廃墟・廃屋系
うーん,これは久しぶりにうまく写ってくれました.国道から数km入った,もう“限界集落”を通り越している集落(じゃなくて家一軒ですが)の端に立っていた農家?納屋?です.板壁の肌合いが渋くてなんとも言えない.黄色い看板の残骸が切ないです.第...なんだったんだろう? 占冠村上双珠別.(2008/12)
実は家に帰って写真チェックしていて初めて気づいたんですが,この廃墟橋の向こうの干上がった湖底には,朽ち果てた樹の切り株がたくさん並んでいて,面白そうな雰囲気でした.このときそれに気づいていれば,林道をもう少し奥に入って撮りに行ってたんですが.残念.まあでも,こんな感じで雰囲気たっぷりなショットも撮れたので,よしとしよう.またいつか.上士幌町糠平湖タウシュベツ.(2008/10)
下の写真と逆側から.もうほとんど日が落ちる寸前だったので,荒れて削れたコンクリート面が,なんとも言えない黄色っぽい色になっています.静かな日でした.上士幌町糠平湖タウシュベツ.(2008/10)
有名な鉄道廃墟で,2度目の訪問です.実はこの前の日,ヘリで上空を飛んでいると,これがはっきりと見えたのです.そのときはあっという間でほとんどシャッター切れませんでした(仕事中だし).で,次の日,札幌へ帰る途中?ちょっと寄ってみました.普通の日なので誰もおらず,いつ熊が出てきてもおかしくない...後ろでがさがさという大きな音がしたのであわてて振り向いてみると,でっかいエゾシカが3頭,きょとんとしてこっちを見ていました.カメラ向けるまもなくヤブの中に消えてしまいましたが.DA16-45 のワイド端ですが,ほんとに良いレンズだと思います.上士幌町糠平湖タウシュベツ.(2008/10)
これも以前に撮ったやつですが,国道の向かい側からだったので...今回は思い切ってまん前から攻めてみました.実に興味深い被写体です.帯広みたいな大きな市の駅のすぐそばでしかも片側2車線の主要国道に面したところにこんな代物がいつまでも放置されているなんて,とても信じられません.廃屋・廃墟マニアとしては実にラッキーです.(^^; 前に撮ったとき,この右側の天井の蛍光灯が点灯しているように見えて,そんなはずはないとすごく気になったのですが,近接して確かめてみると,外の光の反射ででそう見えているだけでした.当たり前ですが.おそるおそるこの裏手に回ってみると,家の裏庭には,廃車がそのままに...すごい.帯広市大通南十五丁目付近.(2008/10)
これも何度も行った場所です.こういう晩秋の季節に行ったのは初めてだったかも.ぽっかりと四角く空いた空洞から,奥の天井には蛍光灯がぶら下がっているのが見えます.なんとも陰惨(といっては失礼ですが)な光景です.青みがかった直方体の暗闇空間が恐ろしい.もう一歩近づこうと思ったら,なんと近くの廃墟の上に座って独り弁当を広げている?人がいるのに気づいてやめました.ただの来訪者とも思えない雰囲気で,炭鉱の関係者だった人なのかな...? 三笠市幌内.(2008/10)
今回はしばらくぶりに炭鉱廃墟に行ってみたのですが,なんだか手詰まりと言うか煮詰まっていて,あまりシャッターが切れませんでした.f(^^; しょうがないので,DA55-300 テレ端で赤錆びた爆発跡を背景にしたイチョウの黄葉なんぞを配してみました...うーむ.三笠市幾春別.(2008/10)
久しぶりの炭鉱廃墟です.というか,K20D になって初めてみたいな? この縦坑跡は,大きな事故があったところなんですが,なんでそのままで解体されないのかすごく不思議です.こういうのに惹かれるものとしてはありがたいのですけど.三笠市幾春別.(2008/10)
私は根が暗いのか,こういう風景が撮れてしまうと本当に満足します.暗く沈んだ曇り空を見ていると引き込まれます.おそらく廃校になった小学校跡だと思います.実はこのすぐうしろでは高速道路の工事がガンガン行なわれていて,かなり雰囲気壊してくれているのですが.ちなみにこのそばに立っている宿泊施設の廃墟にちょっと行ってみたら,玄関横のコンクリートの上に巨大なヒグマの糞がこんもりと盛られていました.ひっぇ〜...さすが.占冠村ニニウ.(2008/09)
なにが“新川マンション”なんだか...わざとらしい.(^^; この写真を廃墟系のページに置くのも変ですが,まあ洒落ということで.防災訓練用の模擬建物です.うしろはただのパイプ組みになってます.このほかに,土砂崩壊に巻き込まれたという設定らしい乗用車2台なんかも置いてあって楽しめました.札幌市手稲区テイネオリンピア付近.(2008/08)
有名な金山跡です.人が住んでいるところから 20km も入った山の中です.もちろんいまは誰もすんでいません.住宅地跡が川に沿って延々と続いており,往時は栄えたところだったんだろうな,と思わせます.空地位地域の炭鉱跡みたいななにか廃墟が無いかと思ってわざわざ行ってみたのですが,精錬場跡?らしい煙突の立っているあたりは,すべて立ち入り禁止になってチェーンがかかっており,残念でした.道々脇には集合住宅の廃墟もあったけど,ヤブの中でちょっと.これは道々の上にかかっている鉄橋?です.かなり細いので,トロッコかあるいは送水管なのか...? 紋別市鴻ノ舞鉱山跡.(2008/08)
クルマでこの前を通りかかって,おぉっ!と思い,もう日が暮れていたので次の日写真撮りに行きました.この写真が廃墟系...よーく見ないとそれとは分からないかも.おそらくレストハウスかなんかだったと思います.手前の女神?の像はただのコンクリートのまがい物ですが,塗りもはげ,ほっぺたなんか痛々しい.顔がギリシャ・ローマ風なのがまた切ないです.網走市鱒浦付近.(2008/08)
これは正確に言うと廃墟でも廃物でもないんでしょうね.廃物利用のオブジェだと思います.全体の形は50年代のロボットに似ているような気もするんですが,そうなの? (^^; この辺は以前鉱山があったところなので,もしかするとそれ関係の機械廃物を利用したものなのかも.赤井川村DROM.(2008/07)
ほんまもんの廃屋.おそらく漁師小屋だったと思うんですが...背景の海と波と空と雲が妙に爽やかで初夏っぽい.こんな廃屋写真撮ったのは初めてだ.釧路町十町瀬.(2008/06)
正直これが廃墟なのか分かりません.中に人の気配があるようにも思えたし.しかしまあ,この錆びて穴の空いたトタン壁と,足かけたら崩れ落ちるような梯子は,やっぱり真正廃墟の雰囲気かと.釧路市釧路港.(2008/06)
まさにこの炭鉱の歴史を物語るような廃坑入り口の赤レンガの渋味です.レンガの表面が白くなるのはなぜか分かりませんが,目地のセメントから染み出した石灰分? 夕張市石炭の歴史村.(2008/05)
廃棄採石場のプラントです.もう少し朽ちていると味があったのですが...(^^; 真っ青な春の空の下,誰もいないシンとした採石場はキリコかなんかの世界みたいでした.岩手県盛岡市水沢付近.(2008/04)
オイル缶かなんかでしょうか? さすがにこの薄さでは既に錆びて穴が開き朽ちかけています.放棄されてからそれほど長年月が経過しているとは思えないのですが...岩手県盛岡市水沢付近.(2008/04)
下のトラックの精悍な面構えです.エンジンルームは開け放たれ,むき出しのエンジンは赤錆びていましたが.引退したゴリラのボスみたいだ.岩手県盛岡市水沢付近.(2008/04)
廃業した採石場に置き捨てられた特殊ダンプトラックの荷台とタイアです.でも廃棄された不用な役に立たないものというよりは,そのマッシブな重量感が力強さをまだまだ残しているように見えます.岩手県盛岡市水沢付近.(2008/04)
すいません,先に謝っておきますが,これはもちろん廃墟ではありません.単なる私のイメージでここに置かせてもらったもので,現役ばりばりの工場です.誰もいない昼とも夜ともつかない世界でこういう建物の中を彷徨っている夢を良く見ます.室蘭市室蘭製鉄所.(2008/04)
下の建物の奥につながっています.完全な廃墟とも思えないけど,この窓はね...中がどうなっているのか興味津々.いつも思うんだけど,こういうのって入場料とって公開したらどうなんだろう? (^^; ちなみにここ,さらに奥の方にもわくわくするような雰囲気の建物がたくさん建っており,そばに寄れる道路が無いのが恨めしい.砂川市砂川発電所.(2008/03)
現役稼働中の立派な発電所の隣に亡霊のように立っていました.この朽ち具合どう見ても廃墟だと思うんですが...壁に突き出ているのは碍子のように見えるので,変電所跡か? 砂川市砂川発電所.(2008/03)
もしかしたら有名な廃墟なのかもしれません.ホテルです.交通量の多い幹線沿いにぬっと立っています.だいぶ経っているようですが取り壊されていないのはなぜなのか.煤けたような外壁が迫力.それにしてもこのガラス窓は誰がどのようにして割ったのか? 自然に割れるとは思えない.苫小牧市入船町付近.(2008/03)
これは正真正銘の廃墟です.おそらく社宅団地の使われなくなったものかと.見た目には閉鎖されてからだいぶ経っているように見えるのですが,いまもそのまま住宅地の道路際に残されています.日陰をそのまま撮ったら,タム28-75 にはないはずの不気味な黒ずんだ周辺減光が...白老町萩野付近.(2008/03)
すいません,謝っておくとこれは廃墟ではなく,現役ばりばりの?稼働中工場です.でも逆光で何の気なしに撮ってみたら,手前の枯れ草もあいまって工場廃墟風に...左側の建物の外壁の赤錆色もね.白老町北吉原付近.(2008/03)
離農した農家の廃屋です.こういうのを見る機会はかなり多くなっています.互いにもたれかかっているような建物の間からわずかに見えている早春の空と雪にまだ覆われた農地が.当別町当別太付近.(2008/03)
駐車場の横の草地に立っていた,いまはもう(おそらく)使われていないだろう牧草用のサイロです.朽ち果てたというところまでは行っていないのですが,屋根の緑に塗られたトタンの錆び具合などは,なかなかのもの.江別市大麻道立図書館付近.(2008/03)