屈斜路硫黄山
なんだか,『地質漫遊記』みたいになってきましたが...勝井先生つながりということで.屈斜路硫黄山(アトサヌプリ),これも40年前の学生道東巡検で見たところです.やはり当時の記憶(・記録)はほとんどありません.
火山に興味がなかったわけではないと思うのですが,まったく罰当たりな学生だったと思います.
溶岩の上に張り付いている緑はハイマツだと思いますが,いかにも北海道らしい独特の風景ですね.下方には,ほぼ水平の構造が見えています.
こうやってクローズアップしてみると,なんだかごちゃごちゃしていてよく分からないのですが,当時の勝井先生のご説明では,『構造をちゃんと測ってよーく見ると朝顔状の溶岩ドームの構造が見えるんだ』というものだったような.記憶違いだったらすみません.
しかし,学生の当時は,そういうものは私の眼には見えてきませんでした.それから40年たったいま...やっぱり良く見えません.m(__)m
これは観光客が群がるところの硫黄噴気口です.蒸気の噴き出す音で隣の人の声も聞こえないほどでした.火山らしい派手なシーンです.
北海道ではこういう硫黄噴気孔がクルマで行ってすぐ気軽に見れるところというと,このアトサヌプリの他には,恵山と登別地獄谷くらいでしょうか? まだあるかな?
2011/11/09 10:16:16