私のデジカメワークフローについて


記事は新しいもの順です.

 下の書き込みから2年以上が経過しましたが,私の長大なデジカメ・ワークフローは,ほとんど変わっていません.ただ,ソフトウェアの変更とかいろいろありましたので,この時点で更新しておきたいと思います.

 1.シャッターを切る.
    *その場で写真をチェックしてその結果で削除するという
     ことは,よほどのときを除くと,ない.

 2.画像ブラウザ Faststone Viewer の import 機能で
   カードリーダ経由でPCの作業フォルダに転送.
    *ファイル名は一切変更しない.

 3.Faststone Viewer で,ざっとチェック.
    *この段階で,『写真になっていないもの』をさくっと削除する.
     構図・被写体がバツ・ピンボケ・救いようのない露出...
    *この時点で残るものは大体,75 - 80%くらい.

 4.それらの写真を,その内容に応じていくつかのカテゴリに区分し,
   それぞれの RAWファイル保存フォルダに振り分けコピーする.

 5.Lightroom のカタログにインポートし,カテゴリに応じたコレクションに追加する.

 6.これらを外付け USB HDD にすべてバックアップする.
    この振り分け済み写真は Zoner Photo Studio 13 で参照・管理する.

 7.作業フォルダの写真をさらにチェックし,“そこそこの出来”と
    思われるものを抽出する.
    *これが最初の枚数の 1/3 くらいか.

 8.その中から,Single RAW での擬似 HDR 処理をしたほうが良いと
    思われるものについては,Photomatix 4 あるいは easyHDR で
    処理を行う.

 9.RAW現像ソフト CaptureOne Pro 6 と Lightroom 3 と
    SilkyPix Pro 5で,基本的には露出・ハイライト調整だけを行なう.
    *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.

10.調整が終わったら,出力フォルダに JPEG 現像書き出し.このとき,
   元のファイル名にそれぞれ _CP1, _LRM, _SPX を加えておく.

11.Faststone Viewer で出力フォルダを参照し,3種類(場合によっては
   HDR 含めて4種類)の出力の中からどれが望ましいかを比較チェックし,
   そうでないものを削除する.

12.選別ファイルに対し,必要があれば PhotoImpact で,改変レタッチを施す.
    *トリミング・クローンブラシによる部分消去,など.
    *『なにかを書き加える』ということはない.
    *シャープネス・アンシャープマスクも施さない.

13.GPSログを読み込んだカシミール+デジカメプラグインで,
   上記ファイルに位置情報を付与する.


(2011/07/04)


 書き忘れていましたが,2月のGPS導入によって,私のデジカメ・ワークフローは,ますます複雑・長大なものになってしまいました.このあと,いったいどうなってしまうんだろうか...?

 1.シャッターを切る.
    *その場で写真をチェックしてその結果で削除するという
     ことは,よほどのときを除くと,ない.

 2.画像ブラウザ Faststone Viewer の import 機能で
   カードリーダ経由でPCの作業フォルダに転送.
    *ファイル名は一切変更しない.

 3.Faststone Viewer で,ざっとチェック.
    *この段階で,『写真になっていないもの』をさくっと削除する.
     構図・被写体がバツ・ピンボケ・救いようのない露出...
    *この時点で残るものは大体,75 - 80%くらい.

 4.それらの写真を,その内容に応じていくつかのカテゴリに区分し,
   それぞれの RAWファイル保存フォルダに振り分けコピーする.

 5.Lightroom のカタログにインポートし,カテゴリに応じたコレクションに追加する.

 6.これらを Blueray-RE ディスクにすべてバックアップする.
    この振り分け済み写真は ACDSee Pro 2.5 で参照・管理する.

 7.作業フォルダの写真をさらにチェックし,“そこそこの出来”と
    思われるものを抽出する.
    *これが最初の枚数の 1/3 くらいか.

 8.RAW現像ソフト CaptureOne Pro 4 と Lightroom 2 と
    Bibble Pro 4 と SilkyPix Pro 4で,
   基本的には露出・ハイライト調整だけを行なう.
    *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.
    *例外的に擬似HDR的に調整したいときだけ,ACDSee Pro2.5 を使う.

 9.調整が終わったら,出力フォルダに JPEG 現像書き出し.このとき,
   元のファイル名にそれぞれ _CP1, _LRM, _BBL, _SPX を加えておく.

10.Faststone Viewer で出力フォルダを参照し,4種類の出力の中から
   どれが望ましいかを比較チェックして,そうでないものを削除する.

11.選別ファイルに対し,必要があれば PhotoImpact で,改変レタッチを施す.
    *トリミング・クローンブラシによる部分消去,など.
    *『なにかを書き加える』ということはない.
    *シャープネス・アンシャープマスクも施さない.

12.GPSログを読み込んだ Image Tracker に上記ファイルをドロップし,
   位置情報を付与する.
   Bibble で現像したJPEGファイルは Image Tracker では認識できないので,
   別途,カシミール+デジカメプラグインで行う.

13.スライドショー用として,Faststone Viewer の Batch Convert機能で
   長辺3000ピクセルに縮小,JPEG 圧縮率70 で別保存する.

14.最後に,自分のHPで公開したい写真を,同じく Faststone Viewer で
   Exif 情報除去,長辺 500 ピクセルに縮小.JPEG 圧縮率90で保存し,
   HPフォルダに移動.

(2009/04/12)


 うひゃ,『やっぱり三つになってしまいました』で終わらせるつもりだったんですが...ついにこれらに SilkyPix Proβが加わってしまい,四つということに.従って...

 7.RAW現像ソフト CaptureOne Pro 4 と Lightroom 2 と
    Bibble Pro 4 と SilkyPix Proβで,
   基本的には露出・ハイライト調整だけを行なう.このとき,四つのソフトを
   同時に起動しておいて,なるべく同一結果になるように1枚ずつ交互に
   調整を行なう.
    *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.
    *例外的に擬似HDR的に調整したいときだけ,ACDSee Pro2.5 を使う.

 8.調整が終わったら,同じフォルダに JPEG 現像書き出し.このとき,
   元のファイル名に _CP1, _LRM, _BBL, _SPX を加える.

 やっぱり我ながら馬鹿です.f(^^;

(2008/11/23)


 下で『まあ現像ソフト三つ,にはしたくないのですけど.』なんて書くもんだから,やっぱり三つになってしまいました.加わったのは,Bibble です.やっぱり Bibble も捨てがたいということで.(^^; それから,Capture One 4.5 pro でビネット・色収差補正が出来るようになったので,三つのソフトはその点では同等になりました.従って...

 7.RAW現像ソフト CaptureOne 4 と Lightroom 2 と Bibble Lite 4 で
   基本的には露出・ハイライト調整だけを行なう.このとき,三つのソフトを
   同時に起動しておいて,なるべく同一結果になるように1枚ずつ交互に
   調整を行なう.
    *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.
    *例外的に擬似HDR的に調整したいときだけ,ACDSee Pro2.5 を使う.

 8.調整が終わったら,同じフォルダに JPEG 現像書き出し.このとき,
   元のファイル名に _CP1, _LRM, _BBL を加える.

 まあ我ながら馬鹿だと思うけど,各ソフトの味の違いの中から一つ選ぶというのが,これまたけっこう楽しくて.f(^^;

(2008/10/25)


 RAW 現像のワークフローをルーティンとして実際にやっていく中で,下記のような変更を加えました.要するに『複数の現像ソフトで』現像することにしたと.その理由は,やっぱり Lightroom も捨てがたいということで.(^^;

 1.シャッターを切る.
    *その場で写真をチェックしてその結果で削除するという
     ことは,よほどのときを除くと,ない.

 2.画像ブラウザ Faststone Viewer の import 機能で
   カードリーダ経由でPCの作業フォルダに転送.
    *ファイル名は一切変更しない.

 3.Faststone Viewer で,ざっとチェック.
    *この段階で,『写真になっていないもの』をさくっと削除する.
     構図・被写体がバツ・ピンボケ・救いようのない露出...
    *この時点で残るものは大体,75 - 80%くらい.

 4.それらの写真を,その内容に応じていくつかの RAWファイル
   保存フォルダに振り分けコピーする.

 5.これらを Blueray-RE ディスクにすべてバックアップする.
    この振り分け済み写真は ACDSee Pro 2.5 で参照・管理する.

 6.作業フォルダの写真をさらにチェックし,“そこそこの出来”と
    思われるものを抽出する.
    *これが最初の枚数の 1/3 くらいか.

 7.RAW現像ソフト CaptureOne 4 と Lightroom 2 で基本的には露出・
   ハイライト調整だけを行なう.このとき,二つのソフトを同時に
   起動しておいて,なるべく同一結果になるように1枚ずつ交互に
   調整を行なう.
    *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.
    *ビネット・色収差補正が必要なときは Lightroom でやる.
    *例外的に擬似HDR的に調整したいときだけ,ACDSee Pro2.5 を使う.

 8.調整が終わったら,同じフォルダに JPEG 現像書き出し.このとき,
   元のファイル名に _CP1, _LRM を加える.

 9.Faststone Viewer で出力フォルダを参照し,どちらの出力が望ましい
   かを比較チェックして,そうでない方を削除する.

10.必要があれば,PhotoImpact で,改変レタッチを施す.
    *トリミング・クローンブラシによる部分消去,など.
    *『なにかを書き加える』ということはない.
    *シャープネス・アンシャープマスクも施さない.

11.ベター?ショットフォルダにそれらを格納する.

12.次に,9で選別した JPEG ファイルを,スライドショー用として,
   長辺3000ピクセルに縮小,JPEG 圧縮率70 で別保存する.

13.最後に,自分のHPで公開したい写真を,Exif 情報除去.
   長辺 500 ピクセルに縮小.JPEG 圧縮率90で保存し,HPフォルダに移動.

 作業段階がかなり増えてしまいましたが,異なる現像ソフトで調整したり,その結果を選別するのはけっこう楽しくて...まあ現像ソフト三つ,にはしたくないのですけど.f(^^;

(2008/10/15)


 未定だった RAW現像ソフトですが,結局 Capture One 4 に(ほぼ)決定しました.
 Lightzone は処理・表示速度が遅く早々と脱落.Bibble はインタフェースが古臭くて楽しくない.SilkyPix は同じくインターフェースがなんとも.Lightroom はレンズ名が(XMPで)保存される,という大きなメリットがありましたが,決定打に欠ける...結局,使ってて気持ちよい Capture One になったというわけです.

 Capture One は収差補正機能が無い(というか,特殊なカメラ・レンズ以外は使えない)のがデメリットですが,それを使う機会は多くないので,その時は Lightroom を使えばよい,ということで.あとまあ,『Capture One は RAW 現像にしか使えない』ので,せっかく買ったのがもったいない,と.冗談ですが.(^^;

 とはいえ,Bibble が5になったらどうなんだろうとか,やっぱり Lightroom かとか,そんなことになる可能性もゼロではないので,コンバートした JPEG には RAW現像ソフトの名前をファイル名に入れておいて,区別が付くようにとりあえずしています.

(2008/08/31)


 私のデジタル写真ワークフローは,今回大きく変わりました.要するに RAW 現像モードに移行したと...

 JPEG 撮って出し派の私が変節したその理由ですが,やはり『RAWの方がいろいろとマージンが大きい』ということでしょうか.RAW ならば綺麗だとか,違いの分かる人(古い orz)は RAW だとか,そういう意味合いは全然ありません.K20D になって K10D で問題視された in-camera JPEG の品質はかなり良くなっていて,正直な話,PCでしこしこ RAW現像するのとあまり画質自体は違わないような気がするんですよね.
 でもやっぱり RAW にした理由としては,いろいろな RAW 現像ソフトをテストして,特にハイライトのリカバリに関しては,RAW には大きなアドバンテージがあることを痛感したことが大きいです.専門家ではないので正確なところはわかりませんが,そういうぎりぎりのところでは,12bit vs. 8bit の差は大きいのかも.

 また,K20D になって JPEG のファイルサイズが一気に増大し,RAW とのサイズ差が縮まったことも RAW移行の背景の一つかと.K10D では JPEG圧縮のポリシーが“圧縮率一定”だったので,パンフォーカスでない写真では大体 2MB 程度でした.RAW が 10MB 程度でしたから,その差は大きい.それが K20D になって“ファイルサイズ一定”に変わったみたいで,そういう写真でも(★三つ設定で) 5MB 切ることはほとんどなくなりました.大体 6-8 MB.そうなると JPEG でも圧縮 RAW の 10-13MB と(K10D の時のような)大きな差はありません.

 ということなんですが,なんとまだ『RAW現像に使うソフトをどれにするか決めていません』(@_@).持っているソフトの中でいまのところ Lightroom と Capture One が有力候補ですが,いろいろな意味で一長一短,甲乙付けがたいというか...おまけに Bibble のハイライトリカバリの強力さも捨て難い.まあ,RAW 現像はいつでも(別ソフトでも)やり直せるのがメリットの一つなので,もう少しあれこれ試しながら決めていこうと思います.

 1.シャッターを切る.
   *その場で写真をチェックしてその結果で削除するという
     ことは,よほどのときを除くと,ない.

 2.画像ブラウザ Faststone Viewer の import 機能で
   カードリーダ経由でPCの作業フォルダに転送.
   *ファイル名は一切変更しない.

 3.Faststone Viewer で,ざっとチェック.
   *この段階で,『写真になっていないもの』をさくっと削除する.
     構図・被写体がバツ・ピンボケ・救いようのない露出...
   *この時点で残るものは大体,75 - 80%くらい.

 4.それらの写真を,その内容に応じていくつかの RAWファイル保存フォルダに
   振り分けコピーする.

 5.これらを DVD-RAMディスクにすべてバックアップする.

 6.作業フォルダの写真をさらにチェックし,“そこそこの出来”と
    思われるものを抽出する.
   *これが最初の枚数の 1/3 くらいか.

 7.RAW現像ソフト●●●●(未定 ^^;)で露出微調整だけで JPEG に現像.
   *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.

 8.必要があれば,PhotoImpact で,改変レタッチを施す.
   *トリミング・クローンブラシによる部分消去,など.
   *『なにかを書き加える』ということはない.
   *シャープネス・アンシャープマスクも施さない.

 9.ベター?ショットフォルダにそれらを格納する.

10.次に,7で現像した JPEG ファイルを,スライドショー用として,ロスレス回転.
   長辺3000ピクセルに縮小,JPEG 圧縮率70 で別保存する.

11.最後に,自分のHPで公開したい写真を,ロスレス回転.Exif 情報除去.
   長辺 500 ピクセルに縮小.JPEG 圧縮率90で保存し,HPフォルダに移動.

(2008/08/27)


 K10D で撮影枚数が激増.5ヶ月間で7千枚を越えてしまいました.もう写真の整理が大変.これで RAW 撮りだったらどうなるんだろう? ということで,さらにワークフローの省力化を図りました.

 1.シャッターを切る.
   *その場で写真をチェックしたり,その結果で削除したりという
     ことは,よほどのときを除くと,ない.

 2.自宅でカードリーダ経由でPCに転送.
   *取り込みソフトや自動振り分けソフトの類は使わない.
     ファイラでコピーするだけ.

 3.画像ブラウザ Faststone Viewer で,ざっとチェック.
   *この段階で,『写真になっていないもの』をさくっと削除する.
     構図・被写体がバツ・ピンボケ・救いようのない露出...
   *この時点で残るものは大体,75 - 80%くらい.

 4.それらの写真を作業フォルダにコピーしておき,元ファイルを,
   その内容に応じていくつかのフォルダに振り分ける.
   *振り分ける写真はファイル名を一切変更しない.

 5.これらを DVD-RAMディスクにすべてバックアップする.

 6.作業フォルダにコピーした写真をさらにチェックし,“そこそこの出来”と
    思われるものを,“ベストショット”として抽出する.
   *これが最初の枚数の 1/3 くらいか.

 7.レタッチソフト PhotoImpact で明るさ・コントラスト・ガンマ・レベルを調整.
   *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.

 8.必要があれば,それらに改変レタッチを施す.
   *トリミング・クローンブラシによる部分消去,など.
   *オリジナルは4で別に取ってあるので,好き勝手やる場合も.
     ただし『なにかを書き加える』ということはない.
   *しかし,シャープネス・アンシャープマスクは施さない.

 9.ベストショットフォルダにそれらを格納する.

10.その中からさらに,ベストオブザベストを抽出して,別フォルダに
   コピーする.
   *枚数としては,これが6のやはり 1/3 くらい.

11.次に,6で抽出したファイルを,スライドショー用として,ロスレス回転.
   長辺3000ピクセルに縮小,さらにファイルサイズ 1MB 以下になるように
   JPEG 圧縮率を調整して別保存する.

12.最後に,自分のHPで公開したい写真を,ロスレス回転.Exif 情報除去.
   長辺 500 ピクセルに縮小.JPEG 圧縮率90で保存.

 つまり...JEPG オリジナルをカメラ出しの状態でそのまま保存,
レタッチは抽出したコピーに対してのみ行うようにしたわけです.
これでレタッチの手間が 1/3 程度に.
 下の時点で省力化したのがさらに,ということで...それ以前は整理に3日は
かかっていたのが2時間程度に.

(2007/05/08)(2008/08/14修正)


 K10D を使うようになり,撮影枚数が激増.さらにペンタ初の縦横センサ装備で,写真の自動回転表示可能.それに FastStone Viewer を使うようになり,私のデジ写真ワークフローも大きく変わりました.基本的には『内容が分かるようなファイル名にリネームする』というのをやめたわけです.枚数が増えて,あまりにもめんどくさくなったので.まあ他人にはどうでもいい話ですが,(^^; 一応まとめておきます.

 1.シャッターを切る.
   *その場で写真をチェックしたり,その結果で削除したりという
     ことは,よほどのときを除くと,ない.

 2.自宅でカードリーダ経由でPCに転送.
   *取り込みソフトや自動振り分けソフトの類は使わない.
     ファイラでコピーするだけ.

 3.画像ブラウザ Faststone Viewer で,ざっとチェック.
   *この段階で,『写真になっていないもの』をさくっと削除する.
     構図・被写体がバツ・ピンボケ・救いようのない露出...
   *この時点で残るものは大体,75 - 80%くらい.



 4.レタッチソフト PhotoImpact で明るさ・コントラスト・ガンマ・レベルを調整.
   *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.
   *この時点では改変レタッチ(8参照)は一切やらない.

 5.それらの写真を作業フォルダにコピーしておき,元ファイルを,
   その内容に応じていくつかのフォルダに振り分ける.
   *振り分ける写真はファイル名を一切変更しない.

 6.これらを DVD-RAMディスクにすべてバックアップする.

 7.作業フォルダにコピーした写真をさらにチェックし,“そこそこの出来”と
    思われるものを,“ベストショット”として抽出する.
   *これが最初の枚数の 1/3 くらいか.

 8.必要があれば,それらに改変レタッチを施す.
   *トリミング・クローンブラシによる部分消去,など.
   *オリジナルは5で別に取ってあるので,好き勝手やる場合も.
     ただし『なにかを書き加える』ということはない.
   *しかし,シャープネス・アンシャープマスクは施さない.

 9.ベストショットフォルダにそれらを格納する.

10.その中からさらに,ベストオブザベストを抽出して,別フォルダに
   コピーする.
   *何がベストオブザベストかというのも難しい話だが,たとえばの話,
     『A3で印刷して額に入れられる』あたりが基準か...?
   *枚数としては,これが8のやはり 1/3 くらい.

11.次に,7で抽出したファイルを,スライドショー用として,ロスレス回転.
   長辺3000ピクセルに縮小,さらにファイルサイズ 1MB 以下になるように
   JPEG 圧縮率を調整して別保存する.
   *今まではこれを手動でやっていたので大変だったが,Faststone Viewer の
    バッチ処理機能で自動実行できるようになった.これは便利.

12.最後に,自分のHPで公開したい写真を,ロスレス回転.Exif 情報除去.
   長辺 500 ピクセルに縮小.JPEG 圧縮率90で保存.
   *これも今までは手動でやっていたが,Fastostone でバッチ処理.
    涙が出るほど便利・時間削減...m(__)m

 つまり...ほとんど二つのソフト(ビューアとレタッチソフト)だけで済むようになったわけです.

(2007/03/12)


 最近けっこう気になっているんですが,デジカメユーザ,特に一眼デジユーザって,撮った写真をどのように“処理”しているんでしょうね...?
 そういう観点で,私のやり方と,それに使用するソフトのことをちょっとまとめておきたいと思います.『ワークフロー』てのは大げさすぎですが.

 1.シャッターを切る.
   *その場で写真をチェックしたり,その結果で削除したりという
     ことは,よほどのときを除くと,ない.

 2.自宅でカードリーダ経由でPCに転送.
   *取り込みソフトや自動振り分けソフトの類は使わない.
     ファイラでコピーするだけ.

 3.画像ブラウザ PhotoExplorer 8.5 でざっとチェック.
   *この段階で,『写真になっていないもの』をさくっと削除する.
     構図・被写体がバツ・ピンボケ・救いようのない露出...
   *この時点で残るものは大体,75 - 80%くらい.

 4.画像ブラウザ DPEx で縦位置の写真をロスレス回転.    *なぜ別ソフトをわざわざ使うかというと...PhotoExplorer には      ロスレス回転の際に Exif メーカノートのバイト位置がずれて      しまうというバグ?があるため.本当は一つのソフトで済ましたい      のだが...DPEx はインタフェースに癖が強くて使いにくいので.
 5.レタッチソフト PhotoImpact10 で明るさ・コントラスト・ガンマを補正.    *レベル調整まではほとんどやらない.    *色合いは,AWB外れた場合は時々やるが,基本的にはやらない.    *この時点では改変レタッチ(9参照)は一切やらない.
 6.それらの写真を作業フォルダにコピーしておき,元ファイルを,    その内容に応じていくつかのフォルダに振り分ける.    *振り分ける写真はファイル名を一切変更しない.  7.これらを DVD-RAMディスクにすべてバックアップする.  8.作業フォルダにコピーした写真をチェックし,“そこそこの出来”と     思われるものを,“ベストショット”として抽出する.    *これが最初の枚数の 1/3 くらいか.  9.それらを,『内容が分かるような』ファイル名にリネームする.    *内容というよりは“何を思って写したのか”と言った方が近いかも.    *そうしないとあとから見たとき,意図をミスする場合もあるので. 10.必要があれば,それらに改変レタッチを施す.    *トリミング・クローンブラシによる部分消去,など.    *オリジナルは6で別に取ってあるので,好き勝手やる場合も.      ただし『なにかを書き加える』ということはない.    *しかし,シャープネス・アンシャープマスクは施さない. 11.ベストショットフォルダにそれらを格納する. 12.その中からさらに,ベストオブザベストを抽出して,別フォルダに    コピーする.    *何がベストオブザベストかというのも難しい話だが,たとえばの話,      『A3で印刷して額に入れられる』あたりが基準か...?    *枚数としては,これが8のやはり 1/3 くらい. 13.次に,11で抽出したファイルを,スライドショー用として,PhotoImpactで    1枚ずつ,ファイルサイズ 1MB 以下になるように JPEG 圧縮率を調整して    別保存する. 14.最後に,11の中から自分のHPで公開したい写真を,DPEx で Exif 情報除去.    PhotoImapct で一枚ずつ,長辺 500 ピクセルに縮小.JPEG 圧縮率90で保存.

(以上,2005/04/17)
(2005/04/23追記)


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