タタミィスティックについて
下に書いたように,このクリーニングスティックを購入したのは,2006/12 です.つまり購入して4年経ったわけです.この間,このスティックを実際に使用したのは 2007/05-06 で,*istD と K10D に使っています(CCDのゴミ付着についてのページ参照).その後,このスティックはカメラ棚の引き出しにしまわれ,K20D と K-7 では一度も使われることもありませんでした.
それが,K-5 の『センサー・ステイン』に書いた件で,3年半ぶりに引き出しから取り出されたわけです.正直言って,先端の粘着力とか,ほんとうに経年変化でダメになっていないか不安でした.粘着力が落ちたくらいならまだいいけど,材質の劣化でローパスに異物が付着!!なんていうことになったら,目も当てられません.
そういうわけで,K-5 で使ってみる前に,ごみとり紙の上で何度もテストし,使い心地も材質も,購入当時とまったく変わってないことを確認してから,ローパスにあてました.
4年経ってまったく品質が変わってなかったというのは,こういう類のものですから,ちょっと驚きです.素晴らしいことだと思います.再び使う機会があるかどうかは分かりませんが...
(2010/12/07)
K10D のDRの効きについて,のページで,
> ブロアでどうしようもない場合がもし起きたら,タタミィスティックでペッタンすれば良いわけで,
...と書きましたが,このスティック,発売されてもどこにも売ってなくて入手できなかったんですけど,やっとヨドバシオンラインに登録され,無事入手することができました.
これがホントに現金正価4000円?!と思ってしまうようなちゃちなものですが,(^^; その効能は絶大のようです.まだ使う場面に遭遇してませんが,そのうち使用感を報告したいと思います.
ちなみに“タタミィスティック”という俗称は,ペンタックスの開発・広報担当の畳屋久志さんにちなんだもので,某2ちゃんねる周りで命名されたもののようです.ペンタ内部でも“畳屋棒”と呼ばれているんだとか.
ところでついでですが,K10D のセンサ周りは,ミラーボックスが小型化されたせいなのか,*istD に比べると『四角い立て穴の底』にセンサがあるように見えます.
*istD では,ニコンのクリーニングキットを使ったわけですが,これはセンサ周りに少し余裕がないと,シルボン紙を巻いたスティックを自由に・迅速に動かすことができず,拭きむらが生じてしまいます.K10D ではとても使えないな...というのが実感です.
タタミィスティックは K10D 専用というわけではなく,*istD シリーズや K100D でも使えるそうなので,これは重宝しそうです.ペンタのメンテ部門で使っていたものだそうですが,素晴らしいものを売ってくれたものだと思います.
(2006/12/13)