足下の活断層?!(その2)


今朝の7時前,下に書いた直下型地震と同じ震源域と見られるM4.5(深さ10km)の地震が起こりました.自宅付近での震度は3と思われますが,いかにも直下型らしい突然の上下動に,けっこう驚きました.不安定な置物が倒れるくらいの揺れでした.

その後も余震と思われる振動が3,4回起きています.ちょうど朝食時なので,これには一般市民も『気にならない』というわけにはいかないような状況です.

おそらく...鍵は震源域の微小地震のパターン(・センス)だと思いますが,少なくともネット上には公表されていないようです.今日あたりからマスコミの取材によって出てくるかもしれません.

ネット上で調べてみると,(当然ですが)札幌市防災部署と北大地震火山観測センターのコラボで,十?数年前からデータが蓄積されているようです.その一部を見ることができましたが,(素人目には)なんとなく今回の震源域から北西に伸びる線状のパターンが見えるのが気になるところです.

これで応力の大部分が解放されていれば良いのですが...人口密集地の大都会札幌での直下型地震なので.

2010/12/02 08:23:02


コメント:
 嶋岡 (2010/12/02 11:43:20)
  おはようございます。
北区(あいの里)は震度2でした。
会社にきて、うーむそういえば足下の活断層?を思い出し
ブログをみると(その2)がありました。
タイムリーな内容で驚いています。
所謂「積丹方向」て何なのでしょう。

コメント:
 mkawa (2010/12/02 14:59:12)
  嶋岡さん,どうもです.
北広島ICは自宅のすぐそばですが,震度5弱だったそうで,驚いています.自宅ではどう考えても4よりは弱かったと思いますが,直下型特有の下から突き上げるような鋭い,加速度の大きそうな振動で,かなりビビりました.

積丹方向ですか...単純に考えると,10 Ma あたりの東西圧縮による共役系の一部だと思うんですが.日高の海岸線もまったく同じ方向ですよね.それが現在どういう役割を果たしているかは良く分かりませんよね.


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