写真のアスペクト比について
写真の縦横(アスペクト)比って,面白いですよね...一般のコンパクトデジは 4:3 = 1.333,一眼デジは 3:2 = 1.5,最近パナソニックのデジカメに採用されたハイビジョンモードが 16:9 = 1.777です.
4:3 の方が見かけの面積が大きくて良い?なんて意見もあるようですが,目ん玉が横に二つ付いている人類としては,どうも横長の 3:2 の方が自然に見えるような気がするんですが...
#アスペクト比 = 3:2
*istD + DA16-45mm のワイド端で撮ったオリジナルの 3:2 ランズケープ写真です.ワイド端 24mm 相当のパースはなかなかで,3:2 ならではの広がりが感じられます.
#アスペクト比 = 4:3
上の写真を,横をトリミングして 4:3 にしたものです.美瑛富良野ばりの広がりのある風景でしたが,横をカットしているのでもちろん画角が狭くなってますが,それを差し引いても,全体の遠近感がなんだか平凡になってますよね.
#アスペクト比 = 16:9
パナソニックが 16:9 の設定を導入したというのを聞いて『写真にそれはさすがにやりすぎなのでは...?』と思ったので,試しにオリジナル写真を 16:9 にトリミングしてみました.もちろん上下が大幅にカットされてます.
で,なんというか...けっこういいですね.(^^; これは予想外に面白い.
#アスペクト比 = 1:1
最後はお遊びで,1:1 の正方形にトリミング.これはどうにも耐えられないですね.(^^; 横が大幅にカットされているとしても,写真そのものの外形から,広がりはまったく感じられず,横方向に短縮変形したんじゃないかと錯覚するくらいです.
(以上,2005/08/15)