奥火の土,forever!!





何しろ業務ブログをはじめてしまったので,少なくとも“営業日”には,毎日更新としたいものだ...と思っています.思っているだけですが.:-p

昔撮った写真を見ていたら,こんなのが出てきました.デジカメではないのでいつ撮ったものかは分かりません.これは秋かな? それとも早春か??

卒業論文から修士論文のときまで歩いた岩手県気仙郡住田町奥火の土の山々です.向こう真ん中に見える牧草地みたいなのが貞任山.歴史を感じさせる名前ですね.右端に見えているのが男火(おんび)山・女火(めんび)山です.

真ん中の沢が火の土川で,この右後ろに奥火の土の集落があります.

懐かしいな...ていうか,それ以上のものがありますね.これが良くも悪くも地質屋としての私を育ててくれた南部北上の典型的な風景です.しかしまあこうやって見ると,露出悪いですね.

こういうところを,地質調査のエコノミーを考えることもなく,とにかくすべての尾根と沢(=凹凸)を歩き回ったわけです.なんで誰か『そんなこと無駄だからやめとけ』と言ってくれなかったんだろうか...(^^;

ちなみにこのフィールドを卒論で与えてくれたのはもちろん湊先生ですが,部屋に呼ばれてでっかい地質図広げられて,『お前がやるのはここだ!』と指差されただけでした.突然呼ばれてここだと言われても予備知識のほとんど無い私には“えぇっ? どこそれ?”と思うだけで.いやはや,良い時代でしたね...

今日は単なる思い出話で終わってしまいました.この次は,地質の話を.

2009/04/20 15:16:27


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