SDHCカードについて(8GB編)
※ Maximum Class10 ※
またまた聞いたこともないメーカブランドのカードを買ってしまいました...と思って到着したパッケージを見たら,Kingmax のメーカー名が取って付けたように印刷してあります.うーむ...調べてみたら,Maximum というブランドの SDHC カードはだいぶ以前から売られていたようですね.Kingmax に吸収されたということなんでしょうか? それとも Maximum ブランドとは何の関係もなく,Kingmax の単なるモデル名なんでしょうか? どうでもいいんですが,分かりません.
ちょっと高かった(3千円弱)のですが,デザインがまあまあなので,とりあえず買ってみましたということです.
さっそく Crystal Diskmark でベンチ取ってみると;
銘柄 | Seq. Read | Seq. Write | Rnd. Read (512KB) | Rnd. Write (512KB) | Rnd. Read (4KB) | Rnd. Write (4KB) |
Kingmax Maximum Class10 8GB | 19.92 | 13.23 | 19.97 | 1.574 | 3.288 | 0.062 |
(以上,2011/06/01)
※ Super Talent Class10 ※
こんな聞いたこともないメーカブランドのカードを買ってしまいました.最近楽天とかのショップでいくつか見るようになったブランドですが,なんとなくデザインが好みなので(+安いので),とりあえずどんなものかと買ってみました.
なんだかどっかで見たようなデザインですね...ちょっと古臭い感じもしますが,まあまあだと思います.さっそくおそるおそる Crystal Diskmark でベンチ取ってみると;
銘柄 | Seq. Read | Seq. Write | Rnd. Read (512KB) | Rnd. Write (512KB) | Rnd. Read (4KB) | Rnd. Write (4KB) |
Super Talent Class10 8GB | 22.51 | 17.54 | 22.47 | 1.127 | 2.750 | 0.010 |
(以上,2011/05/12)
※ 黄色いトランセンドと灰色のトランセンド ※
...って,なんだか金の斧と銀の斧みたいですが...以前買ったトランセンドの Class10 8GB(黄色ラベル)は,下の棒グラフ見るとお分かりのように,速度としては最下位クラス.とてもデジタル一眼で使いたくなるようなものではありませんでした.
ところが,最近楽天ショップとかを見ていると,同じ Class10 で青っぽい灰色のラベルが貼られているのが売られているのに気づきました.単にラベルを SDXC と統一しただけ?と思っていたんですが,あるショップを見たら『新仕様』とはっきり書いてありました.うーむ...トランセンドは Class6 時代に,SLC カードをちょこっとラベル変えてリリースしたことがあるので,そこまでは行かなくても何らかの速度アップが図られたロットか?と,とりあえず買ってみました.
デザイン的には,灰色のほうが絶対に好みですね.しかしそれ以外は何も変わっていません.ということで,Crystal Diskmark でベンチ取ってみると;
銘柄 | Seq. Read | Seq. Write | Rnd. Read (512KB) | Rnd. Write (512KB) | Rnd. Read (4KB) | Rnd. Write (4KB) |
Transcend Class10 8GB (Grey-label) | 20.41 | 13.73 | 20.30 | 1.641 | 3.294 | 0.052 |
Transcend Class10 8GB(Yellow-label:比較用) | 19.52 | 12.94 | 19.11 | 1.414 | 3.397 | 0.043 |
(以上,2011/04/19)
※ Kingston ultimateX 8GB ※
以前買った Kinston Class10 8GB は,シーケンシャル・ライトが 10KB/s 台で,Class10 としては最低クラス,Patriot とともに“どうにもならんカード”と書きました.ところが,Imaging Resources にアップされた PENTAX K-5 のレビューを読んでいると,Kingston のカードを使っていることに気づきました.うーむ...あんな★ソカードを栄えある K-5 のレビューで使っていいものなんだろうか? はなはだ疑問でした.
そんなとき,たまたまアマゾンのサイトを見ていると,Kingston の x120カードというのが目に入りました.青・灰色の見慣れないデザインで,はっきりと『Read20MB/s Write18MB/s』と書いてあります.ほんとかいな? 何しろ安かった(\1,100)ので,とりあえずポチってしまいました.
ところが,届いたカードを見て仰天.デザインはアマゾンサイトに掲載されていたものとは全然違って,以前買った★ソカードまったくそのままです.これはだまされたか orz,と思ったんですが,パッケージの方は,この通り.
もちろん右が今回買ったやつですが,基本的なデザインは同じだけど,はっきりと『120X 18MB/s』と書いてあります.あと“ultimateX”という高速っぽい製品名も.うーむ...でも,カード自体はまったく同じデザインで,そんなことはどうひっくり返してみても書いてありません.
ということで半信半疑のまま,Crystal Diskmark でベンチ取ってみると;
銘柄 | Seq. Read | Seq. Write | Rnd. Read (512KB) | Rnd. Write (512KB) | Rnd. Read (4KB) | Rnd. Write (4KB) |
Kingston ultimateX Class10 8GB | 22.22 | 18.76 | 22.21 | 1.577 | 3.445 | 0.017 |
Kingston 無印 Class10 8GB(比較用) | 18.65 | 10.13 | 18.60 | 1.550 | 4.127 | 0.017 |
(以上,2011/04/17)
※ TDK Class10 8GB ※
下で『TDKが気になる』と書きましたが,その後アマゾンを見ていると,8GB Class10 で \1,500 台のを見つけて買ってしまいました.『Life on Record』って何のことかさっぱり分かりませんけど,デザインは悪くないです.
日本ブランドですが,パッケージには imation の文字があるので,そのOEMということなんでしょうか? まあこれも信頼性はそれなりなのかということで.前から見ていた Class10 8GB で4千円台というやつとの関係はよく分かりません.型番見ると,この安いほうが末尾に -A が付いているので,こちらのほうが新しいものだと思います.高いのが上位製品ということではなく,いまどき 8GB で4千円では競争力がまったくないですから,ガワ替えて値下げしたということなのかも.
で,一番気になるパフォーマンスですが,安物なのであまり期待していませんでしたが,シーケンシャル・リードが 16MB/s 台後半と,下の『平均的グループ』の上位に位置しています.トランセンド・シリコンパワーよりは上のクラスということになります.これはなんだか得したような気分です.
ということで,K-5 で使用するカードの仲間入りです.予備カードへマイナー落ちにするのはどれにしようかと悩んだのですが,単純にベンチの数字から言うと Delkin なんですけど,結局私の中であんまりイメージのよくない PQI を落とすことにしました.
(以上,2011/02/21)
※ Verbatim Class10 8GB ※
...という SDHC カードを買いました.デザインはご覧のとおり,かなり冴えないです.
こんな聞いたこともないカードをなんで買ったかというと,『三菱化学製』だということでした.もちろんどっかのOEMなんでしょうけど,光学メディアを自社ブランドで作っているらしいメーカでもあるので,信頼性はまあそれなりなのかと.
アマゾンで買いましたが,\1,600 ちょっとと,値段だけ見ると,とても期待できそうにありません.まあとにかく買ってみよう.
届いて,さっそくベンチ取ってみると,シーケンシャル・リードが 14MB/s 台と,トランセンド・シリコンパワー並みのものでした.下の速度グラフで言うと上から3番目と4番目のグループの間です.一眼デジで使うようなレベルではありませんね.
ということで,そのまま収蔵棚行きとなりました.あと最近気になっているのは,TDKブランドの Class10 カードですが,最安値で \4,000 台と,かなり高いので躊躇しています.買ってタコだったらあほらしいので.
PCも USB3.0 環境が整ったし,これからは UHS-I カードを狙うべきなのかな?と考え始めています.もちろん持ってるカメラが対応してないので連写などにはメリットがありませんが,PCに取り込むときの時間をかなりセーブできるだろうし.
(以上,2011/02/16)
※ ベンチマーク取り直し ※
ということで,ベンチ環境が新しくなってしまったので,8GB カードだけ取り直しました.Crystal DiskMark も最新版 3.01.テストサイズも今までは 50MB でしたが,RAW 環境だと 100MB が現実に即しているかな?と.使用したリーダはバッファローの方なので,加速ドライバは TurboUSB 1.22 です.
全体的な傾向は旧ベンチとあまり変わりありませんが,TurboUSB のおかげで 20MB/s のボトルネックは突破できたようです.私は Seaquential Write に着目することにしているので,最速は Sandisk と Lexar (class6!!) です.次点が東芝とその OEM のハギワラでした.
これを順番にソートして棒グラフにして見ると,その傾向がはっきりと分かります.
私が購入した 17枚のカードは5つのグループに分かれ,トップ・次点は上に書いたとおりですが,その下に,16MB/s 台付近の8枚が続きます.これらは明らかにプラトーを形成しているので,まあこれが『平均的』ということなんでしょうね.SONY はまあそうだろうという気がするけど,(^^; パナがこのグループにとどまっているのはなんとなく納得いきませんが.今まで聞いた事もなかった WINTEC というカードがこの平均グループのトップにつけているというのは面白い.Photofast は前回ベンチの汚名を少しはそそいだのか?
その下のグループはいわゆる安価カードの三つ.A-DATA が意外に検討しています.知名度の高い Transcend はグループ最下位.その下のテールエンドグループ2枚,Kingston と Patriot は,まあどうにもならんカードですね.TurboUSB 入れてやっと Class10の最低線を守った Kingston は Class10 名乗っていいんだろうかとさえ思います.
ということで,今回の新ベンチで,『デジ一眼で使っていいのは Seq.Write 16MB/s(緑線)以上』という私の勝手な基準が,統計的に?! confirm されたものと勝手に考えています.:-p
(以上,2011/01/21)
※ SDXC,UHS-I対応カードリーダ ※
...を買いました.
なんでバッファローとアイオーデータのが二つあるかと言うと...二つ買って比べてみようとか思ったわけではなくて,先にデザインとか見てアイオーのが欲しいと思ってヨドバシを見ていたのですが,いつまで経っても予約リストにさえ出てこない.ヘンだなと思ってメーカ直販サイトを見たら在庫ありになっていたので,即注文したのでした.と・こ・ろ・が! これが初期不良品.動作不安定でメディアレディになったかと思うと切れてしまってシェイクハンドに落ちてしまう,MachUSB を on/off してもダメで,果ては差したSDカードを壊してしまう事態に...怒り狂った私は,即ヨドバシにバッファローを注文してしまったのでした.その後アイオーサポートにクレーム入れて新しいのを送ってもらったのですが,そちらはもちろん正常に動作しました.しかし,私のPCのUSBには,既にバッファローが居座っていたのでした.
一応両者の比較ですけど,インジケータランプは前面についているバッファローが(私の場合)ベスト.デザインセンスはアイオーの圧勝.SDスロットはどちらも差込みが硬く,特にアイオーは異様とも言えるほど.なんでデジカメのように押し込みで固定・再押し込みでイジェクト,という具合に出来ないのかな?
で,一番大事な点ですが,なんで SDXC も UHS-I カードも持ってない私がこれを買ったかというと,SDXC も UHS-I も全然関係なく,例の『USB2.0加速ドライバ』を使ってみたかったからなんでした.SDXC/UHS-I は,まあ保険ということで.
あと,ロアスやエレコムから USB3.0 の SDXC/UHS-I リーダが出るというのにそちらにしなかったのはなぜかというと,『手持ちのカードが全部ただのSDHCじゃ意味ない』『サンディスクみたいな 45MB/S の UHS-I 程度じゃ USB2.0 で充分』『私の PC には USB3 ポートが付いてない』ということなんで.エレコムのが7千円台と,まだかなり高いですしね.まあそのうち USB3 付きの Corei7 マシン組んだらまた考えるかも.もっとも,仮にカードをすべて UHS-I に買い換えたとしても,カメラの方が UHS-I に対応してなければ,PCへの取り込みが速くなるだけで,連写とかあまり意味ないわけですが.
両者の加速ドライバですが,どちらも特に問題なく動作しました.他のディバイスへの妙な影響もいまのところ無し.ただ,MachUSB の方は,Crystal DiskMark の Random Read が異様に遅くなるという現象が出ました.環境依存かどうかは不明ですが.
(以上,2011/01/21)
※ あれこれ個別コメント ※
今回購入したカードについて,個別のコメントを書いておきます.なお,内容にはまったく責任を負いませんので,そこんとこよろしく.
・Lexar
このメーカは,CFカードの時代には,圧倒的な一流ブランドでしたが,SDHC では最近特に寂しい状態ですね.USサイトには Class10 カードがラインナップされていますが,国内サイトはいまだに Class6 のまま,ヨドバシでもほとんど在庫がない状態です.今回買ったものは,もちろん唯一の Class6 ですが,ヨドバシの陳列棚の隅に“特価”で売れ残っていたものを買ったものです.おそらくもうフェードアウトしているんじゃないかと.そういえば,先日某巨大掲示板の SDHC板で,『“歴”ってなによ?』と不思議がっているやつがいて,時代の移り変わりを実感しましたです.(^^;
ところが,この半分死んだ Lexar Class6が,居並ぶ Class10 カードを押しやって堂々のシーケンシャルライト速度一位.うーん...なんだそれ?
・Sandisk
誰にも文句は言わせない圧倒的なトップブランドですね.でもランダムライトの値見るとお分かりのように,どうも MLC のようです.まあそれで別に文句はないのですが.あとこのカード,どう見てもデザインがダサダサ.:-p 30MB/s という表示も『特殊な読み書き環境』でないと実現できないわけで,あまり感心できません.
・Toshiba/Hagiwara
何も言うことはありません.このままランダムぶっちぎり路線を守って欲しい.
・GreenHouse
『4GBカード破損事件』以来,このブランドのカードは絶対使わないと心に決めていたのですが,デザインがまあまあだし,ベンチ取ってみたらけっこう速いので,まあもう一回だけ使ってみるか,と.
・SONY
実はこのカードの発売が,総8GB化計画の発端みたいな.でもまあなにしろ“あの”SONY ですから,一流メーカの一級品だとは思い込まないようにしています.デザインも高級感があってシックで,なかなかよろしい.
・Delkin
普通の人はこういうの買わないですよね.(^^; 楽天とか通常のネットでは手に入らず,特約店のウェブショップでしか買えません.だからというのか,すごく高い.値段言うのいやになるくらい.でも買ってしまった.4 GB 版よりちょっと遅いのが気になるけど,まあ許容範囲か.スピード表示が x163 (24MB/s) という中途半端さが,正直だというのか,泣かせる.
・WINTEC
初めて聞いたブランド.アメリカ製だというし,ものめずらしさで買ってみたら,まあまあの性能で合格.デザインも SONY 風で上品.これで壊れなければお買い得だけど.
・PQI
こいつには,Class6 4GB カードでひどい目にあったので,二度とその顔は見ないつもりだったのですが...コンデジ用に Class10 4GB 買ってみたら,まあまあ安定してるし,速度もまあまあ.かろうじて最下位で合格.しかし,たまにはデザイン変更したほうがよいのでは? これ,SD 1GB の時からまったく同じデザイン.よっぽど気に入っているのか,それともデザイン料もったいないのか.
・Kingmax
少なくとも私は聞いたこともないブランド.どこの馬の骨とも分からないので買うつもりは当初なかったのですが,どこかのショップで『イオンのデジカメセットに採用!』というのを見て,それじゃまあまあの品質なのかな?と.ベンチ結果もまあまあで,準合格のトップに.デザインはなんだか他と代わり映えしないし,素人臭いけど,嫌いではない.
・Panasonic
えっ! 天下の金パナがこの位置ですか...とかなり期待を裏切ってくれた.Class6 時代から,ライバルに比べてあまり速いカードではなかった(MLC?)けど,それにしても天下のパナソニックがこの位置というのはな...
・Photofast
一番の期待はずれだったのがこれ.なにしろ Class6 4GB SLC版が超速だったので,それとのあまりの落差に呆然.Dual Channel なんて書いてあるけど,ランダム・ライトも全然遅いし.ということで準合格最下位で滑り込み.デザインが他のカードとまったく違っている一目で分かる独自性だけがアドバンテージか.
・A-DATA
不合格ブランドの中ではトップだし,デザインも以前と変わってなかなかよろしいので使ってみてもいいんだけど...なにしろこれまでのネットで培った『すぐにしょっちゅう壊れるカード』の確固たるイメージは拭い難い.さすがの私も,ちょっとビビる.Kingmax があえなく壊れたら使うことにしようか.
・SiliconPower/Trancend
やっぱり尻と虎は尻と虎でしたね(意味不明 ^^;).ただまあ,Class10 4GB のシーケンシャル・ライト 9 MB/s 台という汚名はすすげたようです.この,日本では代表的な安物2ブランド,この上に誰もいなかったら使ってやってもいいんですが.
・Patriot/Kingston
今回購入した17枚のうち,圧倒的な“どべ”がこの2枚.この値で Class10 名乗っていいのか?という,昔の SiliconPower/Trancend みたいです.Patriot はデザインが悪っぽくてかっこいいし,Kingston も好きなデザインなので,悲しいです.なお,Patriot というのは『愛国者』という意味ですが,その名前から私は勝手に大陸中国製かと思っていましたが,買ってみてびっくり.アメリカ製なんですね.カリフォルニアかどっかの会社でした.この2枚は天地がひっくり返ってもデジタル一眼で使うことは未来永劫ないと思います.
(以上,2010/12/07)
※ SLCとMLC ※
SD や SDHC Class6 がメインだったころは,メモリチップが SLC か MLC かというのは,カードのスピードが気になるユーザには,常に気になることでした.某巨大掲示板の SDHC 板も,ベンチの結果のアップとその評価がほとんどでしたよね.
メーカによっては,高速版とか銘打って,SLC 版を別にラインナップするところもありました.シリコンパワー・トランセンド・フォトファスト・グリーンハウスなどがそうだったと思います.私も,『総SLC化計画』なんてのをやってみたこともあります.
でも,Class10 の時代になって,そういうことはほとんど話題にならなくなったような.今回買ったものでも,おそらく SLC と思われるものは,東芝とその OEM であるハギワラだけでした.
これはおそらく...(素人考えですが)デジカメのメモリカードとして一番重要なのはシーケンシャル・ライトということで,MLC でも必要十分な書き込み速度が得られるようになった,ということなんじゃないかと思います.そうすれば,何もわざわざ値段の高い SLC を使う必要もない,と.
でもなんだか,“メモリカード・フリーク”としては,ちょっと寂しいな.(^^; SDXC と UHS-I が一般的になったら,どうなるんだろう?
(以上,2010/12/07)
※ 8GB への移行 ※
いまさらという感じもしますが,SDHC カードをすべて 8 GB に移行することにしました.その理由は,K-5 になって RAW ファイルのサイズが激増したことにあります.4 GB だと,初期残量表示が 110枚前後で,実際に撮れるのはだいたい 150〜160枚ですが,ちょっと撮ると残量がすぐに 100枚以下になってしまうので,精神的な余裕に乏しいというか...(^^;
で,4 GB Class6 の時代とは少し進んでしまったので,何が良いのかイマイチ分かりません.『白芝』を 12 枚買えば間違いないことは分かっているんですけど,それでは全然面白くないし,なにより“同じデザインのカードを複数使用しない”という私の確固としたポリシーに合いません.
そこで,ネットで目に付いた Class10 の 8 GB カードから,評判の悪いものやデザイン・ブランドの気に入らないものを除いてすべて買い,それをベンチにかけて速度の悪くないものから12枚を選ぶ,ということにしました.
ということで,購入した 17 枚の Crystal Diskmark 2.2 でのベンチ結果です.ランダム書き込みの 4KB とかはもはや意味ないだろうと省略しています.
注)書き忘れましたが,カードリーダは,アイオーの USB2-W12RW というやつで古いです.マッハUSB も使えません.したがって速度は 20MB/s あたりで頭打ちとなっていますので,あくまでも相対的なデータと考えてください.来年あたりには SDXC UHS-I 対応のカードリーダに買い換える予定ですので,そのときはまたベンチ取り直します.Crystal Diskmark も Ver.3 になってるようだし.(2010/12/17)
この結果から,今回(素人考えながら),デジタル一眼にとって一番 critical なのはシーケンシャル書き込みだろうと考え,その値でソートしています.で,特に意味はないのですが,16 MB/s 以上を合格,15 MB 台を準合格とすると,ちょうど 12 枚になったので,まあこれでいこうかと.選ばれたのは,下の 12 枚です.それぞれへのコメントはまたの機会に.それにしても Class 6 の Lexar が最速とは.
一方,“落第”したのは,この5枚.特に,Patriot と Kingston は最低でした...
(以上,2010/12/06)