下の方で“夕張岳ウォッチャーの成果はおいおい紹介”すると書いておきながら，そのままになっていました．
まずは，本家お膝元というか，シューパロ湖畔からの夕張岳です．まあある意味では一番はっきりと近く見えるところ，ということになります．左の写真は早春ということで，おそらく５月初旬（て，Exifに 5/20となってますね^^;），もちろん中腹から山頂は残雪に覆われており，このときはそれに加えて山頂付近はまだ雪が舞っているという状況なのかも．ちょっと暗いけど，いい雰囲気です．
下は，夏真っ盛りの夕張岳．７月です．残雪がほぼなくなっているので，沢筋の形などが不明瞭になってしまい，ちょっと平板な感じですね．
それにしても，独特な山容の山です．おそらく日本国内にはこんな雰囲気の山はないんではないか？と思います．同じ蛇紋岩の山でも，早池峰山なんかは，もっと単純ですっきりしてますもんね．ひとえに，『蛇紋岩メランジュ』という地質体がこの独特な山容を作っているということだと思います．
ちなみにこの展望サイト，狭い湖畔道路の脇にちょっとクルマを止めて，ということになりますが．．．シューパロダムの新設工事に伴って，付け替え道路がかなり上のところに建設中です．そちらではこの展望がどうなるのか，ちょっと気になっています．開発局（＋夕張市）にちょっと気の効いた人がいたら，『絶対に』駐車展望場所を作ってくれ（てい）ると思うのですが．．．どうなんでしょう？