DR(Dust Removal)の効きについて


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 K10D 購入から半年を過ぎ,撮影枚数も軽く7000枚を越えました.この時点で気づいたのは,『 *istD に比べて初期ダストが少ない』ということです.*istD は購入から3000枚あたりまでは,それこそ撮影するたびにダストが乗ってしまい,そのたびにブロアで吹いていました.5000枚越えるあたりからめっきり少なくなりましたが.K10D はそんな感じが全然無く,なんというか,最初からエージングが効いているみたいな感じです.シャッターユニットが対策されたのか,それともダストは出てるけどSPコーティングで自然に落ちてて気づかないのか...

 とはいっても,ブロアで取り切れない細かいダストが残っているかもしれないと,DRを2回,ブロア吹きを2回やった後,絞り22でPC画面を撮影し,ダストを確認してみました.



 いや〜...少ないですね.しかも絞り9程度までは写りこまないような小さなものばかりです.とはいえ,やはり気分悪いのでタタミィスティックでペッタンして見事に全部除去できました.このときとんでもないヘマをしてしまいましたが,それは別項で.

(2007/06/11)


 ペンタ初のゴミ取り機能(DR)の効きについては...まあ,無いよりましということではないかと.(^^;

 まずは,メニューからDRをゴットンと2回実行させたあと,PC画面を無限遠フォーカス・絞りF11 で撮ったものです.ダストが分かりやすいように,コントラストをレタッチしています.



 まあ,写りにもろ影響するようなものはありませんが,細かいものがぽつぽつと(青色円内).大きなものは落ちたのかもしれませんが,*istD の経験では,こういうサイズのダストはけっこうしぶとい場合が多いので,ちょっと心配に.
 そこで,まずはブロアで吹くという旧来の方法を試してみました.



 あっさりと全部綺麗に落ちてしまいました.もしかするとLPF面のSPコーティングが効いていて落ちやすいのかも.

 まあ,私としてはこれで十分です.起動時の自動DR動作はオフにしてしまいました.ブロアでどうしようもない場合がもし起きたら,タタミィスティックでペッタンすれば良いわけで,ぜんぜん無問題ですね.

(2006/12/13)


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