砂岩中のウェブ構造
松前町折戸浜.2002年7月撮影.この構造には1988年頃からすでに気付いており,何枚か写真を撮っている.これはだいぶ後の撮影であるが,こちらの方が画質が良いので.と言っても,最初に買った業務用のわずか300万画素の廉価なデジカメで撮ったものであるが...ポジフィルムのスキャンとは段違いであった.
で...これがなにかというと,付加体砂粒径堆積物中の剪断破砕による“粒度減少 grain-size reduction”構造である.それが固結状態でということなのか,それとも半固結(含水)状態で起こるのかは私には分からないが,イメージ的には後者かと.癒着剪断面ということで.