なんでこんなに合わないのQV-4000 のオートフォーカス
コンパクトデジカメのオートフォーカスの問題は,なかなか微妙な話なんですが...QV-4000 の場合,“遅い”“悩む”“合焦しにくい”...というものとは明らかに異なった妙な動作があります.
コントラスト検出式のデジカメで,かすんだ遠景やパターンの朦朧とした被写体にフォーカスが合わない(・合いにくい)のは,まあ当たり前.ところが...QV-4000 の場合,炎天下で陰影のはっきりとした被写体でも合焦しない,というのがしばしばあります.この状態になると,別のどんなところ(=そうなる前だったら問題なく合焦していた被写体)に合焦させようと思っても,まずダメです.レンズがジ〜っと一度短く動いただけで赤ランプ.
こういう場合,一度ズームを操作して適当にレンズを動かして,また元のズーム位置に戻すとちゃんと合焦したりします.しかしひどい場合には,一度電源を切って再投入しないと,いかなるところにも合焦しないという状態が解消されない場合があります.これはかなりひどい.シャッターチャンスが来たときなんかは,かなりイライラします.
未確認なんですが,この現象,ファームを 1.00 -> 1.01 にアップしてから出るようになったような気がします.もっとも,1.01 は購入後すぐに出たものなので,単に 1.00 の使用時期が短かっただけ,という可能性もありますが.
症状を見るとこれはやっぱり,合焦ルーチンのソフトウェア的な問題のような気がするんですが...現在 ファーム 1.02 が出ていますので,そちらにアップしてみようかな? でも海外フォーラムの検証では,1.02 は 1.01 よりも画質が悪い,という話もあるので,躊躇しています.
この症状で,フォーカスの確実・高速な一眼デジカメへの買い替え!という“内部圧力”が増大しています.f(^^;
(以上,2003/05/20)