進化した?グリップ
K-7 発売前のリーク画像とかを見て,けっこう心配したのが,グリップの形状です.“一眼レフは左手のレンズの下を持ってホールドするんだから,グリップの形状などたいした問題ではない”とおっしゃる意見も聞きますが,少なくとも私のような『ワンハンドグリップ派』(変態? ^^;)にとっては,カメラの官能性能の一つとして,すごく重要な問題です.で,こんな角度の写真を見ては心を痛めていたのでした.
要するに『K100D型』に見えるんですよね.つまり,細く鋭すぎて,手のひらの中で余ってしまうタイプなんではないかと.私は K100D を仕事で使ってましたが,あのグリップは,正直言ってぜんぜん馴染めなかった.K10/20D のグリップは最高だと感じていたので,実際に現物握ってみるまで,不安でした.
で,現物が実際に届いてみると,下のような感じなんでとりあえずほっとしました.要するに K20D の改造グリップとほぼ同じではないかと.
グリップの横方向の幅が十分にあるので,手のひらの中が余ってしまうこともなく,中指のかかるえぐれも,すごくいい感じです.
こういう角度で見ると,その微妙な落とし所が良く分かります.*istD のグリップみたいな丸まっちい形でもなく,K100D みたいな鋭すぎる形でもない,中指が余ってしまってボディに爪が当たってしまうわけでもない.要するに K10/20D の進化形になってると.よく出来たグリップだと思います.
(2009/07/19)