実は私は，DS/DL/K100D 系のグリップにはどうもなじめませんでした．手にすっぽりと来るという意見もありますが，私には硬すぎ・鋭すぎて．．．もしペンタがこれからの機種にはこういうタイプのグリップを採用するということだとすると，どうもね．
で，K10D の外見はだいぶ前からネットに出ていたので，それが *istD 型のソフト・スムースなタイプだということは分かっていたのですが，実際に手にとってみるまでは安心できませんでした．
これはグリップを真上から見たものですが，ほんとうに *istD にそっくりです．後部の出っ張りは，DS タイプかな？
で，真正面から見ると，ほとんどエグリのないストレートな形をしているのが分かります．“峰”の形は *istD よりもソフトかもしれません．ここに貼ってある？ラバー状の材質も摩擦がしっとりとしています．
下から見ると，グリップ上部の“出っ張り”がグリップ全体に回っているのが分かります．*istD では，この出っ張りは，縦にえぐれているところの上部にしかありませんでした．
これらを見ると，K10D のグリップは，単純な形をしていますが，かなり練られたものだなと思います．グッジョブです．