やっぱり熊
北海道で地質調査というと,やっぱり“熊”の話は欠くことができませんね.結論から言うと,私はまだヒグマのお姿を拝したことはありません.これからもおそらくないでしょう.
上にあげたのは,林道上にこんもりとした真新しいヒグマの糞です.いるところでは大抵こういうのを見かけます.おそらく夜広いところに出てきて用を足しているんだと思いますが.
これは,新ひだか町だったか,川岸の砂の上にくっきりと.そばには秋鮭のバラバラになったやつが散乱していましたので,それを目当てに出てきたんでしょうね.
ちなみに私はヒグマの足跡を最初に見たとき,『何でこんなところを裸足で歩いてるやつがいるんだろう?』なんて思いました.(^^; この足跡が少し古くなって爪跡が消えてしまうと,まさにそのように見えてしまいます.
北海道の地質調査の歴史は,ライマンからと考えてもほぼ140年ですが,その間,ヒグマにやられて死んだやつも怪我したやつも一人もいないというのは...安心するべきなのか,そろそろ誰かと考えるべきなのか...:-p
2009/03/17 15:06:14