秋の自然(2009年)
この2,3週間は,なぜか週末に天気が悪く,K-7 を持ち出す機会がほとんどありませんでした.つまり,写真をほとんど撮っていません.別にスランプとかいうそんな感じではなくて,単に機会がないだけなんですけどね...今日は久しぶりに青空も覗いたのでクルマで出かけたんですが,あっという間に真っ黒な雲とにわか雨につかまって...これはその合間にそそくさと撮ったもので,シャッター切れたのはこのときだけでした.秋の終わりというか,冬の始まりというか...青い空と白い雲は一見きれいだけど,よく見ると冬の凶暴さが垣間見えるようです.おそらく今年の秋の写真はここまでなんでしょうね...恵庭市北島付近.(2009/11)
名づけて『ダケカンバ・マッドネス』...(^^; 人によって感じ方はそれぞれでしょうけど,私の目には,狂乱・狂騒のように見えてしまいます.地上からは決して捉えることのできない風景です.見ようによっては版画の世界みたいでもある.ちなみのこの写真,等倍ピクセルで見るとぶれまくっています.ヘリコプターは200km/h以上で飛んでいるので,これくらいの近さになると,流し撮りのテクでも使わない限りどうにもなりません.レンズはタム28-75mmの(おそらく)テレ端です.ISO400 にしてシャッター速度を 1/400s あたりまで稼ぎましたが,止まってくれませんでした.ノイズあきらめて ISO1600 あたりが正解だったのかも.でもまあいいんですよ...ぶれても何でも写真は写真,なので.釧路市音別川上流.(2009/10)
ヘリコプターによるかなりの高度(1400m前後)からの空中写真です.眼下に見えるのは黄葉のカラマツ林.でもこんな高くから見ると何か別のものみたいです.おまけにカラマツ林の中にぐにゃぐにゃとうねりまくる文様はなんなんでしょうか? 作業道? それとも植林の境界?? まあ何でもいいですけど,面白い.浦幌町川上東方.(2009/10)
午後になって,ちょっと遠いけどこちらの公園に行ってみましたが,やはり全体に終わりかけていて寒々とした感じでした.おまけに日差しが低くなっているので,まだ1時過ぎだというのに,もはや夕方みたいな雰囲気.なんだか紅葉の写真もこの週までだったかな?と思わせるショットです.札幌市南区真駒内公園.(2009/10)
少しでっかく写しすぎましたね...元々でっかい紅葉なので,ちょっとやりすぎたか.ヤマザクラです.この葉っぱはけっこう厚みがあるので,このくらい思い切って逆光にしないと,この赤みが全然出てきません.反対側から順光で撮ると,白茶けてしまうんですよね.札幌市豊平区平岸霊園.(2009/10)
いかにもヤマモミジ紅葉全開!といったところです.DA12-24 はピクセル等倍で見るとどうもピントが甘いというのか,ディテールが不足しているのですが,縮小で見るとそんな感じもなく実にいい画角です.AFのアジャストが必要なのかもしれません.この焦点距離になると,(私の視力では?)ファインダではまったくフォーカスの山が分からないので,AFに頼るしかないので.札幌市豊平区平岸霊園.(2009/10)
もう葉っぱが落ちかけてますが,ヤマモミジ(だと思う)の群れです.モミジの幹はけっこう黒々としているので,こんな感じで撮ると,迫力を感じます.おまけに DA12*24ワイド端なので,幹にパースが付いているので,なおさらうねうねとした力を感じます.札幌市豊平区平岸霊園.(2009/10)
これは...イタヤカエデかな? それにしては黄色くないですが.よく分からないけど,カエデには違いないでしょう,おそらく.日差しを浴びた明るい黄葉と空をバックに,ちょっと沈んだ光で.札幌市豊平区月寒公園.(2009/10)
ヤマザクラの大木で,その下がフレッシュな落ち葉でこんな感じに.DA12-24mmのワイド端で思い切って広く撮るとけっこういい雰囲気.うっ...端っこに自分の足が入ってた...12mmはうっかりするとこうなってしまうので注意が必要です.いまさらトリミングも出来ないので,まあ勘弁してください.まったくの素人写真ですね.札幌市豊平区平岸霊園.(2009/10)
ここは公園じゃないのですが,中に自由に入れて,かつあまり人出がないので,けっこうじっくりと写真撮れる穴場です.こういうぐあいに撮るとまるでモミジ真っ盛りみたいですが,はっきり言うとここだけでした.しかも K-7 の100%視野率ファインダ使って,赤いところをきっちりと写真の枠に収めたら,まるでモミジに包まれているように見えるという...単なる写真のマジックでした.札幌市豊平区平岸霊園.(2009/10)
んっ...適当にセレクトしたら,二つ下の写真とほとんど同じ被写体になってしまいました.素人ですね.f(^^; でもまあ,あっちは黒い枝がアクセントだけど,こっちは葉っぱ主体の絵なので,まあいいでしょう.札幌市豊平区月寒公園.(2009/10)
寒々としていますよね...なんだかいつ雪がちらついてきてもおかしくないみたいな雰囲気です.そういえば雪虫が飛んでからもう2週間くらいたってますね.もろ逆光でナナカマドの明るい赤が全然出ていませんが,こういう微妙さもけっこう好きだ.RAW現像のフィルライトのおかげでもありますが.札幌市豊平区月寒公園.(2009/10)
このハート型の葉っぱはシナノキなのかな? 少しライトな黄色が鮮やかでした.背景にオレンジ色のモミジと空をちょっと入れてやったら,意外に華やかか感じに.札幌市豊平区月寒公園.(2009/10)
今年の北海道の秋はちょっと変だというのか...紅葉・黄葉があまり豊かではありません.なんだかんだで盛りを外してしまったのかもしれませんが...ここはいつも行くちょっとしたねらい目の場所なんですが...イマイチでした.かろうじて狭いところを見てやるとこんな感じでまあまあなんですが,輝きが足りないみたいな.札幌市豊平区月寒公園.(2009/10)
ちょっとした築山の上に木が二本(ナナカマド?)植えてあり,その下の牧草地には“ストーンサークル”が何基か作ってあります.でも,このストーンサークル,上から見下ろす場所がなくて,あまり良く見えないんですよね.ちょっと離れた高速道路の上からはけっこう良く見えるんだけど.で,この日は前日の荒れた時雨模様の天気とはうって変わって小春日和というのか...以下にも秋らしい薄いブルーの空と雲が.恵庭市えこりん村.(2009/10)
まあ要するに,園芸種,だと思います.葉っぱなんかを見る限りでは,ダリアの種類ではないかとも思われるんですが,詳しいことは分かりません.よく昔のヨーロッパの絵で見かける“擬人化した太陽”とそっくりで,微笑ましいです.この丸まった花弁はこれから開いてくるのかな? それともこのまんま? 恵庭市えこりん村.(2009/10)
山道に,見ようによってはちょっと陰惨な風体の大きな落ち葉.おそらくセンノキの葉っぱだと思います.山道は木陰で暗く,しかも前夜の雨で湿っており,秋の華やかさは全然なかった.こういうのもまた私は好きなんだけど.札幌市清田区白旗山付近.(2009/10)
青い空のボケにグリーンの大きなフレッシュな葉っぱ...あまり秋らしくないなと思ってよく見ると,葉っぱにはやはり秋の気配の茶色の斑が浮いていたりします.この日は,何か秋が無いかと山に少し分け入ってみたんだけど,今年は害虫の被害でいろんな木が夏のうちに葉っぱを落としてしまっているのが影響しているのか,どうも秋を見つけることが出来なかったです.どこ行ってもウルシ系の赤・黄だけが目立ってました.札幌市清田区白旗山付近.(2009/10)
いかにも秋らしいけど,よく見るとかなりデンジャラスだったりして.キウルシの黄葉と葉冠の下にぶら下がっている実です.写真撮るとき,葉っぱの姿勢とかちょっと整えようとつい絵を伸ばして,おっとっと...と手を引っ込めたりしました.そんな警戒することも無いのかもしれないけど,一応ね.札幌市清田区真栄付近.(2009/10)
いかにも秋らしい萩です.本体はこの庭の“看板”の向こうにあるわけですが,その裏に隠れて一本,ひっそりと咲いていました.居間から見るといかにも『撮ってよ』と言わんばかりで...出勤前に慌しく撮ってしまいました.看板の裏はちょっと汚かったけど,ちょっとばかしスタイリッシュなムードになりました.朝陽の反射が下から当たっているので,映る影も少しアクセント.札幌市清田区自宅前庭.(2009/10)
これもキウルシかな...? なんだかウルシばっかしでよく分からなくなってきた.f(^^; 木陰でここだけすぱっと陽を受けています.そういう当たり方なんで,硬質の赤銅色に見えて面白いです.これも,露出補正なしでずばりと決まってくれました.まるで K20D みたいだ.夕張市滝の上公園.(2009/09)
よく分かりませんが,花壇から茎一本がぬっと咲き出している変わった花です.サフラン,なのかもしれませんが,どうなんだろう? そういうのって今頃咲くんだろうか? K-7 の露出,ぴたりと決まってくれてます.夕張市滝の上公園.(2009/09)
キウルシかな...? もしかするとタラノキかもしれませんが.こうやって見ると紅葉真っ盛りのように見えるかもしれませんが,実際のところは始まったばっかしで,こいつがその先兵でした.鮮やかなオレンジです.半逆光なのでいっそう.栗山町滝下付近.(2009/09)
ミニヒマワリのストライプです.いいですね...こうやって見るとグリーンのところは2,3種類ありそうです.手前は牧草みたいにも見える.その向こうのちょっと青っぽいのがビート? ところでこのポイント,地元のおっさんらしき人が一人黙々と絵を描いていました.そこへ札幌ナンバーの軽が通りかかってやはりおっさんが降りてきたんですが,驚いたことにビデオカメラを三連装した三脚を担いできた.あれ,一体なんだったんだろう? 千歳市幌加付近.(2009/09)
そのミニヒマワリ.共同墓地の裏から畑に入らずに接近できたんで,ちょっと撮らせてもらいました.これだけ見ると夏の風景みたいなんですが,背景の山の暗さがその雰囲気をブロックしているみたいな.たまたま雲の下に入ってただけなんでしょうけど.千歳市幌加付近.(2009/09)
うーん...なんだか秋の風景というにはあまりにも爽やか・明るすぎる風景ですが,これも疑いもなく北海道の田園地帯の秋.黄色いのはミニヒマワリです.緑色の部分はなんだか確認できませんでしたが,望遠レンズで見るとかなり葉っぱが大きいので,もしかするとビートなのかも.ヒマワリはもうすぐこの状態でそのまま刈られ鋤き込まれて肥料になるわけです,おそらく.それにしても私の風景の撮り方も変わったな...と自分でも思います.*istD の頃だったら絶対この農家は構図に入れなかった.かたくな,だったんですね.:-p 千歳市幌加付近.(2009/09)
紅葉なり始めのヤマザクラですね.葉っぱの色がさまざまで,とてもカラフルです.半逆光なのもその色を引き立ててくれました.ここは有名な遺跡公園なんですが,休日でもないので誰の人影もなく,しんとしていました.千歳市美々付近.(2009/09)
さすがにこういうシーンを目にすると,もう冬が近いのかと,心がずずーんと暗くなります.:-p おかしいな...周りでは紅葉の季節がこれからだというのに,この木はなんで? 単に枯れているだけなのか.厚真町ショロマ川付近.(2009/09)
仕事場ショット.でも,地図というか記憶の違いで,仕事の対象ははるか違う場所だということが分かり,がっくりのところ.“会社のクルマ”は単なるFFのプリウスなんで,こういう山の深いところになるとさすがに不安.ちょっとした登りでもうずるずるになるし.しょうがないので,退散しました.子の木に絡み付いているのは,ツタウルシだと思います.まだ紅葉の季節にはちょっと早いのですが,これが先行して彩りを作ってくれていました.右にあるまだ緑なのは,キウルシでしょうね.ウルシばっかし.厚真町ショロマ川付近.(2009/09)
仕事に行く途中にいつもトイレに立ち寄るところです.昔は手が良く入っていたPAなんですが,最近はもう草ぼうぼう.そのぼうぼうのところに,ひときわ鮮やかなネバリノギクの紫が見えたので行ってみたら,ノギクとアワダチソウには蝶が乱舞していたのでした.これはクジャクチョウですかね...て,まったく自信ない.ほかに緑色のシジミチョウらしきものとか.朝の光もたっぷりで,どことなく K-7 には不得意なシーンだったのですが,出目の露出でまあまあよく写ってくれました.千歳市キウスPA.(2009/09)
芙蓉の花,かな? よく分かりませんが,普通に見るピンクのほかこんな白いのも.あと八重咲きのもありましたね...って,どこかおざなりなのは,被写体が少なくて欲求不満なのでした.札幌市手稲区前田森林公園.(2009/09)
淋しい風景ですね.実際この日は日曜日だというのになんとなく街にも私にも活気がありませんでした.この公園も,どことなくウリのない公園なのであまり行かないところなのですが,ほかに行く当てもなくて...(^^; しかし驚いたことに,公園のあちこちで“コスプレ”というんでしょうか? オスカル風の女の子や髪を緑に染めたドレスの女の子などがうろうろしていたのでした.いったいアレはなんなのか...? 写真撮ってるのもコスプレした女の子だったりして,私はもうわけわかなのでした.高校の部活?? 札幌市手稲区前田森林公園.(2009/09)
ここは“ビオトープ”ということなので,すべて人工的に作られたものなんでしょうね.小さな沼ですが,細かな水草(なんだろう?)が一面に水面を覆っており,いかにも酸素を放出していそうなシーンでした.その上に落ちた白樺らの落ち葉がアクセント.陽の当たっているところとそうでないところは,けっこうな明度差があったのですが,これも露出補正なしでシャドウ・ハイライトともうまく写っています.やっぱり K-7,生まれ変わったのじゃないですか? (^^; 恵庭市サッポロビール工場ビオトープ.(2009/09)
青黒い池(沼?)の水面に鮮やかな水草の緑が印象的です.形も色にシンクロしてシャープなので一層.恵庭市サッポロビール工場ビオトープ.(2009/09)
別に秋というムードはないですね.むしろ午後の日を逆光に浴びた緑の元気さが印象に残ります.K-7 でもこういう光が露出補正なしで撮れるようになった(気のせい?)のは実に嬉しい.恵庭市サッポロビール工場ビオトープ.(2009/09)
他のところでちょっと時間を取られてしまい,ここに着いたのは午後3時前でした.おまけに蕎麦屋でちょっと遅い昼食にしようと入ったら,すごい人でかなり待たされて...席についてからも時間がかかり,結局見物に入ることが出来たのは4時前でした.既に日は傾いており,なにからなにまで暗かったです.これは順路を歩いていたら草地の遠くに流木のようなものが見えたので,草を掻き分けて接近してみたものです.天気下り坂の夕もや?の中の夕陽と侘しい流木?の対比がブルーな気分.ちなみにこれ,擬似HDRにもしてみたんですが,普通の現像調整の結果のほうが良かった.清水町十勝千年の森.(2009/09)
秋っぽいですね.さすがにこのくらいの季節になるとススキの穂もたっぷりと質量を増してきて,その白い輝きも鮮やかです.風がさわさわと吹いてきました...美瑛町白金付近.(2009/09)
こちらが“青い池”のほうです.時々風が吹いてくると,鏡のような池面にさざ波が立ってこんな感じに.不思議なことに,さざ波の立っているときのほうが青みが増すような気がします.この樹幹も不思議な感じです.水面近くの数十cmが白くなっているのはなんでだろう? これらの樹もいずれは朽ちて倒れてしまうでしょうけど,そうなるとどんな風景になるのかな? 楽しみなような,そうでないような.美瑛町白金付近.(2009/09)
去年初めて行ったこの“青い池”...この写真は,澱んでいる池の方ではなくて,流れている川(白金川)のほうですが...すごい色ですね.流れている水がこういう色だというのは,本当にびっくりします.聞いた話では,アルミナのコロイド?を多く含むためだということなんですが.それにしても,別の話ですが,気になるのは,背後の葉っぱの落ちきった木々のほうで...白樺なんでしょうか? カラマツも真っ裸ですね.これが紅葉の季節が過ぎたあとではなくて,その前だというのはどうしたことなんでしょうか? 今年は方々でカラマツ・ハンノキなどが“枯れ枯れ”になっているところを目にしますので,なにか原因がありそうです.美瑛町白金付近.(2009/09)
こちらの黄色は,紛れもなくキガラシです.関西方面から来たと思しき観光客のおばさんたちが『すごいね.北海道では秋に菜の花が咲くんだね』と騒いでいたので,“これは菜の花ではなくキガラシですよ”とつい余計な口を挟んでしまった.ほんとに菜の花だったらどうしよう? (^^; あ,写真のポイントはシャドウになったこの木のほうですけど.美瑛町美沢付近.(2009/09)
青空と山々を背景に望遠レンズで.なぜか大豆畑は黄色ではなくて,茶色です.枯れ具合が場所によって違ってるのかな...? でもなんだか,絵葉書風になってしまいましたね.美瑛町拓進付近.(2009/09)
今度は《哲学の木》を入れずに,大豆畑の黄色と青い空白い雲,だけで.雲の形がもうすこし変化があればな...まあ,チャンス狙わない(狙えない)タイプの私なのでしょうがない.DA12-24ワイド端です.美瑛町拓進付近.(2009/09)
ということで,下の2枚から右側に場所を移動して,青空を背景に.うん,まあ雰囲気は明るくていい.なんだけど,どうも物足りないので...丘の雰囲気を強調するために,ちょっとばかし構図を傾けてみました.哲学の木自体傾いているので,そう言われないと分からないかも.向こうの雲の水平見ると分かりますけど.美瑛町拓進付近.(2009/09)
下とまったく同じところから,まったく同じものを,ちょっとばかし違った焦点距離と構図で.なんで1枚で決めないのか...それは私が“下手なアマチュア”だから.(^^; もちろん何枚も撮っているんですが,この2枚,どっちも落とせなかったんですよ.美瑛町拓進付近.(2009/09)
《哲学の木》です.何故そう呼ばれているか私は仔細を知りませんが,この木を見ているとたしかにそんな気がしてくる.下の黄色いのは,最初キガラシが咲いているのかと思ったら...大豆の葉っぱが“黄葉”?しているんでした.それにしても鮮やかな黄色です.驚いた.ところでこの写真撮っていたら,このずっと右のほうに人がたくさん固まって写真撮っているのに気づきました.なんで真正面のこっちにいないんだろう?と思ってよく見たら,この左側が青空なんで,右から見ると青空背景になっているんですね...たしかに青空背景はきれいだけど,こんな具合に暗い垂れ込めた雲を背景にして正面から光受ける哲学の木も,なかなかいいもんだぞ...と,一人ほくそ笑んだのでした.美瑛町拓進付近.(2009/09)
ここから,K-7 復帰です.ところで,きのこを撮る,ことを“きのこる”とも言う?(下注)ようですが...巷では,ペンタユーザといえば,きのこるユーザの代表格とも言われているような.で,私もご他聞にもれず,きのこるユーザです.このキュートな姿見たらたまりません.ベニテングダケ,ですか? このあと,“青い池”で有名な白金の某所に回ってみたんですが,そこで一眼デジできのこってる人発見.おそるおそるその人の使ってるカメラ横目で確認してみたら...ストラップに例の“赤い6文字”が...(@_@) 世間の評判は正しかった,と驚いてしまったのでした.美瑛町拓真館.(2009/09) 注)『この先生きのこる』とは別の話,ね.
コスモスを真正面から撮っていたらなんだか飽きてきて...最近腰が悪いんだけど,どっこいしょと地面に“うんこ座り”(^^; して,下からそのうなじを見上げて撮らせていただきました.可憐だな...あと,K20D の露出のコンサバで微妙な味が良く出てますね.もうすぐ戻ってくる K-7 ではこういう写真が撮れるのか...? 札幌市南区しらかばゴルフ場付近.(2009/09:K20D)
北海道は(どこでもそう?)とにかくコスモスは6月から咲いているので,“秋桜”という感じが全然しないのですが...とにかくも秋がその盛りであることは間違いないみたいな.これは単なる道端にとにかく密集して咲いていて...誰かが意図的に植えたものなのか?それとも? 札幌市南区しらかばゴルフ場付近.(2009/09:K20D)
長年にわたって被写体になり続けてくれている白樺の木です.昔はこれ一本を入れて撮るのが好きだったけど,最近は少し引き気味が楽しくなってきた.初秋の切ない空の下.収穫後の茶色の畑はビートだったのかな? 北広島市輪厚付近.(2009/09:K20D)
威風堂々,としか表現しようがない姿です.もうちょっとひっそりとしていればファンも付いてくれるかもしれないのに...どこにでもでしゃばりすぎの嫌われ者の花です.でも,私はこういうのは好きだ.北広島市輪厚付近.(2009/09:K20D)
この写真撮っていたら,古代ハスの花を撮りに来たと思しきおっさん(私もおっさんですが)がいて,ひとしきり池を見て至極がっかりしていました.で,私の方を見て,“何を撮ってるの?”と心底不思議そうでした.捨てる神あれば拾う神ありということを知らんのかな? 白樺の葉っぱの浮いた水面に写っているのは空と雲です.ファンタスティックだ...なんで撮らんの? 恵庭市島松沢付近.(2009/09:K20D)
んっ?なんですかこれは? というか,なんでこんなのを写真に撮る気が起きるのか.(^^; 古代ハスの葉の朽ちたものです.でも面白いですよねこの質感と形は.今年はこの古代ハスの場所,花が盛りになる前に朽ちてしまいました.蕾の中にも,開く前に朽ちてしまったとしか思えないものもあって...気候が今年は合わなかったのかな?? 恵庭市島松沢付近.(2009/09:K20D)
赤いサルビアは,なんとなく晩夏という感じがしますが,この季節には方々でよく見るので,やっぱり秋の花なのかな? 赤が飽和しないように気を使いますが,RAW 現像なら露出補正マイナスでぐぐっと階調が出てくるので,私のような人間には気楽でいいです.北広島市広島霊園.(2009/09:K20D)
シュウメイギク,ですね.よくネットでは“シュンメイギク”と書いてあるのを目にしますが,違いますよね? よく分からないけど.で,このシュウメイギクは,真っ白なやつです.もう一つ薄赤紫色のもありますが,そっちはちょっとしょぼくなってしまった.白い花びらがふくよかで,真ん中の黄色いおしべと緑色のめしべ?が完璧なコーディネートで,鮮やかです.札幌市清田区自宅裏庭.(2009/09:K20D)
レストランの待合室(小屋?)ですが,白いテーブルの上に誰が置いたのか,まだ熟していない栗のイガが置いてありました.洒落てるのかは分からんけど,私の目にはすごく洒落て見えた.イガのフレッシュな緑は目にはもっと鮮やかに見えたけど,デジカメではこのへんが限界か.もっとハイキー現像でも良かったかも.でもこの影も出したかったし...長沼町レストラン・クレス.(2009/09:K20D)
なんでしょうね? ガマズミ,かな? よく分かりません.よく分からないけど可憐で秋らしいです.暗がりにあったので ISO800 ですが,K20D の ISO800 は実に安心感があります.K-7 のノイズ思い起こすと悲しいけど.札幌市南区石山緑地.(2009/09:K20D)
爽やかな日でした...実はここにはまったく別の写真を撮る目的で行ってみたのですが,既に浜はこういう感じになっており,清涼な秋の訪れを強く感じさせてくれました.これは DA12-24 のテレ端だったと思いますが,このワイドズームレンズ,テレ端の焦点距離(36mm相当)が絶妙で,重宝します.レンズ交換する余地のないとき,標準域に近いレンズとしても使えてしまうという意味で.トキナーつながりで DA★11-16/2.8 なんてのが噂されていますが,テレ端16mmというのは私には微妙だな...小樽市石狩新港樽川埠頭.(2009/09:K20D)
なんなんでしょうね,こんな無残な写真を撮ってしまうというのは? でも,こういうのになんとなく年増の色気を感じてしまうのは,ヘンですか? それにしてもアジサイというのは,(北海道では?)息の長い花ですよね...たしか咲き始めたのは5月末じゃなかったかな? 札幌市清田区自宅裏庭.(2009/09:K20D)
別ページで書いているように,K-7 入院中です.したがって現在は隠居中だった K20D に再登場を願っています.ここからは K20D での撮影写真ということになります.これらをどうするかだいぶ悩んだのですが,ギャラリーは時系列的な意味も持っていますので,いまさら K20D のページに載せるのもヘンだ...ということで,K-7 ギャラリーにそのまま載せることにしました.カメラがどっちでも,《現像済みの写真》にたいした違いはないですから.:-p ただし混乱しないように,撮影月の末尾に注記してあります.で,この花ですが...なんでしょう? 分からん.実は隣の家の庭に生えているものを私の家の庭から撮ったものです.盗撮.(^^; ダリア,なのかな? 季節合ってる?? オレンジ色の砲弾みたいだ.札幌市清田区自宅裏庭.(2009/09:K20D)
前夜の雨風で落ちた枝葉に雨露が細かく乗ったままで,そこに朝日が差し込んでとっても微妙な光.これは露出補正-0.7EV.まあでも,なかなかいいじゃないですか,K-7 の露出.こういうシーンでは,ということだけど.Dレンジもまあまあ悪くはないように思うんだけどね...外すときは大外しということもあるので.日高町青少年自然の家付近.(2009/09)
何の実かはわかりませんが,朝日を斜めに浴びる草むらの中で,前夜の雨露も残り,なかなかいい感じ.草むらの中にレンズを突っ込んで撮ったので,ほとんどノーファインダです.まあLV使うほどでもなかったので.めんどくさいし,電池食うしね.これは確か露出補正-1EVだと思うけど,それでこう写ってくれればほぼ文句はないんだけど.日高町青少年自然の家付近.(2009/09)
夜半からの雨が朝にはようやく上がり...空模様を確認しようと外に出てみると,濡れたアスファルトの上に水溜りが残り,そこに秋の枯れ葉...というよくありがちのパターン.日高町青少年自然の家付近.(2009/09)
これも蕗の葉ですが,これが高じる下の写真のようになっていくのか,それとも枯れ方がそもそも違うのか...知りません.『地図の枯れ葉』といった感じです.パターンとして実に見事だ.日高町青少年自然の家付近.(2009/08)
これも要するに秋なんだか良く分からないけど...蕗の葉です.見事に枯れ始めていて,歌舞伎の隈取みたいです.今まで長く生きてきたけど,(^^; 蕗の葉がこういう風に枯れはじめるなんて,初めて気づいたみたいな.日高町青少年自然の家付近.(2009/08)
これはいかにも秋らしい.もちろん,周りがすべてこうなってしまっているというわけではなくて,これ一本だけでしたが.カツラの木です.しみじみとしてきましたね.えっ?でもまだ8月ですよ...:-p 日高町青少年自然の家付近.(2009/08)
いや〜...まあ自分でも,なんでこんなの写真に撮らなくてはいけないんだとは思うんですが.秋だからというわけじゃなくて,単になんかの青虫?にめちゃくちゃに食べられれてしまった結果と思いますが...見事すぎ.日高町青少年自然の家付近.(2009/08)
赤とんぼというかアカネトンボは今年は夏から何回も撮っていますが,これはノートリミングで一番うまく撮れたみたいな.羽の収納状態もそれらしくてなかなか良い.背景の黄色はアワダチソウだったと思いますが,このおかげで,大して赤いトンボいではないけれど,秋の雰囲気が出てくれました.千歳市キウスPA.(2009/08)
今年もこういう季節が...物哀しいような,どことなくほっとしたみたいな.手前はおそらくノコンギクか? そのうしろの緑色の炎みたいなのは,まだ花を咲かせる前のアワダチソウです.このときから既に凶暴な雰囲気を漂わせていますね.でも私自身は嫌いな植物ではありません.千歳市キウスPA.(2009/08)