南美唄炭坑あと





ブログシステムの不具合?が解消されたというのに,またもや時間が空いてしまいました.なかなか始めた頃のように連投が出来ませんね...歳かな? :-p

久しぶりの地質遺産です.これは実は,二十年(大げさか?)も前から,道央自動車道を南下するたびに,『一体アレはなんじゃいな?』と思っていたものです.
美唄ICを過ぎて数キロ行くとトンネルがありますが,そのマウスの上の斜面に,なにやら炭坑遺物らしい建物が木々の間に見え隠れしています.夏はまず葉っぱで見えません.さすがに高速道路から写真は撮れないので,逆に写してみると上の写真のようになります.右下に見えるのが道央自動車道で,

ものの資料によると,岩見沢IC-美唄IC間が開通したのが1987年となっていますので,二十年といっても大げさではないのかも.




この遺構を正面から見るとこんな感じで,実に立派なものです.おそらくホッパーだと思いますが,南美唄炭坑が閉山したのは1960年代だと思いますので,約40年経っていることになりますね.




危険なのであまり近づかないほうが良いのですが,間近で見ると,コンクリートはまだ生々しく,遠くから見た印象とはまた違っています.でも,この柱の細さを見ると,そんなに寿命はないのかな?と思います.
写真を撮ったのは2007年ですけど,今もまだ健在です.でもそのうち取り壊されるんだろうな...ぜひ保存して欲しいものだと思ってはいますが.

2011/02/10 13:40:12


カテゴリー目次へ戻る
トップページへ戻る