整をしてもらいましたが直りませんでした.
これが結局,手放す決定的要因に.あとまあ,今の時点でこういう角度で見ると,やっぱりこれは“ライトバン”だったな...
もう一枚.千歳林道の『緑のトンネル』にて Leone TW.こういう角度で見ると,そこそこのフォルムなんですけどね...どうでもいい話ですが,私はいまだにこういう“外付けタイプ”のフォグランプが好きなんです.レガシーのビルトインの丸いやつはどうも気に食わない,ていうか.
このレオーネについては,なぜか燃費・メインテナンス等の記録を取ってません.総走行距離は 60,000 kmちょとだったかと.