秋の自然


なんだか魚眼の絵みたいに見えてしまいますが,タム28-75のワイド端だったと思います.緑の芝生の上にモミジの紅葉とそれが下に散り敷くところと...定番過ぎますが,綺麗なものは綺麗だ.:-p でも周りはほとんど散りきっており,今年の秋もこのへんで終わりかな?と.清水町十勝千年の森.(2008/10)


ここは,以前テレビで見てそういう場所があることを知り,いつかは行ってみたいと思っていたところです.で,どうだったかというと...うーん,微妙かな? ビーフカレーはおいしかったけど.(^^; ちっちゃなゴルフ場の池みたいなやつだけど,カラマツの凛とした姿が映って悪くない雰囲気でした.ここって,元ゴルフ場なの?? 清水町十勝千年の森.(2008/10)


なんだかすごい久しぶりに DA12-24mm の出番でした.こいつのワイド端が決まるとほんとにすかっとします.牧草地のカラマツですが,黄葉がけっこう始まっていて,うにゃうにゃと流れるすじ雲の空の下,気持ちよさそうでした.良く見ると,右前方の遠い空にぽっかりと浮かぶ積雲も.清水町上清水付近.(2008/10)


あまり秋らしくないですね,どちらかというと夏っぽい風景になってしまいました.まだ緑濃いビート畑とエゾマツの繊細な姿.それに白い雲がほんわかと流れる空...帯広市幸福町付近.(2008/10)


アザミの残骸でしょうか...? いずれにせよ秋はもう終わりかけており冬の影が色濃くなっていることを感じさせます.綿毛の部分のハイライトは RAW なんで後から補正すればオッケーという安易な考えで.:-p 帯広市愛国町付近.(2008/10)


ヘリから地面に降りると,十勝平野ではこういう景色が待ってくれています.畝を入れた黒土の畑と真っ白な幹の白樺並木.空も蒼くて深いし.シビレます.願わくば,いろいろな季節にこういうところに行ってみたいものだ.今のところ仕事の関係でこの季節にしか行けないもので.帯広市愛国町付近.(2008/10)


帯広周辺のどこでこれを撮ったのか,GPS持ってないので?まったく分からなくなっているのですが.こういう風景は,私の原点だ!みたいな気までしてきます.(^^; 昔似たようなシーンを QV3500 で撮って深く感動したことがありますが,そこはコンデジの悲しさで,良く見ると被写体ぶれ+AFミスで悲惨なものでした.まあ一眼デジでもAF以外の状況は同じわけで,ISO800 まで上げても時速200km近くで飛んでいる(おまけにけっこう揺れる)ヘリコプターからのショットはかなりのものが被写体ブレしてしまいます.K20D では ISO1600 まで上げる気はちょっと起きないので,このへんが限界かな.晩秋の綴れ織り(タペストリ)です.帯広市付近.(2008/10)


いつも空港からヘリで離陸したときに見える風景です.したがって,いつも同じような写真ですが.要するにこれが大好きなんで,何度でも撮ってしまいます.麦畑・木の影・白樺・エゾマツ・柏?の色とパターンの帯が素晴らしい.帯広市帯広空港付近.(2008/10)


これはヘリコプターから撮ったものです.仕事中の“サボリ写真”.f(^^; と言っても,畑の上飛んでいるときは何もすることがないので.おそらく秋蒔きの小麦畑の鮮烈な緑と収穫後の真っ黒い畑,その間の白樺・カラマツ林の落とす影...これ以上北海道らしいものはない!とさえ.帯広市付近.(2008/10)


まさに予兆の空.ドラマティックです.もっと明るい人工的なシーンを狙ってここに立ち入ってみたのに,こんな写真が撮れるなんて,ある意味皮肉です.最近 DA16-45 には“飽きて”いて,やっぱりDA★16-50/2.8かとか,タム17-50/2.8もいいかな?なんてふらふらしているのですが,こういう写真が撮れてしまうと,とても捨てられませんね.札幌市豊平区札幌ドーム.(2008/10)


こういう暗くてかつなにかの予兆を感じさせるようなシーンは大好きです.この場所そのものは全然そういうところではないので,“切り取ってしまう”写真のマジックというものを感じます.当然このすぐ後に雨が降ってきて,防滴レンズではないDA16-45だったので,ジャケットで覆ってクルマに逃げ帰りましたが.札幌市豊平区札幌ドーム.(2008/10)


下のやつを引いてみるとこんな感じ.色合いの違う三本のバンドが嘘みたい!です.蔦って,どういうわけかそれぞれ株ごとに紅葉の度合いや色の変わり方が全然違っていて,こうなっちゃうんでしょうね.ここは広いコンクリート壁の全体がこうなっているので,なかなかスペクタクルでした.札幌市豊平区札幌ドーム.(2008/10)


こちらは“所詮人工物”ですが,ここまで来るとやっぱりすごい.てかてかとした質感と複雑な色合いで,まるでプラスチックかなんかのようです.うしろが味気ないコンクリートなのがイマイチですが.札幌市豊平区札幌ドーム.(2008/10)


久しぶりにこういうシーンを撮れました.自然の中にはいくらでもありそうでなかなかこういうのはありません.以前北大構内で似たようなのを撮りましたが,あちらは所詮人工物.(^^; 既に午後遅くなっていたので日は斜めに傾いており,その差し方がとても効果的でした.紅葉の向こうに半ば透けて見える黒い枝・幹がなんとも言えません.天気も良かったし.江別市野幌森林公園.(2008/10)


この自然の宝庫にいままであまり立ち入ったことはなかったのですが,思い立ってカメラ持ってひたすら歩いてみました.“手ぶら”なのでレンズはタム28-75一本です.これは何の黄葉なのかな...葉っぱ見るとセンノキみたいだけど,細い棘棘の幹はなんだこりゃ...と思って調べてみたら,やっぱりセンノキでした.若木のときはこうなるんだそうです.特に意図したわけではないんですが,ハイキーの背景に黄葉が下からレフ・ライトを浴びたように写っていて,思わずにやりとしてしまいました.江別市野幌森林公園.(2008/10)


イチョウなんですよね...イチョウ.この季節の定番のひとつなわけですが,なかなか撮る機会がない.札幌では北大構内の並木が有名ですが,立ち入りが難しいので,いつも機会を逃してしまいます.この日はイチョウがあるとは知らずここに入ってみたのですが,思いがけなく会うことができました.おまけに周りに人は誰もいないし,思う存分.背後の白い雲がアクセント.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


白樺の白い幹と茶色の枯葉の地面それに黒い影...以下にもこの季節らしいしみじみとした佇まいですが,露出も構図もすごく難しそう.このシーン,いつもはワイドで撮ることが多いのですが,このときは思い切って DA50-135テレ端で.なんとなく動物の足みたいだ.札幌市豊平区月寒公園.(2008/10)


秋の残骸という感じですね.何度も撮っている対象ですが,晩夏から秋盛りの鮮やかな黄色とこの朽ち果てた姿との落差がすごく大きくて,気になるやつです.背景は日陰に沈む湖面ですが,気持ちよくシャドウになってくれました.札幌市南区西岡水源池.(2008/10)


北海道の秋も,そろそろこのへんでという日でしたが...水面に映る秋空の青さがそこはかとなく切ない.何の気なしに撮った一枚ですが,思いのほかいろいろなものがカラフルに写っていて,けっこう嬉しかった.札幌市南区西岡水源池.(2008/10)


紅葉・黄葉ばっかし続いたので,ちょっと雰囲気を変えて.ポプラ並木です.この独特のごつごつとした幹がなんとも言えません.葉っぱは黄葉が始まったばっかしのようですね.この日は風が強くてポプラ並木がいっせいになびいた姿が素敵だったんだけど,なぜか私がカメラ持って近づいていくと,その姿がどこにもない...orz 砂川市北十号付近.(2008/10)


今年はなぜか,イタヤカエデに恵まれなかったなという気がしています.紅葉・黄葉にはけっこうあたっていたのにね.この葉っぱの黄葉は,日が差すとなんというのか“ゴールド・プレート”のように明るく輝きます.そういうところを見たかった...って,この写真はおそらくただのモミジなんでしょうけど.m(__)m 岩見沢市岩見沢SA.(2008/10)


ちょっと季節感レスでしたね...後ろはマリーゴールドか.手前の白茶けた変な形のものはなにか園芸種の草だと思います.もちろん花壇なんで自然というわけでもありませんが.つまり,この白茶けたヘンな草?が面白かったと.f(^^; 岩見沢市岩見沢SA.(2008/10)


なんだかネタ写真みたいですが,撮った本人は大真面目で感情移入してます.(^^; ただでさえ晩秋で枯れかけているところを,さらに虫に徹底的に食い荒らされてしまい,まったく無残です.でもまあこれもこの季節の風景かな,と.札幌市南区西岡水源池.(2008/10)


うーむ...これは寂しい.ほんとに寂しい光景で,もう冬なのかも,と思わせます.もうちょっと望遠があればまた別の雰囲気にも写せたんですが,交換レンズを持たずに歩いていたので,タム28-75 のテレ端でこんな構図になってしまいました.札幌市南区西岡水源池.(2008/10)


ここは水面に映る紅葉がいつも綺麗なところなので期待して行ってみたんですが,天気がすっきりしないというか,なんだかモヤっていてイマイチでした.しょうがないので水源地の周りをぐるっと歩いてみると,こんなシーンに出会うことができました.上から被さった葉の姿が水面に暗く影になっていて,渋い.札幌市南区西岡水源池.(2008/10)


なんだこれ?の黄色一色のでかい葉がぞろぞろと.色はちょっと平板でしたが,葉脈の模様のアクセントがそれを救ってくれました.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


なんの実なのか...日陰の草むらの中にこんな真っ赤な実が.草ではなくて木のようでした.暗くて ISO 800 まで増感したのでどうかな?と思ったのですが,うまく写ってくれました.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


こういう組み合わせは,北海道ならでは?という気がします.モミジの真紅と白樺の白い肌.考えてみるとこの組み合わせはいままでもう何度も何度も撮ってますね.でも,結局また何度も何度も撮ってしまう.:-p 札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


高低差があるせいで,不思議に立体的な写真になりました.霊園の中の風景とは思えないくらい.手前の黒々とした巨木はなんだろう...ハルニレ(エルム)かな? 背後の紅葉に白樺の白い幹二本が切ない.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


オルソ写真好きな私としてはこれは珍しい,前後ろボケの空間的写真.まあたまには,ですね.DA★50-135 のテレ端だったと思いますが,望遠の圧縮効果というのはやっぱり面白い.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


モミジ・カエデって,いつも思うんですけど,幹が黒いんですよね...当たり前か? このときはおそらくにわか雨で濡れているので一層黒く見えるんだと思う.紅葉・黄葉の派手さとすごく大きなコントラストで見えるのでガツンと来ますね.たしか RAW 現像で fill-light 少し入れたと思いますが,黒潰れようもちょうど良かった.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


派手ですね.一言,派手です.まるで塗りたくった口紅のようだ.私は好みとしてはどちらかというとこんな派手なのはイマイチなんだけど,とにかく色鮮やかなことには違いない.写真としては好きだ.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


にわか雨と一緒に来た風で落とされたのか,サクラの落ち葉もすごくフレッシュでした.その裏表の風合いも面白いですが,水滴にもまた表情があるんだな...と.その下の別の木の落ち葉の朽ちかけたものもまた.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


こちらは色づき途中ということなのか,それともこういう色が最終着地点なのか...オレンジ色のサクラ紅葉です.こんな豊かな色合いの葉っぱがどこまでも広がっていて,ほんとにきりがなかったです.嬉しいけど,疲れた.(^^; 札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


いや〜...見事な鮮やかさです.サクラの紅葉ですが,これほどに真紅になるとは.にわか雨の雲間から差す半逆光の陽光がよかったんでしょうね.背景の暗さも気持ちよい.これで露出補正なしですから,K20D というかペンタの露出制御はなかなかのものだと思っているんですけどね....札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


この写真をとる前ににわか雨がひとしきり降っていたので,落ち葉にはその水滴があちこちに残っていて,いかにもの雰囲気に.もう冬も間近なんだなという気がしてきます.シャッター切っているうちに,またにわか雨が落ちてきました.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


モミジ・カエデの紅葉落ち葉が散り敷くところに,どの木から落ちたものなのか,黒くて細い小枝が.そのちょっと陰気なパターンと背景の鮮やかさとのミスマッチが面白かった.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


ここは,昔住んでいた場所のすぐ隣なんですが,カメラを持って入ったのは今回が初めてです.素晴らしい紅葉の世界が広がっていました.WOW!です.それなのに人がほとんどいなくて,もう独り占めで撮らせていただきました.こういうのにあたると幸せです.これはサクラですね.普段はシャープな DA★50-135 ですが,けっこう暗くて絞り開放に近かった(f3.5)せいか,なんだかもやっとしていて,それが思わぬ雰囲気を与えてくれました.背後も紅葉の盛り.札幌市豊平区平岸霊園.(2008/10)


プラタナスですね,おそらく.形が独特でドカンと存在感がある大きさなので,けっこう映えます.しかしこのときは空模様がイマイチで...逆手を取って不穏な空を背景に影絵風に.たまたまですが,こういう上が暗くなっているという『逆転の空』は大好きなものの一つです.この暗いところにもっと暗い雲が一つ流れていると不穏な雰囲気が出たかも? 札幌市豊平区札幌ドーム.(2008/10)


なんなんだこの二人のムードは...(^^; 晩秋で葉も落ちて周りも寒々としているけど,なんだか暖かい.後ろの不穏な空の気配もまた一つのアクセント.札幌市豊平区札幌ドーム.(2008/10)


シュウメイギク,繊細でなかなかその雰囲気を捉えることができません.昔某掲示板でご一緒したhさんという方の,シュウメイギクの丸い独特なつぼみを逆光で仰ぎ見た写真のファンタジックさが忘れられません.右下に一つ見えていますが.で,花ですが,いつも真正面から見ているので,今回は横顔を撮らせていただきました.札幌市清田区自宅裏庭.(2008/10)


今年は秋が長いというのか...コスモスがまだまだ現役でがんばってくれています.北海道はもともとコスモスが咲き出すのが早いので,もう何ヶ月も咲き続けているみたいな.半逆光で光が綺麗だったので,思い切って暗いシャドウの前に写してみました.左側にちょっと入った灰色が残念だったか.札幌市清田区自宅前庭.(2008/10)


朝起きたときから空の青さが気になって,近郊に出かけました.紅葉・黄葉はそろそろ撮り飽きてきたので,何か別の物を...と.でも結局,イネ科の雑草ということで.(^^; 少し風が強く,なびいた感じがなんとも.これは Capture One だったかな...Lightroom 2 は空の青がちょっと黄色っぽく出てしまうので,気になっています.石狩市新港付近.(2008/10)


何の木の葉かは分かりませんが,この形と言い,緑のわずかに残った黄葉の色といい,とてもたおやかで,シビレました.上が暗くなった雲の気配もすごくマッチして異ます.美瑛町ビルケの森.(2008/10)


いつも思うんですが,イチョウの黄葉って青い空が似合うな...ぼけた白い雲もまた切なげです.この日は思ったよりも暖かでしたが,十勝岳などの山々はもう雪をかぶっており,平地からの雪の便りももうすぐです.美瑛町ビルケの森.(2008/10)


まさにある意味では豊穣な,黄葉の季節の象徴のような情景です.この黄色くなっている葉は,ヤマザクラでもないしなんという樹なのか.ちょっと分かりませんでした.美瑛町ビルケの森.(2008/10)


秋だな...まったく秋です.この雲といい,黄葉の林といい.手前の暗くなっている畑は麦畑の刈り取りあとだと思いますが,その向こうの黄色いラインは,おそらくキガラシの花です.畑のコヤシにするためにこの季節に咲かせるようですが,ちょっと油断するとこのせいで,季節感が崩壊してしまいます.トリッキーで好きです.某レストランの庭から撮ったものですが,ここがまたビーフシチューがおいしくて...(以下略).美瑛町美沢付近.(2008/10)


少し風がおさまって水面のさざ波が消えると,こんな感じで幻影のように枯れ木の白い幹が映り,なんとも言えないムーディーな雰囲気です.ところで,これを撮りまくっていたら,SDHC カードが壊れて...(別ページ参照)あまりのショックに虚脱しました.そのあと別のカードで撮りなおしたんですが,集中力が.orz 美瑛町不動滝川付近.(2008/10)


クローズアップで撮ると,ますます不可思議な風景に.水底の濃淡がわずかに透けてまだら模様になっているところに背後の黄葉の山が反映して見えています.美瑛町不動滝川付近.(2008/10)


下の青い池の中に立っている枯れ木.水位の変化によるものかゼブラ模様になっており,水の青さとのコントラストで不思議な静けさに満ちた風景になっています.この青さは水中のなにかコロイドのせいのようなんですが,なんでしょう? 美瑛町不動滝川付近.(2008/10)


あるTV番組を見てさっそく撮りに行ったそのスジでは有名な『青い池』です.それそのものは単なる堰堤のせき止めで出来た池(?水溜り?)なんですが...こうやって周りをカットして撮ると,まるで深山の神秘的な池のように見えてくるから不思議です.以前は立ち入り禁止になっていたところらしいけど,いまはクルマで真横まで乗り入れできるようになっており,駐車場までできていました.あまり神秘ではない...:-p 美瑛町不動滝川付近.(2008/10)


これもイネ科の雑草.『雑草という草はない』とは思いながら,なんというやつか分からないもので.これも,背景の日陰の暗い紅葉の林が深くて良い.美瑛町オヤウンナイ川付近.(2008/10)


日陰の暗い麦畑を背景にして日差しを浴びる,なんか知らないけどイネ科の雑草?です.すごくきりりとしていて,なおかつ豊穣だった.美瑛町新星付近.(2008/10)


秋の山道の峠を降りていくと,道の両側にはこんな風景が広がっており,まさに黄葉真っ盛りという感じでした.イタヤカエデです.紅いのもいいけど,黄色いのもどこか瀟洒な感じで捨て難い.そう言えば昔まだフィルムカメラ持っていた頃,岩手県でこんな感じの黄葉を撮ったな...思えばアレがこういう趣味に落ちたきっかけだったのかも?(^^; 美瑛町青葉川付近.(2008/10)


遠くから見たときすごく紅くて...最初はただのモミジかと思ったんですが,近寄って見ると葉の形が変わっていて,外来のサトウカエデ(メープル)のようでした.その本体ももちろん撮ったんですがあまりに紅すぎて,地面に落ちたやつを1枚.こっちの方が,鮮やかな感じが際立っていた.砂川市砂川SA.(2008/10)


オオウバユリの実です.私はカプセルと呼んでいますが.他のところでも紹介しましたが,花が落ちた後は艶々した緑色で,秋が深くなってくるとこうなってきます.冬も近くなると,これが開ききってかすかすの枯れ色に.なんだか色ノリが妙に良いけど,なんでだろう? 夕張市滝の上公園.(2008/10)


午後も遅くなってやっと見つけた“紅いモミジ”.でもなんだか葉っぱも小さくておまけにしなびたように縮こまっています.今年はなんだかモミジは外れの年みたいな予感が.千歳市支笏湖畔翠明.(2008/10)


支笏湖から外に流れ出す千歳川の河口(って,逆か)付近の水草に覆われた川底です.水がきれいだからなのか,深いほうは蒼い色調に変化しており,不思議なグラデーションになっています.手前の小石も水の底です.透明度がほんとに高い.千歳市支笏湖畔翠明.(2008/10)


クローズアップが続いたので,ちょっと趣を変えてロングショットで.水平に四つに分かれた風景の中で黄葉・紅葉なり始めの若い木が数本.オレンジ色になっているのはカツラだと思ったけど,黄色いのはなんだったかな? 千歳市支笏湖畔奥潭.(2008/10)


意図してこんな暗い感じに撮ったわけではないんだけど...DA★50-135 のビネットが出たのかな? でもまあ,背後が暗い緑に充填されていて,モミジ(カエデ,かいな?)の葉が浮き上がっているようです.千歳市支笏湖畔奥潭.(2008/10)


これはほんとにもう秋という感じではありませんね.いわゆる実成りの若芽だと思いますが,何でこんな季節に出てきたんだろう? これからの厳しい冬に耐えられるんだろうか? 心配になります.でも林の中でこんなに独りスポットライトを浴びているんだから,まあがんばってね.千歳市支笏湖畔奥潭.(2008/10)


赤と黄のまだら模様に黒い斑点付きのハウチワカエデ.このうっそうとした林の中で点々と日が差し込むところの明るさを捉えられた感じがする.もっと奥に行こうと思ったら,熊でも出るのか,立ち入り禁止になってました.千歳市支笏湖畔奥潭.(2008/10)


秋という雰囲気でもありませんが...うっそうとした原生林の巨木の幹に取り付いたような羊歯の葉が差し込む逆光を浴びて,実に爽やかな感じです.もうちょっと背後を暗く現像したほうが良かったかも? 千歳市支笏湖畔奥潭.(2008/10)


これもおそらくキウルシなんでしょうけど,わさわさした感じではなく,てっぺんが開いたいかにもの形をしています.ここら辺は,赤い紅葉というとこのキウルシとツタウルシしか見えなくて,ちょっと寂しかった.ヤマモミジはどこへ行った...千歳市オコタンペ付近.(2008/10)


下のキウルシを順光で撮るとこんな感じに.少しどす黒く赤銅色になって,これはこれでまた迫力があって良い感じ.くっきりとした葉脈に,どこかシャープなスピード感を感じます.札幌市南区滝野付近.(2008/10)


すごいですね,もう赤の氾濫状態.キウルシ(ヤマウルシ)だと思いますが,道に迷って入り込んだところにこんなのがポンと出てくると何か得をした気がします.赤が飽和せずに良く出てくれました.札幌市南区滝野付近.(2008/10)


観光道路の中腹から見た札幌の風景.こちらは街並みというよりは,広々とした空と手前のススキがテーマです.DA12-24 ワイド端.で...写真に慣れている方には,なんかヘンだぞ,と思われるでしょうね.ススキには日が当たっていないし,普通の露出・現像では,手前は暗く潰れているはず...ACDSee Pro のイコライザ機能を使って,擬似HDRで現像したものです.Photomatix の single-RAW HDR 機能でも同じような効果が得られますが,こちらの方がコントラストが出て感じが良かった.札幌市南区藻岩山.(2008/10)


一転して,寒々と暗くごつごつしてしかし力強いものを狙ってみました.なんという木の根っこなのかは分かりませんが,逆光で撮ったせいもあり,なかなかの迫力です.こういう写真を撮るのは,老人性,なのかも.f(^^; 札幌市豊平区月寒公園.(2008/10)


ナナカマドも盛りにはまだだけど,葉っぱの外側から紅葉が染みるように始まっています.光と影の交錯した難しい場面ですが,いつものように K20D,プログラムオートで完璧に写してくれました.背後の空の色が飛ばなかったのも嬉しい.写真技術の無い私にはほんとに有難いカメラです.札幌市豊平区月寒公園.(2008/10)


10月に入ってあれこれ忙しく...はっと気づくと,札幌の街も,もはやこういう感じで紅葉が始まっていました.ハウチワカエデなので,これ以上紅くはならないと思いますが.ここでは DA★50-135一本.ほんとにシャープに写る,重宝する焦点距離レンジのレンズです.この紅葉をかじったやつは誰なのか...札幌市豊平区月寒公園.(2008/10)


実は風が結構強くて,めちゃめちゃ被写体ぶれ+ピンボケしてますが...最初は失敗写真だと思って捨てるところだったけど,背後にぽっかりと白い雲の浮いた青空との対比が捨て難かった.それにしてももう少し構図の甘さはどうにかならなかったもんか...と自分でも思う.f(^^; 岩手県矢巾町矢巾温泉.(2008/09)


北海道ではあまり見ない,山椒の木です.硬いけど明るい感じの緑で,こういうの見ると,やっぱり本州(東北)も良いもんだな...と思う.背景の暗い緑は杉林かと.岩手県矢巾町矢巾温泉.(2008/09)


ヒメジョオン?...じゃないか.なんだろう.要するに路傍の花ですか.前夜の雨の名残を花びらに残して,けっこう日本的だった.この旅行ではタムロン28-75mm一本でしたが,こういうのを撮れるので,風景にはちょっと弱いけど捨て難い.ペンタ純正でもこのレンジで近接の短いズーム出してくれないかな? 岩手県矢巾町矢巾温泉.(2008/09)


秋は枯れる季節,とでも言うべきか.アジサイだと思うんですが,程よく色が抜けて大人っぽいです.色鮮やかなときだけが盛りではない...? (^^; 下の方の明るさも良かった.岩手県矢巾町矢巾温泉.(2008/09)


下にも出ているアカマンマ(イヌタデ)です.北海道じゃないからと言うわけでもないんだろうけど,こちらはけっこう赤味が強くて印象的でした.一つ一つの花がすごく可憐な姿をしていると言うのが,この写真では多少分かりますね.岩手県矢巾町矢巾温泉.(2008/09)


東北はまだ秋という季節でもないかと思っていたんですが,もはやこんな雰囲気に.サクラの紅葉・落葉です.写真が斜めになっているのは意図したわけではないですが,結果として悪くなかった.カメラを地面に付くくらいにしてほとんどノーファインダでシャッター切ってるのでこうなったわけですが.岩手県矢巾町矢巾温泉.(2008/09)


ヘンなコントラストですね...まだ夏の生命力を感じさせるようなもくもくの積雲の前に,もはや完全に紅く色づいたカツラの木.いったいお前はどっちなんだよ?!と言いたくなるような風景です.でもまあ,雲の方が何かの勘違いなんでしょうね.(^^; 札幌市南区藤野聖山苑.(2008/09)


北海道でこういうシーンを見ると,“あぁ〜...もうすぐ冬なんだ”という気の早い気分になってしまいます.色づいた蔦の葉のボリュームがすっごく控えめなので,なおさらそういう侘しい気分に.札幌市南区石山緑地.(2008/09)


あまり秋らしいシーンではありませんが,こういう光と影は大好きなものの一つです.RAW 撮りになって気持ちがやっぱり大胆になりましたね.露出をあれこれ突き詰める方ではないので,ありがたいです.札幌市南区石山緑地.(2008/09)


なんだか天国っぽい風景ですね.まあロケーションを考えると当たり前ですが.そういうところを狙った作りなんでしょう.白い玉砂利を敷き詰めたところは確実に白飛びしてしまうと覚悟したんですが,ぎりぎり粘ってくれました.RAW だからということではなく,K20D 自体の粘り強さなのかも.札幌市清田区滝野霊園.(2008/09)


札幌の秋といえばこのナナカマドの紅葉と紅い実ですが,季節はまだちょっと早く,色づき具合もいまひとつです.ここは RAW のダイナミックレンジを信じて,思い切ってシャドウとハイライトの対比を狙ってみました.イマイチですが.(^^; それにしても,RAW 現像ソフトを何にするかはだいぶ迷ったのですが,結果としては Capture One にして正解だったと感じています.なんとも言えないナチュラルさは,Lightroom(のデフォルト)には無いものです.札幌市清田区滝野霊園.(2008/09)


今まで何回も通っていたところですが,今回初めてこういう樹が立っていることに気づきました.白樺の若木ですが,なんとも雰囲気があります.早々と葉を全部落としてしまってますが.たまたまカラスが飛んできたので,チャンスかとシャッター切ったけど,もうちょっといい形になっていて欲しかったな.北広島市輪厚付近.(2008/09)


これ,300mmでファインダ覗いてもあまりに微妙すぎて,おまけに視野揺れているので,どうなっているのか分からないままにシャッター切りました.少しピンボケでしたが.DA55-300特有のビネットが出ていますが,こういう情景だと雰囲気壊さないですね.北広島市旧島松駅逓所.(2008/09)


ここの池の古代ハスはどうも私には相性が悪いというのか,ちゃんと満開状態でお目にかかっていません.昼近くなって出かける私のグーたらさもあるんでしょうけど.:-p DA55-300 のテレ端近くですが,なんとも繊細に写ってくれます.北広島市旧島松駅逓所.(2008/09)


秋の訪れ,と言った気配でしょうか.右上の二本線がかなり邪魔な感じですが,ロケーション上どうしようもない.(^^; クルマのボンネットの上なんです.K20D がと言うべきなのか,RAW 撮影がというべきなのか,それとも Capture One のキャラクタが,と言うべきなのか...微妙なシーンが非常にナチュラルに出てくれるおかげで,いままであまり撮らなかったこういうシーンもシャッター押す気になりました.ます.札幌市清田区里塚霊園.(2008/09)


去年もそうだったかも.この季節がなんとなく足早に過ぎてしまって,トリカブトの姿をなかなか写真に収められませんでした.今年もそうだったんですが,この暗い山道でやっとそれらしい姿を.葉っぱは既に茶色に枯れかけており,ぎりぎりのところでしたが.それにしても面白い花だ...占冠村赤岩青巌峡.(2008/09)


こちらは白樺ですが,背景が暗いカラマツの緑なので,なんだか黄色の世界に君臨しているように見えてきます.単なる擬人的思い込みですが,そういうのもまた楽しい.この風景は昔 *istD でも撮ったけど,黄色の明るさと背景の暗さがうまく写らず苦労しました.K20D は嘘みたいにプログラム自動で“見たまんま”写ってくれます.これはすごいことだと思うけど.占冠村ニニウ.(2008/09)


アワダチソウの黄色い世界の中にエトランゼのように立ち尽くすヤマザクラの木です.葉は既に紅葉を始めています.DA★50-135ですが,このレンズ,使えば使うほどそのクォリティに毎度感心してしまいます.原寸で見ると,ヤマザクラの葉っぱの葉脈が黄色の背景から浮き上がるようです.DA★16-50もそういうレンズだったらすぐにでも買ってるんですけどね...(^^; 占冠村ニニウ.(2008/09)


セイタカアワダチソウという草花は,なんだか傍若無人なイメージがすごく悪いですが,よくよく見ると,なかなか魅力的なやつです.私は好きです.枯れてくると,陰惨な感じになりますが,それもまたよし.このときは黒い雲のにわか雨が迫ってきて,背後の山は黒く雰囲気がありました.縮小では良く見えませんが,既に落ち始めた雨粒の軌跡が何本か見えています.写真というやつはすごく限定されたメディアだけど,切り取られた一瞬をあとから見ると展開されて見えるというのが面白いところだと思う.占冠村ニニウ.(2008/09)


こちらはいかにもキンエノコロらしく順光で撮れました.タム28-75テレ端ですが,準マクロとしてほんとに良く写ってくれます.じゃふつうにマクロレンズで撮ったらどうなんだ?と言われそうですが,私にはホンモノのマクロレンズはとても使いこなせそうにないので.f(^^; 日高町日高青少年自然の家.(2008/09)


えーと...これはキンエノコロですね,たしか.グレーの一様な背景を使って影絵風に撮ってみました.左に並んでいるのはほんとに同じ形に見えますが,手前の穂の影ではなく,奥にあるもう一本です.日高町日高青少年自然の家.(2008/09)


これはなんという草花なんでしょうね.私は小さい頃から“アカマンマ”と呼んでいますが,正式な名称でもないような.このくらい明暗があるとさすがに露出補正-1の必要がありました.それでも花の白いところはとび気味です.ところでこのアカマンマ,花のところをクローズアップしてみると,意外にもどきりとするほど可憐な花びらを付けてます.マクロレンズじゃないので撮れませんでしたが.日高町サンゴの沢.(2008/09)


赤とんぼは珍しくもないんですが,これはピンク色のビニールテープの上にちょこんと止まっているところがなんとなくトリッキーで.背景の暗い緑もうまく出てくれた.夏も終わり,キャンプ場には人影も無く,管理人さんが一人で草刈してました.むかわ町穂別キャンプ場.(2008/09)


ということで,9月に入ったらめでたく秋の景色となりました.白樺の落葉ですが,誓って言いますけど,私がここにこう置いたのではありません.ほんとにこうなっていたんです.(^^; 露出が難しそうだったけど,プログラム自動でなんということもなく写ってくれました.RAW だからということでもないでしょうけどね.千歳市キウスPA.(2008/09)


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