このカテゴリーはこれで最後のネタです．新たなネタが出てこなければ，これにて打ち止めということに．．．
夕張大新坑の旧坑口付近，だと思います．夕張挟炭層の観察ついでに，ちょっと残雪の上を歩いて行ってみました．その筋のページでは，『教会のような荘厳さ』とか言われていますが，確かにそんな雰囲気もします．静かで誰もいないぽかぽかな春の山の中でした．
これがどんな使われ方をしていた建物だったかは私には分かりませんが，既に大部分が崩壊しており，残っているのは外壁だけでした．いずれこれがばたんと倒れれば，がれきの山になってしまうんじゃないかと思います．
夕張で私が見たことのある炭鉱遺産のほとんどが，現在取り壊されたり崩壊したりして無くなってしまっています．もうちょっと保存とかできないもんなのかな．．．と思うんですが，それには先立つものが必要ということなんでしょうね．残念ですが，しょうがないような気もします．