やや細粒なOQ礫の鏡下写真

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実は...『実は』が多いが,大迫古生層の中にOQ礫を発見したのは私たちが最初ではなく,大上和良さんをはじめとする東北大の方たちである(1983年).素晴らしい発見だとは思うが,彼らの報告したものは『ダスト・リングを持つ石英粒子』であって,OQ粒子そのものではない.

この薄片写真では,OQ礫そのものの円磨度が非常に高いのも気になるところである.なにしろほぼ100%石英という堅牢な岩石である.

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