Garmin GPS38J





GPSを地質調査の実習に使う戦術を考えているうちに,『うちの教室には実は実習用GPSが存在する』ことを思い出しました.思い出した?...おそらく2000年前後のことだったと思いますが,当時助手として教室に在籍していたSさんが実習用に購入したものです.

さっそく保管棚から引っ張り出してみると,このようなものでした.箱には EMPEX とありますが,中身はガーミンそのもので,型番は GPS38J となってます.どうやら EMPEX が日本語化したものらしいです.

単三電池4本を入れて起動してみると...もちろん室内なので衛星捕捉はできませんでしたが,とりあえず動くみたい.取扱説明書を読んでみると,『3ヶ月以上電源を入れてないときはキャリブレーショをせよ.15分~30分かかる』とあります.(@_@) おまけにキャリブレーションするには,“岩手県水沢”から800km以上離れているときは緯度経度を手入力せよ...

おまけに,この地図データも何も入っていないものをどうやって使うのか? 裏ブタ開けると見たことも無い4ピンのコネクタがあるのですが,PCとはどうやって接続するのか? そんなことできないのか?



コロラド300が初GPSという私にとっては,『異次元』なのでありました.

思うに...Sさんは大変な先見の明があった方なんでしょうね.ただその先見が少しばかし早すぎたと...

2009/03/26 10:26:52


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