これはＧＰＳ購入してからずっとやってみたいと思っていたことなんですが．．．ヘリコプター搭乗時のＧＰＳロギングです．
使用したのは，やはり“どこ飛んでいるか分かる”ということで，ガーミン・コロラド300．出発時に機長にＧＰＳを持ち込んでいいか尋ねたところ，“厳密には×だが，まあいいでしょう”ということでした．サンクス．
で，これは帯広空港を拠点として，広尾海岸方面と浦幌の山岳地方面への２フライトの軌跡の全体です．結果として，立派なトラックログが取れました．
こちらは，海岸の崖面の上方を何度か旋回しながら飛んでいるときのトラックの拡大図です．まったく破綻が見られず，素晴らしいトラッキングだと思います．
コロラドの保持位置ですが．．．ヘリの搭乗座席が右端だったので，ジャケットの右胸ポケットにコロラドを入れています．上部がふさがれないようにポケットのフラップを開けただけで，まったく問題ありませんでした．
素晴らしいと思います．今までこの仕事でヘリから写真を撮ったとき，あとから見ても，どこの何を撮ったものか（メモなど撮っている時間的余裕はゼロなので）まったく分からなくなってしまうものがあって往生していました．前後の写真からの勘だけで決めたものもありました．
ただ，ヘリは旋回時以外はけっこうなスピード（150km/h以上）で飛んでいるので，デジカメの時刻合わせをいままで以上にきっちりと行う必要がありますね．