フィールドのクルマ





なんだかいままで書くのを忘れていたような気がするのですが...フィールド調査道具と言っておいて,その最たるもの『クルマ』を忘れていました.

昨今の教育研究条件では微妙なところ(詳細は書きません)ですが,だだっ広い北海道に限らず,地質調査の際の移動手段としてクルマは必須欠くべからざるものでしょう.

この写真は,1990年代のある年の5月下旬,(旧)静内町静内川支流の春別川上流での我が愛車,レガシー・ツーリングワゴンです.いつでも野宿できるように,ラゲッジスペースには,調理道具と寝具が積んであります.
私は初めて自分のクルマを買ってから現在まで5台の車を乗り継いできましたが,すべて4WDツーリングワゴンです.

たとえばこの写真の場所は,林道入口から20 km以上,最終人家からは30km近く離れたところです.そういうところに入るためにはクルマは必須だし,4WDでたくさんの荷物を詰める必要があるのは当然です.

それにしても新緑の春別川上流,素晴らしいですね.今はいろんな意味で,こういうところに立ち入って調査するような状況にはないので,こういう写真を見ると,なにか胸の奥がツンとなるような気持がします.

2013/04/01 13:42:03


コメント:
 嶋岡 (2013/04/03 15:28:53)
  御無沙汰しております。
「バイク」は併用しているのですか?
仕事では厳しい林道の場合はレンタルでジムニーを使用しています。すれ違う営林署の車も軽自動車が多いですね。

コメント:
 mkawa (2013/04/03 15:56:19)
  嶋岡さんご無沙汰してます.バイクは...もう二十年前にやめました.
ジムニーですか,あれは最強ですからね!いつだったか,調査で渡渉して入った沢の奥で,中洲の巨礫がごろごろしているところにジムニーが止まっているのを見て,恐れ入ったことがあります.
今は,レガシーで野宿というのもなくなってしまいました.年を取るのはさびしいものです.


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