秋
あれこれファインダの中で悩んだんですが,結局うまいフレーミングになってくれませんでした.未熟です.orz 側溝の金属カバーのグリッドに引っかかった(おそらく)ヤマザクラの紅葉落ち葉です.夕暮れが近かったと思いますが,その陽の低さと黄色っぽさが,秋の終わりを...ということで,今年の秋はこれで打ち止め.砂川市ハイウェイオアシス.(2006/11)
今度は『カラマツ街道』です.いつも撮るポイントなんですが,今回はさすがに撮影中にクルマが一台通りかかりました.初めてです.(^^; タム70-300のテレ端で望遠の圧縮効果がうまく出て魅力的な構図になったと思います.道路上へのカラマツの落ち葉の堆積と樹影とがシンクロしているのが面白いです.ちなみにこの道路,けっこう立派に見えますが,単なる農道です.でもなければいくら北海道と言っても,車線の中央に立ってシャッター切るなんてことはできません.:-p 少し写真が斜めになってしまいましたね...占冠村双珠別.(2006/11)
『魁夷の森で輝くカラマツ』とタイトル付けさせていただきます.(^^; 流れる雲に日差しが遮られる中で,なぜかこの一本だけが逆光を浴びて黄金色に輝いていました.うしろの白樺・エゾマツの山肌が日陰になって青黒くなっているのがなんとも...占冠村トマム付近.(2006/11)
デリケートな切ない姿ですよね,葉の落ちかけた黄葉のカラマツ.私はこの雰囲気が大好きです.他のどんな樹にもないキャラクタです.このシーンでは,背景が青空ではなくちょっと雲が暗いのですが,それが逆に晩秋−初冬の雰囲気を.上士幌町付近.(2006/11)
同じくヘリ空撮.これは海岸の絶壁を飛び越して,斜面すれすれに飛んでいるときのショットです.(@_@) けっこう怖い.こういう条件だと風の影響もあって,ヘリはけっこうゴツンゴツンと揺れますので,写真を撮っても成功率は大体半々です.そのために,感度を上げてシャッター速度を稼いでいます.こういうときにはタム 28-75/f2.8 は強い味方です.暗い望遠ズームじゃぜんぜんダメだし,16-45ではクローズアップと一絞りが足りない...そういう意味で,来年出る(だろう)DA☆50-135/2.8 にはすごく期待しています.広尾町付近上空.(2006/10)
毎年この季節恒例のヘリコプター空撮です...と言っても,単に請け負い業務で乗っているもので,こっそりと趣味写真も撮っちゃったというものですが.f(^^; 去年も書いてますけど,ヘリというのは遅いように見えて実は時速 200km 以上のスピードで飛んでいるので,足元の被写体はあっという間に通り過ぎてしまいます.先に前方を注視していて,来るぞ来るぞと待ち構えていないと,思うものは絶対に撮れません.おそらく秋蒔き小麦畑だと思いますが,そのあぜに植えられたカラマツ並木の落とす長い影が,ほんとに切ない感情を呼び覚ましてくれます.帯広市帯広空港付近上空.(2006/10)
町のシンボルにもなっている有名なハルニレの木です.この右側にもう一本あります.下は河川敷の草地なんですが,開発局がこの木のためにわざわざ草刈整備してくれているみたいで,広大な原野の中みたいに見えます.実はこれ DA12-24mmワイド端なんですが,そんなワイドに見えないですよね.タム28-75で撮ったみたいにも見える.要するにこの木,『すんごく大きい』んですよ.(^^; このポイントでも肉眼では見上げるような角度なんです.そういうのがちょっと分かりにくい写真になってしまいました.やっぱり,ぎょがーん,がいるのかな.:-p 豊頃町茂岩付近.(2006/10)
ありがちな秋のススキですが...天気がよくて空が青かったということもあって,思い切ってススキの群れの中に入り,DA12-24ワイド端でそこから見上げた角度で撮ってみました.ワイド特有の“収束感”も働いて,面白い感じで写せたかなと.このシーンに限って言えば,DA10-17ぎょがーんが欲しかった.(^^; 豊頃町茂岩付近.(2006/10)
これはおそらく汽水湖なんだと思いますが...そのせいか,植生がちょっと変わった感じでした.葦なのかヨシなのか分かりませんが,イネ科植物の群落が,空の青さを映した湖面と対岸の枯れ林とで,綺麗なストライプを作っていました.豊頃町湧洞沼.(2006/10)
逆光でもないのに,なんだかフレアっぽくなってしまい,どこにピンが来ているのか良く分からない写真になってしまいました.まあこういうススキの穂のふわふわした部分というのは,600万画素ベイヤCCD機には荷の重い被写体だとは思いますが...それはそれとして,うしろの沼の淡いブルーの背景が雰囲気を作ってくれました.豊頃町湧洞沼.(2006/10)
これは多少(かなり)トリミングしています.望遠に変えればよかったんですが,タム28-75でそのまま撮ってしまったのが思いのほか良かったので.枯れ朽ちながらもまだ枝先に残っている白樺の葉が寂しいです.その根元には,すでに来春のための芽が出ているというのに...老残? 帯広市グリュック王国付近.(2006/10)
単なる草むらの雑草だと思いますが,低い午前の日を逆光に浴びて透けた薄茶色の枯葉の色がなんともいい感じでした.真ん中の葉のフォーカスもどんぴしゃに決まった...て,AFだから当たり前か.f(^^;帯広市グリュック王国付近.(2006/10)
同じようなカラマツ並木ですが,角度を変えてDA12-24mmで広角で撮るとこんな感じに.太陽の処理に悩みましたが,半隠しという感じで光芒も出て,うまく処理できました.あぜ道に落ちるカラマツの影の並びが切ない.帯広市大正付近.(2006/10)
畑(牧草地,かな)のあぜに植えられた防風防雪林だと思いますが,カラマツの幹がそれが何列にも重なって,まるでカーテンのようです.タム70-300mm のテレ端開放ですが,おまけに逆光ノーフードなのに,後ろの青みがかった朝もやのフレアも含めて,なかなか良く写ってくれました.帯広市大正付近.(2006/10)
こういう定番風のモミジは,今まで何度も何枚も撮ってきたので,もう撮らないと決めていたんですが...まあ,綺麗なのがあると本能的に.f(^^; ちょっと黒い斑点が出てきて汚くなって来てますが,オレンジがかった色も,葉の形も細い黒い枝も,まあまあかな,と.千歳市キウスPA.(2006/10)
虫にかじられたのか,黄色枯れ色の大きな葉のヘリが,いかにも秋の終わりを.タム28-75mmテレ端ですが,ほんとに良く写ってますね.原寸で見ると葉脈の精緻さに感動します.ちなみに左側の葉脈が太く見えているのは,ほぼ真横右側から差し込んだ日の光による影のエフェクトです.札幌市清田区平岡公園.(2006/10)
なんと言うんでしょうか...デジカメで本格的に写真撮り始めたのは QV-4000 買ってからでしたから,もう5年以上になります.そうすると,“綺麗なものを綺麗に撮る”ことにだんだん飽きてきたみたいな気がするんですよね.まあ,単なる『停滞』なのかもしれませんが.シェークスピアだったと思いますが,“綺麗は汚い,汚いは綺麗”というのがありますが,大げさに言えばそんな感じでしょうか.自分は結局こういう写真を撮りたいんじゃないかな?と最近特に強く思い始めてます.これはおそらく“実成り”のモミジが直接地面から生えてるみたいで,エネルギーがなく既に朽ちはじめてますが,強く心に残りました.札幌市清田区平岡公園.(2006/10)
これは外道に近いようなトリミング写真.m(__)m もとは横位置のものです.葉っぱはホオノキの落ち葉でけっこうでかいんですが,その上に朝露なのか夜半に雨でも降ったのか...既に昼過ぎになってましたが,気温も10度前後と低かったのでそのまま蒸発せずに残ってました.午後の陽を低く浴びた水滴の輝きと真ん中で半分にトーンが分かたれた落ち葉が切ない.(^^; 札幌市清田区平岡公園.(2006/10)
おそらくハンノキだと思います.いつもそうなのかもしれないけど,今年は特にこんな感じで,黄葉する前に朽ち枯れていくというか...でも,そこが逆に情緒的に撮れたのかなと思っています.札幌市清田区平岡公園.(2006/10)
ありがちなナナカマドの紅葉ですが,なんだか色はオレンジっぽくていまいちでした.これは定番ということで逆光を狙ってみたものですが,ちょうど枝の影が一本二本黒く落ちて,良いアクセントに.タム28-75テレ端ですが,薄く透けた葉脈の描写といい,素晴らしいですね.これが 1000万画素 K10D ではどうなのか...不安.札幌市清田区平岡公園.(2006/10)
公園駐車場のコンクリート壁一面に蔦の葉が紅葉してました.ちょっと紅すぎるというか,写真全体にポイントがありませんが,他の紅葉がいまいちだったのでまあいいでしょ.(^^; それにしてもここまで紅くて赤が飽和してないのは,*istD さすがだな,と思います.K10D も 22bit ADC でこれ以上だったらいいんだけど.札幌市清田区平岡公園.(2006/10)
これはおそらくイタドリの残骸だと思います.腔腸動物の触手みたいなのは,花の散ったあとです.縮小なのでほとんど消えてますが,小さいながらもちゃんとした形のクモの巣が二つかかっています.タム70-300 ですが,同じような逆光のシーンは昨年もシグ70-300で撮っていますが,かなりフレアっぽかった.ノーフードでこれだけちゃんと写るとは,タム70-300の逆光性能はシグよりもかなり上なんじゃないかな...と満足.もっとも,微妙に手ブレしています.早く K10D が欲しい...って,何度も書いてるか.f(^^; 夕張市真谷地.(2006/10)
もうまともな紅葉が撮れそうにないので,開き直り.(^^; PAの苔むしたアスファルトの上に落ちていたカラマツの枝です.松かさが二つ可愛くついていて,低い朝陽に濃い影が二つ...周りに散らばっているのはカラマツの落ち葉です.千歳市キウスPA.(2006/10)
この場所は昨年見つけた撮影ポイントなんですが,今年の夏の異様な長さと暑さがたたったのか,たいがいの木は葉が落ちきっていて,初冬のような佇まいでした.その中で一本だけ際立っていたのが,このハウチワカエデでした.でもやっぱりなんか寂しいな...江別市昭和の森.(2006/10)
白樺ってやっぱり好きですね...独特のナイーブさというのか,エレガントさというのか.うしろの黄葉はもしかすると別の木かもしれません.白樺自体はほとんど葉が落ちきった感じだったので.枯葉の地面とシャドウになった部分,それに黄葉と三層になった背景が,白樺の幹の白さと上品にマッチしてくれました.札幌市豊平区月寒公園.(2006/10)
下で“飽きてきたので”といいながらやっぱり撮ってしまう.f(^^; おそらくヤマモミジだと思います.周りはまだちょっとピークには達していない感じでしたが,この紅葉はもう過ぎかけているのかな? 左に半分だけ見えている幹はおそらくプラタナスかと.札幌市豊平区月寒公園.(2006/10)
モニタにとっては薄い黄褐色にも見えると思いますが...目で見た感じはほとんど白というか薄い灰色でした.黄葉というよりは色が抜けて無色になっていく感じ,不思議です.こんなの初めて見ました.自信はないのですがおそらく,ツリバナの葉っぱだと思います.この下に半分紅葉した写真を上げてますが,紅い実も落ちきる頃になると,こうなっちゃう樹みたいです.まあ,単純な紅葉・黄葉という写真もそろそろ飽きてきたので...:-p 札幌市豊平区月寒公園.(2006/10)
この日は前夜に強風が吹き,まだ落ちるには早い黄葉しかけの葉っぱがかなり大量に落ちてしまいました.妙に足の長い草の緑が生々しく,そこに散らばったさまざまな色とフレッシュさの葉っぱが絵画的な感じでした.札幌市清田区平岡公園.(2006/10)
すいません,白状しておくと,これは演出です.なにかのフェルト状の実の付いた小枝が落ちていたので,それを大きい黄葉の落ち葉の上に置いたものです.まあ,このくらいはいいでしょう? f(^^; 札幌市清田区白旗山付近.(2006/10)
これまた私としては本当に珍しい.デジカメ買ってからキノコ撮ったのって初めてじゃないかな...? 知人に見せたら『シメジでしょ?』と言われましたが,私にはこれを取って食う勇気はない.まあ,いかにも,秋,か.札幌市清田区白旗山付近.(2006/10)
なんだか私には珍しい被写体というかアングルだな...稜角鋭い岩盤の表面を一面に覆った苔の触感が生々しく,そこに食い込んできている白樺の幹のたくましさもうまく出た.札幌市清田区白旗山付近.(2006/10)
侘び寂びといいますか...こんなの嬉々として撮るのは私ぐらいのものか.f(^^; 葉っぱは見てお分かりのようにホオノキの枯葉です.破れてます.その裏が見えているわけですが,ある意味では老醜とも見える浮いた染みがなんとも,しみじみと...あ,しゃれじゃないすよ.:-p 札幌市清田区白旗山付近.(2006/10)
カラマツの落ち葉散らばる地面に,鮮やかなしかし虫食いの大きな紅葉・黄葉が...何の葉っぱか分からんのですが,前夜の強風で落ちたものらしく,上見ると蔦性の紅葉したやつが見えたので,もしかするとツルウメモドキなのかも?札幌市清田区白旗山付近.(2006/10)
なんだか寂しいですね...天気が悪くて人が少なかったというのは私には幸いしたけど,並木(エルム?)が,黄葉する前にもはや落葉しかけているというか...秋というよりは初冬の雰囲気で寒々としていました.札幌市モエレ沼公園.(2006/10)
光と翳の秋というか...木漏れ日の下の芝生の上に散らばった落ち葉がなんだか決まりすぎでした.ちょっとでも間違うと“汚い落ち葉”になりかねないシーンですが,これはうまくごまかせたかな? 夕張市滝の上公園.(2006/10)
いわゆるツリバナです.この実は開くと面白い格好していてそれだけでも面白いんですが,この葉っぱの色抜けしたような薄い紅葉?も面白い.なんだか力が抜けていくようです.これは実はPAのトイレの裏なんですが,(^^; その壁が綺麗なグレーのバックになって効果的でした.苫小牧市美沢PA.(2006/10)
このとき紅葉盛りだったのは,このツタウルシだけでした.からまっている幹はなんかの松だと思いますが,良く分かりません.最近ウルシというものを知らず,綺麗だと触ってかぶれる子供(大人もか)が増えているとかで...芦別市三段の滝公園.(2006/10)
久しぶりに秋の美瑛富良野に行ってみたんですが,紅葉・黄葉は,はっきり言ってイマイチでした.今年の北海道は夏がすごく長くて暑かったせいか,本来黄葉すべき白樺などがすごく元気がなくてもはや茶色に枯れかけてました.ナナカマドはこれからのようでしたが,実がこんなに紅くこんもりと.日陰の中でうまくその可憐な雰囲気が出せました.上富良野町後藤純男美術館駐車場.(2006/10)
これも,家の周りでショット.シュンメイギクですが,純白の花弁の中に鮮やかな黄色いシベと緑色の(なんて言うんだろう?)中心部がすごくエレガントに映りました.露出補正も決まったかな.札幌市清田区自宅裏庭.(2006/09)
この日はなんだか体調が悪く,外に出かける気が起きなかったので,家の周りでなんかないかと探してみました.これは近所の某所から“盗ってきて”(^^; 自分の庭に植えた変りコスモスです.紅い縁取りがとてもゴージャスで綺麗です.28-75 テレ端ですが,つくづくいいレンズだと思う.これが K10D でも実力を発揮してくれればいいのですが...札幌市清田区自宅前庭.(2006/09)
こういうのって撮っちゃうのは私だけなのかな...色も構図も写っているのも地味の極致です.公園の石畳の上に落ちていた白樺の葉っぱ(枝?)です.強風で飛ばされて落ちたんでしょうか? 今年の北海道は異常に夏が長くて暑く降雨が少なかったので,白樺だけではなくほかの樹も,紅葉・紅葉する前に枯れかけた葉っぱが落ち始めています.ハンノキなんか悲惨な状態でした.御影石の粗い岩肌と茶色に色が抜けた葉っぱの色彩の対比が決まった...と自分では思っているのですが? 南幌町南幌中央公園.(2006/09)
これは完全に園芸花で,駐車場のフラワーポットの中に咲いていたものです.なんという名の花なんででしょうか? 葉っぱにすごく特徴があるのですぐに分かるかと思ったんですが,調べてみてもちょっと分かりませんでした.黄色い花弁を飛ばしたくなかったので,マイナス補正かけましたが,ばっちり決まると気持ちいいですね.岩見沢市毛陽.(2006/09)
ユウゼンギクなんじゃないかと思いますが,自信はありません.薄い紫色が印象的でした.旧住宅地あとに咲いていたものなので,天然自生じゃないのかも.夕張市真谷地.(2006/09)
これぞまさに秋の風景.もうあっという間に里山もこうなってしまいました.逆光に輝くススキの穂がタム70-300でうまく捉えられたと思います.夕張市真谷地.(2006/09)
これが秋の風景か?と言われると,まああれなんですが...(^^; 妙に立派な太い(おそらく樹齢100年以上)トドマツで,その木肌と貼り付いた地衣類のグラフィックさにすごく魅かれました.ちなみにこれ実は,業務用K100D+DA18-55です.要するに業務中写真ですが.f(^^; 浦幌町カルシナイ川.(2006/09)
歩道の上の落ち葉です.ただそれだけなんですが,落ちかけた低い夕陽に照らされて,葉もアスファルトも立体的に不思議な感じに.落ち葉の階調はマイナス補正でも飛ぶ寸前でしたがなんとか収まりました.タム28-75mm です.*istD の“寿命”もそろそろかなとも思うんですが,やっぱり私には良いカメラなんだとしみじみ感じます.日高町青少年自然の家付近.(2006/09)
おそらくノラニンジンの花だと思いますが...花冠というのか,まるで万華鏡で覗いた世界のような幾何学です.逆光に浮かぶ白もなんとかマイナス補正で飛び過ぎずに決まった.日高町青少年自然の家付近.(2006/09)
色というか,葉っぱの元気さはあんまり秋らしくないんですが,前線通過でやっと本格的な秋の気団が入ってきた日の朝です.気温は10度前後だったかと.初秋の朝露の風景ということで.日高町青少年自然の家付近.(2006/09)
朝,宿のまわりを散歩していたら,エノコログサの穂が朝陽に照らされて...露出は難しかったのですが,マイナス1で,なんとか.点光源ボケは絞りの形がちょっとばかし見えてますね.こういうの嫌う人もいますが,まあいいんじゃないですか? (^^; 日高町青少年自然の家付近.(2006/09)
野生のホップの実です.毎年見ているものなんですが,今年はどういうわけか写真を撮り易いところまで伸びていたので,これはチャンスと.レンズはお散歩レンズのタム28-75mmです.日高町青少年自然の家付近.(2006/09)
なんだか鋭く綺麗な実ですね...撮った時はこれが何か分からなく,アザミなのかな?とも思ったのですが,あとから調べてみたら,なんと“ゴボウ”でした.知らなかった.それにしても,いや〜...タム70-300mmDi なかなかやりますね.背景の光点ボケもけっこう綺麗です.占冠村双珠別.(2006/09)
タム70-300mmワイド端のマニュアルフォーカスです.不精者の私としてはマニュアルは珍しいんですが...さすがにこれはAFでは無理だった.このサイズで見ると,ピンボケじゃんともしかして思われるかもしれませんが,アキアカネの複眼にジャスピンです.占冠村双珠別.(2006/09)
セイタカアワダチソウの花穂が出てくるところです.なんと言うのか...まるで黄緑色の炎がゆらゆらと立ち上がっているようです.ただの雑草も注意深く見ると,こういう幻想的な姿を見せている一瞬があるんだな...と感心.日高町パンケウシャップ.(2006/09)
巷ではあまり好かれることのない,というかふつー嫌われ者のセイタカアワダチソウなんですが,ちゃんと見てあげると,意外に清楚・可憐なものです.背後のさまざまな色のボケもいい感じでしたね.タム70-300mmDiです.なかなかの安物レンズ,ていうか.日高町パンケウシャップ.(2006/09)
季節は既に秋でしたが,遠くの山地上に浮かぶ積雲はまだ夏の名残を示していました.手前のシャドウの中はスキー場の斜面ですが,セイタカアワダチソウの群落になっていました.それにしても札幌からクルマ1時間圏内で,こんな広々とした風景に出会えるとは,やっぱり北海道はいいな...と思います.もちろん DA12-24mmワイド端です.同じ広角でも魚眼ではこういうのは表現できないですね.長沼町長沼スキー場.(2006/09)
北広島市島松.(2006/08)
この木肌は北海道では普通ちょっと見ないもので,おそらくこの見本林(と文学資料館)の象徴とも言えるストローブ松なのではないかと.蔦の葉はまるで双子の姉妹のようで,葉は伸びる先ほど小さく色が薄くなっていて,“二重のグラデーション”を作っていました.旭川市見本林.(2006/08)
ちょっと自信はないのですが,撮ったときはツルアジサイの実だと思いました.違うかな...? まあいずれにせよ,秋の始まりを感じさせる実りの風景でした.旭川市見本林.(2006/08)
今年の秋はここから始めました.オオハンゴンソウの黄色のかたまりの背後になびくススキはまだ開きかけでしたが.これもタム70-300mmDi ですが,こういうシーンはなかなか得意なレンズですね.輝度差が大きいとちょっと色収差が目立つようになりますけど.旭川市嵐山展望台.(2006/08)