これからの地質調査はGPSだっ！なんて書いてしまいましたが，現実はキビシイ．従来の調査手法をGPS（＋パソコン）で全面的に置換する方法はまだ誰も確立していないと思います．
そこでとりあえず，私が地質調査するときの簡易測量というか距離を測るアイテムはこれ．レーザ測距装置です．
もともとの使用想定としては，どうも『ゴルフの目標地点までの距離を測る』ことにあるようなのがどうも気分がよくないのですが．(^^;
そんなことは置いといて，実際に沢の中などで適当な目標物までの距離を正確に素早く測ってくれるので実に重宝します．目的物が平面でこちらに垂直に向いているのが理想的ですが，沢の中の大きな石とか，そうでない場合でもまず確実に数値を出してくれるので，なかなか優れものです．
私の地質調査歴としては最初が歩測．その次がめんどくさくなって目測，それがずっと続いて，その次にレーザ測距ということになります．
実はこの測距装置，２代目です．１代目はやはりニコン製の800m版でしたがでしたが，ある日突然壊れました．