パープルフリンジについて


 下で,“ネット界隈の K10D の各種作例を見てみた感じでは,例えば DA16-45 でさえも,え? DA16-45 ってこんなにパープリン出るレンズだったっけ??と思う場面が何度も...”と書きましたが,自分でもそういう場面にやっぱり遭遇してしまいました.



 ワイド端 16mm の周辺部のアウトフォーカスの部分のピクセル等倍クロップで,f4.5 とほぼ開放です.しかし,f7.1 に絞ったものでも,この輝度差ではほとんど変わらないパープリンが出てました.
 ご覧の通り,これも光の難しい条件なわけですが,*istD の時 DA16-45,こんなにパープリン出てたかな?? まあ,気づかなかっただけなのかもしれませんけど...

 さて,実際のところどうなんでしょうね? K10D って,パープリンの出やすいデジ一眼なんでしょうか? まあ,DA☆16-50/2.8 が出ればすぐ分かるか.(^^;

(2007/01/14)


 これは私には難しい話で...そもそも私は,パープルフリンジとは何なのか分かっていない.(^^; 通常は補正し切れていない可視光域外(近紫外域?)の“色収差”をセンサが拾ってしまったものだという話は聞いてはいるのですが.本当なのかどうか知りまへん.

 で,なんと言うか,K10D はパープルフリンジ(俗称パープリン)の出やすい機種なんではないかと...

 タムロン70-300mm Di で,雪の付いた草の穂を逆光で撮ったものです.焦点距離は 260mm,絞りは f6.3 でした.



 光の難しい条件ですが,なんとなく中央部の雪の周りに紫の染みが...その部分をピクセル等倍でクロップしてみるとこうなってます.



 けっこうなパープリンで.:-p もちろんこのレンズ,Di とは言っても基本設計の古い,しかも安物レンズですから,レンズが悪いのさと言えばそうなんでしょうけど...*istD ではここまでのパープリンを経験したことは無かったような.もちろん同じような光(・輝度差)のシーンを撮ってなかったせいかもしれませんが.

 ネット界隈の K10D の各種作例を見てみた感じでは,例えば DA16-45 でさえも“え? DA16-45 ってこんなにパープリン出るレンズだったっけ??”と思う場面が何度もありました.

 ソニー1000万画素センサの“特質”なのか,それとも PRIME画像エンジンの癖なのか,単なる気のせいなのか...どうなんでしょうね?

(2006/12/13)


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