QV-4000で撮影したベスト?フォト

  下にあげる何枚かの写真は,QV-4000購入時から約3ヶ月の間に撮影したものの中からピックアップしたものです.まあ,腕が腕ですので,ベストフォトと言うのも面映いのですが...逆に言うと,デジカメ初心者(下注)がほとんどオートで写しても,QV-4000なら,これくらいのものは簡単に撮れる,ということでもあります.これは重要なことだと思います.

注)1台目のデジカメはキヤノン PowerShot S10.QV-4000は2台目.

  なお,画像はすべて,レタッチソフトで補間縮小してあります.その際,補間の影響を最小限にするために,オリジナルに近づけるという方向性での軽微なレタッチを施してあります.


  * 透過する緑の葉             *左の写真からの一部切り出し

  透過光で輝く,なにかの葉です.PowerShot S10 で不満だったのは『光を捉えきれない』ことだったのですが...QV-4000は違いました.400万画素CCDでラティチュードは下がるだろうと思っていたのですが,杞憂だったようです.右の切り出しでは,見事な解像感を感じます.

  

 


  * 落ち葉模様

  このサンプルではなんと言っても,『質感のリアルさ』を感じてしまいます.特に,下の切り出し画像での真ん中下の色の濃い葉を見てください.こういうリアルさが出るのは貴重なことだと思います.その上の裏が出ている葉では,解像感もすばらしいです.

  * 上の写真からの一部切り出し

 


  * 樹間の紅葉

  これは,どこと言って特徴を感じられないかもしれませんが...全体のホワイトバランスが青みがかっているのを見ると分かるように,これは曇天下かなり暗い林の中での撮影です.この後すぐに雨が降り出してしまいました.この条件で,これだけ赤が発色しているのは,なかなかだと思います.ちなみに,勤務先で使っているQV-3500EXでは,こういう発色はぜんぜんなので...進化したなと思います.

 


  * 石畳の上に一葉

  まあ...マクロも見事ということです.実は以前に PowerShot でほとんど同じようなシーンを撮った事があるので,これは“二匹目のドジョウ”を狙ったものだったのですが...石畳(花崗岩です)の描写は,階調性といい,比較にならないくらい上でした.

 


  * 初冬のダケカンバ

  これは,ちょっと難しい...なんでかと言うと,午後遅い日陰の山肌なので,けっこう暗くて絞りは開放に近かったため,別ページで紹介している『変なボケ』が発生していました.そのため解像感は,正直言って,かなり悪いです.しかし...全体の描写力はすばらしい.前景の枯れた枝と名残の黄葉も,良く描写されています.実はお気に入りの1枚.来年はこの山肌の新緑をぜひQV-4000で写真に収めたいものだ...

 


(以上,2001/11/13)

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