同じくタム70-300 です.こちらはデリケートな葉脈のフォーカスもバックのボケ具合もばっちり決まった.発色も微妙なグリーン,なかなかいいです.夏の終わりにしては葉っぱがどれもフレッシュで先っぽは出たてのように見えますが,そういう木なのかな? 今年の夏写真はこれにて終了.旭川市嵐山展望台.(2006/08)


何の木の葉か分からないのですが,妙に太くはっきりとした葉脈が印象的でした.もちろん逆光に透けているわけですが.右側の黄色っぽくなった葉を見ると,夏もそろそろ終わりかなと思いますね.実はこれ,タム70-300Di での初アップ.この写真自体はちょっとピン甘だったけど,描写・色のりは悪くない.旭川市嵐山付近.(2006/08)


なんの華やかさも彩りもない,地味〜なシーンですが,けっこうこういうのが好きで.大きな倒木の木肌の上に生えた草です.実はこれ,引退直前の *istDS とキットレンズで撮ったものです.なかなか悪くない.札幌市北海道大学構内.(2006/08)


ハスに加えてこういう写真見ると,北海道8月下旬だけど秋じゃないよね?まだ夏でいいよね...と.これはポプラの葉だと思いますが,うまい具合にトリコロールにボケてくれた背景の前に,いかにも夏の葉らしい厚い・濃い感じでファインダの中に現れてくれました.少しトリミングしています.美唄市アルテピアッツァ.(2006/08)


...ということで,翌日の朝に再挑戦.ほんとはもっと早く行くつもりだったんですが,8時ちょっと前になってしまいました.現地に到着すると...既にクルマが何台も停まっていて,ハス池の周りは“白い大砲レンズ”と三脚抱えた人たちでごった返していました.私は,ただでさえコンパクトな *istD にさらにコンパクトな DA50-200 付けていたので,それらの方々は私が一眼レフ持っているとは気づかずにただの見物人だと思っているようでした.(^^; あそこに三脚立てて割り込む勇気は私にはちょっとないな.:-p それはそれとして,実は私はハスの写真を撮るのは生まれて初めて.でも 50-200mm のおかげで,緑色の芯と黄色いシベを包み込んだピンク色の花弁があっさりと撮れてしまいました.でも 200mm ではちょっと短くて,ちょっとばかしトリミングしています.北広島市島松.(2006/08)


ハスの大きな葉の上に残る雨上がり水滴一つ.水滴の中には周りの景色と空が写りこんでいて,今にも前方に転げ落ちそうです.実はこれは古代ハスらしいんですが,今までこんなものがここにあるとはぜんぜん知らなかった.たまたま通りかかって見つけたんですが,既に午後4時過ぎていたので,肝心の花の方はみんな閉じていました.北広島市島松.(2006/08)


ほんとにもう夏じゃないな...ススキの穂はもうこんな感じで,真っ白に開いているのもありました.その向こうは咲きかけたセイタカアワダチソウ.Photoshop でハイライト・シャドウ補正かけています.オリジナルは,ほとんど影絵写真で,それはそれで味があるんですが...ここは“潰れたように見えるシャドウにこんなに豊かな色が隠れていたのか!”と驚いたので,あえて補正かけた方を.北広島市広島霊園.(2006/08)


今年の8月はお盆過ぎても非常に暑い日が続いているので,油断していたんですが...家のそばの野原にちょっと行ってみたら,もうこんな秋の色が出ていました.獰猛な外来種ということで嫌われ者のセイタカアワダチソウですが,私はこの繊細な黄色と薄めの緑色が好きです.枯れ始めるとすごいですけどね.そろそろ夏も終わりに近いな...札幌市清田区有明付近.(2006/08)


野外美術館のトイレの壁にぶら下がっていたものです.あんまリフレッシュなので,最初はプラスチックかなんかの作り物かと思いました.なにしろ周りは彫刻だらけのところなので.(^^; でも,どう見ても本物のマスカットでした.DA16-45 ですが,こういう光でしっとりと良く写ってくれますね.札幌市南区芸術の森.(2006/08)


私がマクロ持っているはずもない...タム28-75のテレ端で撮ったものをトリミングした“似非マクロ”.横位置で撮ったものを 1/3 程度に縦位置で切りました.でもまあまあでしょう.600万画素でこれだけトリミングしても見られるものになるんだな,と再認識.あ,被写体は家の庭に咲いた薄黄色の大きなユリです.一株に四つも付いて豪華絢爛だったんですが...その寿命は案外短くて,咲いて四日目くらいでぽろりと落ちてしまいました.札幌市清田区自宅裏庭.(2006/08)


古い酒蔵の赤レンガ壁の上を這い回る蔦...もう何度もやってるマンネリ写真ですが,どうにもやめられませんね.この蔦の場合,どういう理由なのか,大きさ・色のまったく違う2種類があって...新芽(新蔓?)が出たためのようには見えないし...どうなってるんだろう? 栗山町小林酒造.(2006/08)


石狩平野東はじの丘陵地から見た夕張山地方面です.一目で見ると分かる DA12-24 のワイド端です.まったく素晴らしい.画角が広すぎて右側の林がどうしても邪魔に入ってしまいましたが,まあアクセントになってるのかも.空はどこまでも青く,雲は抜けるように白いですが...白状すると Photoshop でハイライト補正かけています.まあでもいいじゃないですか,オリジナルよりも良く見えるし不自然じゃないんだから.thisistanaka風.(^^; 長沼町長沼スキー場付近.(2006/08)


なんか本州から見ると季節はずれなのかもしれませんが...裏庭のガクアジサイ,ただいま真っ盛りです.何度も撮っているのでそれほど気持ちが入らないのですが,これは蒼さが際立ったというか...本来の花の部分のシベが密集した感じもちょうど良かったです.札幌市清田区自宅裏庭.(2006/08)


いつもお盆の頃に咲くユリですが,だんだんと丈も小さく花も華奢になっています.そろそろ寿命なのかな? 黄色い先端のめしべと,赤黒いおしべの群れがクリアに写せました.タム28-75 でのf2.8開放による手前の花弁の羽衣のようなボケも良かった...が,うしろの緑の影が邪魔.(^^; これは下に上げた黄色いユリの花の落ちた茎なんですが,周りに制約があって,こういう構図しか取れなかった.さすがにこれをレタッチで消すのは無理と言うものなんで.札幌市清田区自宅前庭.(2006/08)


あまりに暑いので,緑陰を求めてここの原生林に行ってみたんですが,道の周りは埃だらけで,かえって暑苦しかった.しかしその中で,このノリウツギが満開でした.色白美人と言うのか...ちょっとガクアジサイに似た感じですが.ハイライト側をレベル調整で拡張しています.江別市昭和の森付近.(2006/08)


この日は(北海道としては)とにかく暑かったです.このときクルマの室外温度計で35度...昨年の秋蒔き小麦だと思いますが,この隣ではコンバインで刈り取り作業が行われていました.実りということではあるけど,夏の風景ですね.江別市東野幌付近.(2006/08)


さすがにスイレンも盛りを過ぎたようで,葉が成長して池面から盛り上がっているみたいでした.しょうがないので,水面に映る背後の林がさざ波で印象が風になっているところを狙いました.レタッチで少しガンマを落としたので,水面が青黒くなっていい感じになりました.長沼町マオイゴルフ場付近.(2006/08)


この日は暑い日でした.アカネトンボだと思いますが,なんだか直射日光の下で青息吐息してるようにも見えました.止まっている黄色いのは,おそらくカモミールの花びらの落ちたやつだと思います.背後の薄紫色もハーブだと思いますが,なんなのかな? 少しばかしトリミングしています.長沼町マオイゴルフ場付近.(2006/08)


撮影場所は公園となっていますが,要するに広大な原生林で,これは野生のエゾアジサイです.園芸種のような華やかさはまったくないけど,控えめな清楚さがたまりません.いや〜...いいな.f(^^; 江別市野幌森林公園.(2006/07)


公園の中の小さな池ですが,夏空と背後の林が日陰の水面に映りこんで,すごく涼やかな感じです.あちこちに浮いているのはヒシかな? 札幌市東区百合が原公園.(2006/07)


なんという品種なのか...中央部がそばかすだらけの,薄いピンクの小さな丸まったユリです.去年はこの色違いを撮ったような気もする.でかいユリのような華やかさはないけど,清楚な感じで好きです,こういうの.札幌市東区百合が原公園.(2006/07)


これはタム28-75でトリミングなし.このレンズも良く写るレンズですわ,ほんとに.ちなみにこの花はユリではなく,ヘメロカリスです.花弁の奥のオレンジというか黄色がかっていくグラデーションが素晴らしい.札幌市東区百合が原公園.(2006/07)


下の写真のユリでマクロに挑戦...と言ってもマクロレンズ持ってない私なので,タム28-75のワイド端で思いっきりアップに撮ったのをトリミングした似非マクロです.それでもけっこうなもんでしょ.少し前ピンだったかな?? 札幌市清田区自宅前庭.(2006/07)


今年はなんとなく夏が遅かったけど,自宅前庭の黄色いユリもやっと咲きました.背景のグレーは実は単なるアスファルト道路で...DA50-200 のテレ端ですっきりと決まりました.ほんとに良く写るレンズです,まったく.札幌市清田区自宅前庭.(2006/07)


DA12-24ワイド端炸裂写真ですね.レンズの描写も夏の風景も素晴らしい.ただし一つだけ白状しておくと,ハイライト側をレベル調整しています.ごらんのように,夏なのでダム湖の水位が下がった状態で湖岸が露出しています.これはこれで映り込みも綺麗なんですが,満水の状態ではどんな感じなのかな...? 気になります.ちなみにこの湖岸には,キショウブの群落が広がっているところがありました...が,そこまで降りていく気力はありませんでした.なにしろ(北海道としては)暑くて,おまけにアブ・ブヨの大群が...(^^; 沼田町ホロピリ湖畔.(2006/07)


同じようなシーンですが,こちらは完璧に,深山の静める沼という雰囲気で.白樺なんですが,ダム湖の水位が下がって(上の写真参照)出てきたということは,湛水前の林が出てきたということなのかな...? それにしてはフレッシュみたいな?? 沼田町ホロピリ湖畔.(2006/07)


狙って撮ったものではないんです.湖面への映り込みに向かってシャッター切ってみたら,こう写っていたという...f(^^; まさに緑のイルージョン.オリジナルを等倍で見ると引き込まれて行きそうです.手前の水面の上の木が『なんだ,おまえ!』って腕繰り出して喧嘩しているようにも見えるというのは...:-p 沼田町ホロピリ湖畔.(2006/07)


実はここ,炭鉱廃墟を狙って行ってみたところなんですが,夏の獰猛な緑というかヤブに阻まれて,そこまで根性持ってない私にはぜんぜんでした.その代わり,ダム湖の風景が楽しめたのでまあ良かったのですが.夏ということでダム湖の水位はかなり下がっており,一度沈水して枯れた白樺?の林が針を立てたように見えています.背後の緑の映り込みもまあまあ良かった.沼田町ホロピリ湖畔.(2006/07)


まあそのこれは...Photoshop による写真と言っても良いような.(^^; こういうシーンはどう撮っても,大地がつぶれるか大空が淡くなるか...で,ハイライトシャドウ補正のお助けを.でも要するにDレンジを見かけ上広げているだけですからね...いつも思うんですが,デジ一眼のDレンジ早くこうなってくれんものか.つまり,眼で見えているものが眼で見えているように写ってくれんものか...私が生きているうちはそれは無理なのかも.:-p 沼田町萌えの丘.(2006/07)


私としては定番のオオウバユリなんですが,案外こういう花真っ盛りの写真は少なくて...三方に向いたトランペットかなんかの砲列のようです.そういう意味ではテッポウユリにもどこか似てるかな? 夏の日陰の草むらの中で思いっきり緑被りしてますが,あえてそのままで.岩見沢市美流渡.(2006/07)


これはもともと廃墟写真なんですが,むしろ夏の緑と広角で捉えた空が良かったので,こちらのギャラリーの方にアップ.すごい山野中のように見えますが,実はこのコンクリート廃墟の上が林道で,すぐそばに私のクルマが停まってます.いや〜...それにしても DA12-24 のワイド端はこういうシーンには最高ですね.(^^; 三笠市幌内炭鉱跡.(2006/07)


このフラワーガーデンのこの季節のウリの一つ,“ヤロウ(yarrow)”です.いわゆるセイヨウノコギリソウですね.これも園芸種なのでいろいろな色が作られているのですが,このショットではカーマインというか真紅のやつが見事だったので.あとピンクの濃淡二種,それに後ろにちょこっと写ってますが,サーモンオレンジ・イエロー・ホワイトなどがありました.色が色だけにどれも露出が難しくて...以前来た時に写したのは全部飛びまくってて,今回はその教訓でマイナス露出補正.で,PCでの後処理でハイライト側のレベル調整,という感じでした.由仁町由仁ガーデン.(2006/07)


フラワーバスケットというのか,木の樽みたいなやつの中に小さな白樺が植えられていて,その周りがパンジー・フランスギク?でディスプレイされているものです.こういう人工的に作られたものはあまり好きではないのですが,f(^^; 豪華絢爛ではあったので撮ってみました.由仁町由仁ガーデン.(2006/07)


えーと...なんという花なんでしょう?知りません.ここはいろいろな花を植えたフラワーガーデンの中なんですが,そこのあまり手をかけられていないようなところに矢車草と一緒に咲いてました.自然のものではない園芸種なんでしょうけど.花の内側が白くて,そこに向かうグラデーションで,中から点灯しているように見えます.写真右はトリミングしたほうが良かったかな? 由仁町由仁ガーデン.(2006/07)


こっちはたしかにスイレンでしょうね.ピンクの色が天上的な雰囲気です.それにしても,スイレンの葉っぱの裏がこんな色してるとは知らなかった...くるんと丸まっているやつは,大きなジュンサイのようにも見えます.長沼町マオイゴルフ場前.(2006/07)


夏ですね...これはスイレンじゃなくてヒツジグサ,かな? 実はこれ,最近有名になってきた野菜レストランの敷地内にある池で...地元野菜をふんだんに使った昼食を食べに行ったときのついでショット.花の左にあるのはけっこう汚く枯れた白樺の葉っぱですが...実はこのミスマッチがこの写真の肝.普通の花撮る人の目から見たら,失敗写真と思われるかも.あまのじゃくかな? ちゃんと普通の花だけの写真も撮ったんですよ.f(^^; 長沼町マオイゴルフ場前.(2006/07)


以前はゴルフ場として使われていた部分らしいんですが,いまはこのようにタンポポの大群が打ち寄せる波のような草地になっています.中に遊歩道(おそらく元のカート道)があってぐるっと歩いて回れるんですが,タンポポがあまりに大群過ぎてどう撮っていいか分からなかったです.このショットでは,散らばっている白樺がいい味だしましたね.長沼町マオイゴルフ場.(2006/07)


旧炭坑界隈を撮りに行った時のショットですが,道の両側はこのシナガワハギの黄色で埋め尽くされていました.花が同じ形で白く葉の形がちょっと違うコゴメハギもかなり見られました.遠くから見ると黄色いだけでイマイチ冴えないんですが,アップにしてみると,こんなに華麗な花なんですね...美唄市南一の沢川.(2006/07)


この花,私は“イエローコスモス”と覚えていたんですが,それはどうやら俗称で,正確には『金鶏菊』というもののようです.閉鎖されたテーマパーク(他,のギャラリー説明参照)の元駐車場につながる道の土手が一面これに覆われていました.おそらく営業していたときに飾りで植えたものなんでしょうね.写真の爽やかさとは別に,なんか寂しいです.ホフク写真ではなくて“見上げた写真”です.芦別市カナディアンワールド.(2006/07)


下の写真と同じものですが,こちらはあえて陽の当たってないところで沈んだ色合いを狙いました.ちょっと余計なボケも入ったけど,まあまあうまくいった.それにしても DA50-200,安いのに良く写る望遠ズームです...て,何回同じこと言ったかな? f(^^; 芦別市黄金水松.(2006/07)


水松(オンコ・イチイ)の巨木があるというのに惹かれて行ってみたんですが,それ自体は被写体にはとてもなりえないようなものでした.でもその周りの広葉樹林の緑が素晴らしくて,しばらく撮りまくってしまいました.これは最初,シナノキだと思ったんですが,こうやって見るとやっぱりミヤマハンノキかな? 私の大好きな“陽に透けて葉脈はっきりモード”です.爽やか.芦別市黄金水松.(2006/07)


紅のスポットをつけたカツラの葉が,うしろから陽を浴びて透けています.綺麗に見えるんだけどこの斑点,もしかすると病気なのかもしれませんね.そう思って見ると,この夏真っ盛りの季節に端からなんとなく枯れかけているみたいな? 美唄市アルテピアッツァ.(2006/07)


これは...なんですかね? シシウドかトウキかセンキュウか...私には区別が付きません.m(__)m この時期の山道にはどこでも大量に咲いています.でも地味だけど,その形というか姿に雰囲気のある花ですね.あんまり地味すぎて花だと思ってない人もいるけど.(^^; 日陰でAWBが青っぽく転んでいますが,あえてそのままに.歌志内市パンケウタシナイ川.(2006/07)


下のユリと同じ格好してるので,色違いなのかな...? でも花柄や花弁に少しそばかすが見えるので,別品種なのかも.この株は雄しべが黒っぽいんですが,隣のは花は同じ色なのに鮮やかな黄色でした.そっちの方が綺麗だったんだけど,写真はいまいち失敗してしまった.f(^^; 札幌市百合が原公園.(2006/07)


で,咲いていたのはこのちっちゃな丸まったユリだけでした.品種名はそばに書いてあったんですが,忘れました.ISO400 で 200mm 1/100s,手ブレ領域でしたが,たまたまうまく写った.K100D 以降の Shake Reduction 機能が待ち遠しいです.札幌市百合が原公園.(2006/07)


私の大好きなルピナス...しかもこんな感じの彩のバリエーションがあるともうたまんないです.こういう,淡いオレンジと黄色の二色というのもけっこう珍しいみたいな.真紅という珍しいのもあったけど,撮ってみたらどぎつすぎた.ここにはほんとは百合を狙って行ってみたんですが,季節がまだぜんぜん早く,終わったと思っていたルピナスが花盛り.なんか得した気分.(^^; 札幌市百合が原公園.(2006/07)


こちらは,あえて日陰のところを狙って,白樺の幹の前のモミジの緑を柔らかく捉えてみました.おそらくDA50-200の開放付近なので描写もソフトで,狙ったとおりの絵になりました.札幌市月寒公園.(2006/07)


微妙な日差しの中で明暗朦朧としたハウチワカエデの大きな葉.DA50-200だとちょっとビネットが気になる絞りでしたが,こういうシーンのおかげで何も気にならず.それにしても良く写るレンズだわい.札幌市月寒公園.(2006/07)


真っ黒いシャドウになった幹の前に斜めからローアングルで日差しを受ける木の葉の葉脈が彫り深く,くっきりと撮れました.いかにもの北海道の夏...暑くはないんだけど.札幌市月寒公園.(2006/07)


下と同じ場所なんですが,なぜか丘の向こうに十字架が3本ほど立っている.特にキリシタンがどうという場所でもないように思うが.この霊園は“なんでもあり”のところなので,別になんの意味もないのかも.まあそれはさておいて,白いハケ雲の流れる夏空にタンポポの丘と白いクルスが決まった.カラーバランスがちょっとマゼンタに転んでるような気もするけど,まあいいか.札幌市滝野霊園.(2006/07)


最近そこかしこで幅を利かせ始めているコウリンタンポポです.もちろん外来種なので,まだまだ広がっていくんでしょうね.オレンジ色でどぎつくてどうしようもないやつだけど,時々,おっ!と感動することもある.マクロで寄ると,けっこう華やかだしね.でもやっぱり態度でかすぎ.:-p うしろはカラマツ林です.明るくていい雰囲気.札幌市滝野霊園.(2006/07)



周りは単なる産業廃棄物処分場で,まあ殺伐とした場所ではあるんですが,その土手の一部を写真で切り取るとこんなヘブンリーな雰囲気に.(^^; 白樺の向こうの夏空とタンポポ・フランスギク?の花もいいけど,個人的に一番気に入ったのは,土手の上に生えているイネ科の草穂ですね.それを通して向こうの空見ていると,寝っ転がりたくなる.札幌市真栄付近.(2006/07)

キュートな色の青空にハリエンジュ(ニセアカシア)の花満開でした.この木は外来種ですが,いまや国内の蜂蜜産業の支え手になっているわけで...この写真撮ったときも,頭上ではブーンブーンとたくさんの働き蜂の羽音が海鳴りのように聞こえており,ちょっと怖かったです.まあ彼らは下にいる人間など眼もくれないわけですが.三笠市奔別.(2006/06)


初夏の定番,ルピナスです.この花はもう何度も撮ってて,いい加減飽きてきてますが...(^^; でもまあ,何度撮ってもいいもんです.ほんとは,黄色とかオレンジとか斑入りとかの色バリエーションがあるともっと素敵なんですけどね.ちなみにここはただの草っぱらのようにも見えますが,いわゆる“人が昔たくさん住んでいた跡”で,ルピナスはその名残でもあります.Photoshop でハイライト補正入れてます.夕張市清湖町.(2006/06)


モネの池,というか...スイレンの葉の浮かぶ池に背後の林の影がゆらゆらと...この右側では濃いピンクの花がぽつぽつと優雅に咲いていましたが,クルマの中に DA50-200 忘れてきてしまった...これはタム28-75 です.長沼町マオイゴルフ場付近.(2006/06)


もうこれはなんぼなんでも春ではなくて初夏ですよね.もっとも,このセミの抜け殻は“ハルゼミ”のようなんですが.木の幹は,周りにあふれる緑でもろに緑被りしており,その背後の明るく濃い緑が夏の予感を感じさせてくれました.岩手県盛岡市建石山.(2006/06)


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